“おこもり感”満載の全室離れの宿
そんな中、温泉と蟹に加えて、「離れ」「夕陽」「美人の湯」という、もれなくテンションを上げる高ポイントを足した宿がこちらの「あまやどりの宿 雨情草庵」です。
全6棟の離れは、他の姉妹宿とはエントランスから全く別で、プライベート感たっぷり。全て和室、ベッドルーム、リビングのほか、デッキテラス付きの温泉露天風呂も付いています。
ちなみにこの「雨情草庵」がある京都府京丹後市は、日本三景とされている天橋立がある宮津市のお隣。昨年10月に京都縦貫道と連結する山陰近畿自動車道が京丹後大宮ICまで開通し、グンと京阪神からのアクセスが良くなりました。
築150余年もの古民家を宿として移築
吹き抜けで天井が高い開放感あるリビング、どこか懐かしい囲炉裏部屋、中庭に面した縁側など、気分でくつろぐ場所を選べるバラエティーに富んだ間取り。
正直この広さは2人ではもったいない!最大4名で泊まれるので、女子旅にもおすすめ。お部屋の露天風呂も、4人でも入れる広さです。
温泉は無敵の「美人の湯」
「美人の湯」として知られるようになったそう。
露天風呂付きの大浴場もあるけれど、部屋の露天風呂もちゃんと温泉。天井がガラス張りだから、夜空を眺めながらの入浴も。しかもミストサウナまで併設なんです。
プラン豊富な夕食は松葉蟹をメインに
この時季は何と言っても日本海の荒波にもまれた地元で水揚げされる松葉蟹のプランがおすすめ。
特大の松葉蟹を豪快に1人一杯食べられるコースから、但馬牛やアワビが付いたプラン、逆にややポーションが少なめのコースや朝食抜きのプランまで、幅広く選べます。
水入らずでわいわいトークが止まらない女子旅…
囲炉裏でお茶して、大浴場の温泉入って、夕陽を見に海岸を散歩して、たらふく絶品のカニを食べて、おいしいお酒でまったり、また部屋で温泉入って、ぐっすり寝て、朝風呂入って、おいしい朝ごはん…(妄想)
あー、書いてるだけで行きたくなってきた!!
何しろ6棟しかないので、早めの予約がおすすめです。特に週末は予約が早く埋まるので、すぐに計画を!
住所:京都府京丹後市網野町木津247
☎0772(74)9199
¥56160〜、宗家は¥93960〜(2名一室利用の1人あたり、2食付、税サ込)入湯税¥150が別途必要
IN:14時〜17時 OUT:11時
取材/天見真里子 写真/佐藤純子