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「30歳一般職、独身。どっちつかずでいたら家柄の合う結婚相手がいなくなりました」【マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 #12】

「マッチングアプリの中のひと」として、YouTubeをはじめSNSで大活躍のとーまさん。恋に悩む女性の気持ちを受け入れ、男性心理を的確に分析して大人気! そんなとーまさんの「婚活相談」第12回。今回は、自身も裕福な家庭で育ち、家柄の良いパートナーを探す女性の相談にお答え!

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談

「30歳一般職、独身。どっちつかずでいたら家柄の合う結婚相手がいなくなりました」

「絵里香です。私は有名女子大の出身で、自分の実家も友人の実家も裕福、周囲の友達はお金持ちの男性と結婚するという環境で育ちました。みんな25歳くらいで、商社や銀行のエリートと結婚しました。そんな環境の中にはいましたが、私は根が男っぽいというか、合コンにいっても、男子と友達になるタイプ。女子と男子をつなぐ役割で、いつでも相談役になっていました。ただ、大学時代の友達だけでなく、職場や仕事関係で出会った友達もたくさんいるので、20代はそれなりに楽しく過ごしていたんです。

 

でも2年前、妹が先に結婚してあせりました。周りの女友達をよく見たら、いい会社に入って仕事で生きていくメンバーと、お金持ちと結婚するメンバーのどちらか。私はどちらにも入ってないです。一生一人で暮らせるほど収入が保証された仕事もしていません。

 

そこで、29歳で結婚を真剣に考えて地元に帰りました。でも友達の旦那さんの友達はもう結婚してるし、同年代の独身のつながりはゼロ。地方で29歳ってもう婚活できないんだなって思い知りました。

こうなったら仕事で生きていこうと思って、親にお金を借りて起業したら、思いのほかそっちはうまくいってます。結婚したいと思っていてこの1年いろんな人に会いました。でもお金持ちと結婚して幸せに過ごしてる友達を見ていると、自分と同じように余裕のある家で育った人の方が生活がうまくいきそうだなと思って。

でももうそんな人残ってないんです。どうしたらいいでしょうか」

仕事にも婚活にも積極的な姿が素敵。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談  仕事にも婚活にも積極的な姿が素敵。

「絵里香さん、相談ありがとうございます。

 

仕事に生きていこうと決心し、起業するのもすごいですが、その事業がうまくいっているというのはさらに素晴らしいことですね。

起業してもうまくいく方が難しいのに、うまくいっているということは本当に仕事ができ、リサーチ力などがあるからだと思います。

 

起業してからも結婚したいと思い、いろんな人に出会ったという行動力も素敵ですね。

そんな絵里香さんが、婚活がなかなかうまくいかないということで、今日は一緒に悩みを解決していければと思います。

スペックではない「自分が譲れないもの」を改めて考えてみる。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 スペックではない「自分が譲れないもの」を改めて考えてみる。

まず、婚活をするうえで考えないといけないのは『自分が譲れないもの』の把握です。

 

相談の内容を見ていると、ハイスペックな男性で余裕のある家に育った人、ということを大事にしているようですが、本当にそれが一番大事なことでしょうか。

 

ぜひ一度、彼の収入が高ければ、余裕のある家に育った人だったら、『あなたの恋心は満足するのか?』そして、『長い結婚生活で満足するのか?』を考えてみてほしいのです。

 

もちろん結婚するうえで、収入が大事なのはわかります。
ただ今の絵里香さんは、周りの目を気にしすぎていて、相手のスペックの部分ばかりを考えているのではないかと思います。

 

誰かと比べたり、誰かと同じ幸せを考えたりするのではなく、一緒にいて安心する、心強いなど『絵里香さん自身が望む感情を持つことができる相手選び』をしてほしいです。

自分次第で出会いは作ることができる!

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 自分次第で出会いはつくることができる!

それらを考えたうえで婚活していくわけですが、絵里香さんのおっしゃる通り、地方で婚活することは難しい部分もあります。

結婚相談所でも、マッチングアプリでも、都心に比べたら会員数が少なくなってしまうので、出会いの数は減ってしまいます。

 

ただ出会えないわけではないです。友達の旦那さんの友達も結婚しているなら、自分の足で出会いを作りにいくしかないです。

ここはもう正直頑張るしかないです。誰かが勝手に出会いを作ってくれるわけでないので、婚活イベントや結婚相談所、アプリなどで出会いを作っていきましょう。

恋愛に慣れているか、ご無沙汰かでアプローチを変えてみて。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 恋愛に慣れているか、ご無沙汰かでアプローチを変えてみて。

そのときにいろんな条件を考えると思うのですが、状況に応じて進め方を変えてほしいです。

 

絵里香さんがしばらく恋愛していない場合は、いきなり本命の人と会おうとするとぶっつけ本番になってしまうので、やめておいた方がいいです。

やっぱり何事も準備が大事! 何人か男性に会ってみて、男性への接し方、話す内容、デートの流れなどを改めて確認してから自分の理想の条件の人に会いましょう。(そのとき出会う男性には申し訳ないですが)

 

一方で、直近で恋愛をしていたというのであれば、最初から理想の条件の人に会いましょう。ここからはどれだけ理想の人に会えるかということが大事なので積極的に動いてほしいです。

そして、その中でいいなと思う人がいたら、まずは3ヶ月でいいので付き合ってみることをおすすめします。 

3ヶ月付き合えばだいたい相手と合うか合わないかがわかってきます。『合わない』と感じたら次の人に、『合うな』と感じたら具体的に結婚へと進んでいったらいいと思います。

仕事を充実させることが心の余裕にもつながるはず。

マッチングアプリの中のひと・とーまの婚活相談 仕事を充実させることが心の余裕にもつながるはず。

さらにいうと、絵里香さんの場合、自分で起業しているというのが大きな強みです。

仕事ができる高収入の男性の中には、同じ目線で話せたり、自立していたりするパートナーを求めている人も多いと思います。

絵里香さんはご自身での経験があるからこそ、他の人よりも選ばれる可能性が高いです。

 

それに、結婚しかないという状態で婚活するよりも、絵里香さんのように仕事も頑張り、さらに婚活もする方が心の余裕が大きいはずです。

それしかないとなると余裕がなくなってしまいますが、婚活がうまくいかなかったとしても自分の仕事があり、仕事に生きるという選択肢があることは素晴らしいです。

周りにも仕事に生きているという友達がいるということだったので、その友達たちと仕事を充実させてプライベートも楽しむことができると思います。

 

ぜひ絵里香さんは、『自分が好きと思える仕事があるんだ』という余裕を持ちつつ、どういう気持ちで結婚生活を送っていきたいのかをイメージして、素敵な相手と出会ってほしいと思います。

 

絵里香さんならきっと大丈夫です。応援しています。何かあればまたいつでも相談してください」

とーま

マッチングアプリの中のひと

とーま


1992年生まれ、大分県出身。国内最大級のマッチングアプリ「タップル」を運営する会社で働く会社員。1000人の男女にインタビューした経験やマッチングアプリの運営で培ったノウハウを生かし、男性心理を的確に分析したYouTubeチャンネルが大人気。登録者数は約4.9万人(2022年7月現在)。

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