オリックス・バファローズは、京セラドーム大阪を本拠地にする、パ・リーグで関西唯一のチーム。近年、その強さに加え、選手との距離が近いファンサービスで応援が熱く盛り上がる! 京セラドーム大阪を訪れた佐藤晴美が、曽谷投手と夢の対談を実現!
曽谷投手と晴美の夢の対談が実現!

曽谷龍平
そたに りゅうへい●投手。24歳。奈良県出身。身長183cm、体重83kg。2022年のドラフト1位指名を受けて入団したサウスポー。最速150km/hを超える速球と多彩な変化球が武器で、特に鋭く曲がるスライダーは、「ジェットコースタースライダー」と自身が名づけた勝負球。’25年シーズンは開幕ローテーション入りを果たし、好成績を挙げている。
今季ローテ入りの爽やか左腕!

晴美「チームに愛されてる雰囲気が伝わります」
佐藤晴美(以下、晴美) 初の完投勝利を挙げ、開幕から絶好調ですね。決め球のジェットコースタースライダーの秘密を教えてください。
曽谷龍平投手(以下、龍平) 曲がり幅に自信があります。大学時代、同級生に「ジェットコースターみたいに曲がる」と言われ名づけました。
晴美 ずっと研究していたんですか?
龍平 高校時代はストレートばっかり投げてました。当時はコントロールに自信がなくて。
晴美 意外でした。実は私、野球を見ていて、ずっと気になっていることがあって……。
龍平 はい、なんでしょう?
晴美 試合中に、キャッチャーや内野手の皆さんがマウンドに集まる場面がありますよね。あのときどんなことを話しているんですか?
龍平 基本的には野球のことですね。次の打者をどう抑えるか、とか、次の球は何を投げたらいい?と相談したりしています。
晴美 いつも想像していたんです。今日夜ごはん何食べる?とか話してるのかなとか(笑)。
龍平 ふざけてそういう話でリラックスすることも(笑)。一瞬でもチームで集まると、「よし!」と、ギアが一段上がります。
晴美 チームのいい雰囲気が伝わってきますね。
勝負メシは由伸投手直伝のうどん

龍平「投手陣みんなともいい関係性です」
晴美 試合前のルーティンを教えてください。
龍平 うどんを食べてます。入団1年目のとき、チームメイトで今はドジャースで活躍されている山本由伸投手に、試合前に何を食べていますか?と聞いたんです。そしたら「僕はうどん食べるよ」って教えてくれて。消化がよくて体力がつく。僕もそうしようと思って、2時間前くらいに選手食堂で、軽く1玉食べています。
晴美 貴重なエピソード! 普段の好物は?
龍平 いちばん好きな食べ物はハンバーグです。
晴美 いいですね、目玉焼きのせちゃう?
龍平 最高。実家で母が作ってくれます(笑)。
晴美 シーズン中、どうやってマインドを上向かせていますか? リフレッシュ方法は?
龍平 僕は1週間に1回しか投げないので、落ち込むことがあっても次の日には引っ張らない。顔に出さず球場に向かうようにしています。休日はドライブで景色のいいところに行きます。
晴美 素敵ですね! 今シーズンの目標は?
龍平 自分自身としては、2ケタ勝利を勝ち取ることです。それから、やっぱり岸田監督1年目のシーズンですし、もう一度日本一奪還をチーム全員で目指して頑張ってます。
晴美 応援します! ありがとうございました。

晴美「サインをいただきました!」
編集長中川のガチオタ解説。バファローズ、ここがすごい!
かつてはイチロー選手、現在ドジャースで大活躍の山本由伸投手といった日本を代表する選手を数多く輩出してきた名門・バファローズ。今シーズンは岸田新監督のもと、2年ぶりのペナント奪還を目指します。開幕から曽谷投手、太田選手、麦谷選手など若手選手が大活躍。そこに宮城投手が不動のエースとして存在感を発揮しています。女性ファン向けのグッズやイベントも盛りだくさんなので、ぜひ球場へ!
パンツ¥19800/シンゾーン ルミネ有楽町店(ザ シンゾーン) その他/スタイリスト私物
撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉 ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/川瀬英里奈 モデル/佐藤晴美 取材・原文/久保田梓美 取材協力/オリックス・バファローズ ●情報は2025年6月27日現在のものです※BAILA2025年8・9月合併号掲載