読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第155回は「戦ぐ」の読み方です!
今日のお題【戦ぐ】。
「戦ぐ」、正しく読めますか?
漢字の印象とは違って、かなり爽やかな意味です。
■ヒント
「戦ぐ」の意味は
「①静かに揺れる音を立てる。②風がそよそよと吹く。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「新緑の若葉が、風に戦いでいる。」
「夏草の戦ぐ風景に心を奪われる。」
正解は……
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■正解は…
■解釈が様々な由来もチェック!
かつて「戦」は「戰」と表しました。武器を示すものであり、部首の中にハエたたきのような薄い武器を表すこともあり、その武器を使う様子が「そよぐ」の様子に繋がっているのでは、という説があります。
「戦ぐ」が「そよぐ」と読むなんて、ギャップのある漢字ですよね。
取材・文/高橋夏果