読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第180回は「夥しい」の読み方です!
今日のお題【夥しい】。
「夥しい」、正しく読めますか?
おもに、数を表す漢字です。
■ヒント
「夥しい」の意味は
「①数量が非常に多い。②(多く、「…こと」の形で)程度が甚だしい。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「広場には夥しい数の群衆が集まった。」
「人気アイドルが来日し、空港に夥しい人の波が押し寄せた。」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「おびただしい」でした!
■別の意味もあるって知ってる?
語尾につけると、「ひどい」「はなはだしい」など悪い意味になります。t
たとえば……
・歩きにくいこと、夥しい。
・わかりにくいこと、夥しい。
ひどく歩きにくい、ひどく分かりにくい……
友人に愚痴るとき、
「うちの上司の説明は、わかりにくいこと夥しい」
なんて使ってみるとおもしろいかも!
取材・文/高橋夏果