読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第267回は「北く」の読み方です!
今日のお題【北く】
今日のお題【北く】。
「きたく」…ではないです。
小説などでこの使われ方をしているのを見たことがあるかも!
■ヒント
「北く」の意味は
「①人の指示・命令・約束、あるいは規則などに反する。裏切る。逆らう。②期待や予想に反することをする。またそうなる。③逆の方向を向く。背を向ける。④そのものから離反する。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「練習不足が原因で、観客の期待に北く結果となってしまった」
「光がまぶしすぎて、信号待ちの間は太陽に北いて立っていた」
正解は……
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■正解は…
正解は「そむく」でした!
一般的に「そむく」は「背く」と書きますが、「背」の原字が「北」になります。
北は、南を向いたときに背にする方ということで、「北」の字を使うようになったのだとか。
ではまた漢字クイズでお会いしましょう!
取材・文/高橋夏果