読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。
目についた今が、復習のチャンス! 大人のための今更漢字力検定、第37回は「質す」の読み方です!
今日のお題【質す】。
「質す」、正しく読めますか?
「しち」や「しつ」以外の読み方をします。
全然、思いつかない?ヒントあげちゃいます!
■ヒント
「質す」の意味は
「質問して明らかにする。(集英社『国語辞典』[第3版])」
上記の意味で、読み方は「○○す」です。
■使い方はこう!
「民主党の議員が総裁に、発言の真意を質した。」
「警察は容疑者に、事実関係を問い質した。」
ニュースでよく聞こえてくる言葉。
このまま読み上げれば、読める人もいるかも?
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「ただす」でした!
■まだまだある「ただす」!
正す→正しくない事柄や歪んだ形を改める。例:姿勢を正す
糺す・糾す→物事の通りに合わないと思われることを厳しく調べ、追求する
例:罪を糺す(糾す)
ニュアンスが微妙に違う「ただす」。
使い分けをすべてマスターできたら、ニュースの理解度も深まるはず!
ぜひ、覚えてみてくださいね。
取材・文/高橋夏果