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#玉森裕太 さんインタビュー「穏やかな日常」当たり前の積み重ねが輝きに変わる

いつまでも変わらないゆるふわな笑顔が魅力の玉森さん。でもその日常に溶け込んでいたのは、あくなき向上心。“等身大の自分磨き”の先にある幸せを教えてくれました。

玉森裕太

玉森裕太


たまもり ゆうた●1990年3月17日生まれ、東京都出身。B型。2011年8月にKis-My-Ft2としてデビュー。俳優としても躍進中で、ふんわりとした人柄の裏に、努力し続ける覚悟や行動力を秘める。誰もがうらやむほどの透明感のある美肌の持ち主。LIVE DVD & Blu-ray「Kis-My-Ft2 Dome Tour 2024 Synopsis」が発売中。

10:00AM ON SITE 現場入り

「コーヒーとお気に入りのワッフルと。のんびり支度ができれば、朝はご機嫌」

仕事の日は、だいたい出かける1時間前には必ず起きて、ゆっくりスイッチオン。お風呂に入ってから、好きなカフェのコーヒーとプレーン味のワッフルを食べるのが理想。前日に考えておいたコーディネートをまとえば、最高の一日の始まり!

12:15PM MEETING 打ち合わせ

「目で見て肌で感じるファッションの刺激。想像だけでは足りなかった感性の成長に」

グループのライブ衣装を担当するようになって約6年。ずっと変わらないテーマは、メンバーのモチベーションが上がる衣装づくりをすること。海外コレクションなどで最先端のファッションを学ぶことも多い今、よりクリエイティブな知識や感性をグループに還元したいと思っています。

統一感の中にも光る個性を大切に
やりたいことや理想を直感で伝えながら、何度も試行錯誤するというライブ衣装の打ち合わせ。「最近は、ステージでライトを浴びたときの色の映え方や素材の上質さも重視するようになりました」

04:45PM STUDYING 勉強中

「自分の言葉で思いを伝えたい。それがかなうなら、勉強も苦じゃない」

2019年の台湾でのパフォーマンスで「自分の言葉で話せたらもっと楽しいだろうな」と感じ、メンバーの千賀・宮田と学び始めた中国語。週2回のレッスンを数年続けていました。今は英語を学んでいますが、張り切りすぎず、ゆる〜く楽しく続けたいな。

実際に使用しているノートとペン
「一冊は授業の書き取り用、一冊は英語でつけている日記」というノートには、書き込みがびっしり。努力のあとが垣間見える。

11:20AM BODYMAKING ジム通い

「定期的なトレーニング以外は、好きなものを食べて甘やかす!」

ドラマでボクサー役を演じた昨年は、とことんストイックに追い込んで体調をくずしたことも……。今は無理することなく、週2回のジム通いでしなやかかつしっかり動ける体づくりを目指しています。トレーニングで脂肪を燃やした分、食べたくなったらラーメンもジャンクフードもOK。追い込むだけでなく、甘やかすことが継続のカギ。

09:20PM SKINCARE お手入れ

「美肌への近道は、小さいことの積み重ね。最近は、重ねるケアに目覚めました」

毎日のスキンケアルーティンは、クレンジング→化粧水→ブースター→美容セラム→クリーム。シートマスクもほぼ毎日していますが、髪の毛が張りつくのが苦手で葛藤しつつ……(笑)。肌荒れ対策としてビタミンA、C、D、Eをサプリメントでしっかりとっていることが美肌の秘訣……かな!?

10:15PM AT HOME おうち時間

「寝る前に、お菓子を抱えてゲーム部屋へ。少しの時間でも、僕なりの癒しタイム」

仕事から帰ったらまずお風呂に入り、映画やアニメの動画を観てから、のりしお味のお菓子と水をお供にゲームをするのが日課。お菓子はOKなのに、ジュースは太るという抵抗がなぜか働き、わずかながらの美意識で水を選択しています(笑)。あとは、歯を磨いて5分おきに目覚ましをかけたら、寝る準備は完了。

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楽しみながら続けていれば いつか結果につながるはず

アーティストとして俳優として、圧倒的な存在感を放ちながらも、あくなき成長を求め続ける玉森さん。なのに、本人から漂うのは、ストイックさとは真逆のゆるふわ感。自然体の裏にある、日々の努力について伺いました。

「美容もトレーニングも語学の勉強も、やれば結果が出ることが多くて、楽しみながら続けられているのがいちばんかな。一日一日は小さな積み重ねでも、確実に変わっていく自分が新鮮で嬉しくて。もちろんしんどいと思うときも、面倒だと思うときもあります。そういうときは、休んじゃえばいいじゃん?って(笑)。気分がのらないときは無理をせずに、心に素直に従うようにしています。その一回こそが大事で、それで周りと差がつくという考え方もあるかもしれないけど、僕は“されど一回”と思うようにしています。続けなきゃと思うことで自分を追い込んで嫌になってしまう前に、いったん休んでみるのもひとつの選択肢だと思う。一回や二回サボるのなんて全然あり! 続けるってそう簡単なことじゃないから。長〜く、細〜く、気楽に。ふんわりとしたマインドでいると、意外と続けられるんじゃないかな。そうしてゆっくり歩んでいけば、気づいた頃には前の自分より成長しているはずだから」

忙しい日々の中、挑戦してみたいことがあっても最初の一歩がなかなか踏み出せない人も多いはず。玉森さんが行動できる理由とは?

「過去に体験した悔しい思いが、僕を奮い立たせているのかもしれません。語学の勉強にしても、何かの準備のために始めたわけではなく、海外でのお仕事で“勉強していたらもっと楽しかったのにな”と思ったのがきっかけ。そのときの悔しさを克服したい一心で、今も頑張れています。今後も、きっとまたどこかで壁に出くわして悔しい思いをするんだろうな。でも、そこでその壁に気づいて、乗り越えるために行動できる人間でありたいなと思います」

ファッションも生き方も気負わずマイペースに

「年齢を重ねるとともに、ファッションも考え方も“かっこつけないのがかっこいい”と思うように。昔、CMで流れてきた『男はかっこつけなくなってからがかっこいい』というフレーズにハッとしちゃって。今はまだ、意識している時点でダメじゃんって思うけど(笑)。ファッションについても、今は足し算よりも引き算で、ゆったりとしたシンプルな服装が好みに。好きなおしゃれを楽しむためにも、自己管理の行き届いた体づくりは引き続き大切にしたい。褒められることも多い肌については母に感謝ですが、自分でもキープしたいと思うようになりました。これからも、日々自分に向き合い、心の声にしっかり耳を傾けて。肩ひじ張らず穏やかに、好きなことを探究していきたいです」

あくまでもナチュラルに。“かっこつけないかっこよさ”が永遠のテーマ

撮影/山根悠太郎〈TRON〉 ヘア&メイク/井川ジュンペイ スタイリスト/SUGI〈FINEST〉、Yuuka Kawabe〈FINEST〉 モデル/玉森裕太 取材・原文/松井美 ※BAILA2025年5月号掲載

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