読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第500回は「幽か」の読み方です!
今日のお題【幽か】
「微か」とも書きます。
■ヒント
「幽か」の意味は
「①形・音・動きなどが、存在するかどうかわからないほどはっきりしないさま。程度がわずかなさま。②勢いがなく、弱々しいさま。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「幽かに助けを求める声が聞こえて、救助に向かう」
「ランプの幽かな光の下で読書をした」
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正解は……
■正解は…
正解は……「かすか」でした!
■「幽か」と「微か」、意味の違いは?
冒頭でも紹介しましたが、「かすか」は「微か」とも書きます。
どちらの漢字を使ってもいいことになっていますが、
しかし、「微か」と「幽か」は小さな違いがあります。
その違いとは…?
「幽か」は「ぼんやりとした」という意味。
幽霊がはっきりとは見えずぼんやりしているのをイメージすると分かりやすいかも。
「微か」は「わずかな」という意味。
「微妙」「顕微鏡」など「微」は量や数が少なかったり、小さくて細かいものをあらわすときに使われます。
意味は一緒でも、与える印象が違いますよね。
使い分けられるとグッド!
取材・文/高橋夏果