読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第191回は「迸り」の読み方です!
今日のお題【迸り】。
「迸り」、正しく読めますか?
「迸」は「迸(ほとばし)る」「迸(はし)る」とも読みますが、
今回はそれとは違う読み方です。
■ヒント
「迸り」の意味は
「そばにいたために思いがけず受ける災い。そばづえ。巻き添え。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「けんかの迸りを食ってしまって災難だった。」
「上司の機嫌が悪くて怒られちゃって、とんだ迸りだった。」
正解は……
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■正解は…
正解は、「とばっちり」でした!
■こんな意味もあります。
「飛び散る水しぶき」
“とばっちりを食う”など、思いがけな災いで使うことが多いですが、本来は水しぶきの飛び散りを指す言葉なんですね。
水しぶきがかかったら、とばっちり。イメージしやすい漢字でした。
取材・文/高橋夏果