1 腸内バランスの理想はこれだ!
約200種類、100兆個いるといわれる腸内細菌は、その性質から悪玉菌・善玉菌・日和見菌に分けられる。 その理想的なバランスは1:2:7。この7割を占める日和見菌の中にデブ菌とヤセ菌がいる。善玉菌をしっかりサポートするべく、ヤセ菌を増やすことが大事。
自分の腸内細菌のバランスを調べる方法も!
採取した便を検査して、腸内細菌を調べてくれるサービスもあるので気になる人は要チェック。 価格は数千〜2万円程度、判定までは1〜2カ月程度と、サービスごとに異なる。
2 加齢とともに悪玉菌は増える!
腸内細菌の種類は人それぞれ。生まれて1年でその組成は決まり、一生変わることはないけれど、 数のバランスは食事や生活習慣によって日々変化する。また、赤ちゃんのときに最も多い善玉菌は年齢とともに減り、逆に悪玉菌は増加。だからこそ、日々の生活で善玉菌を増やす努力が必要!
3 理想の“うんち”をチェック!
腸内細菌は目で見えないけれど、うんちがそのバロメーター。ヤセ菌が元気でいい状態の腸から送り出されるうんちは、量はバナナ1〜1.5本分。初めは水に浮いて後に沈む質量が理想的。反対に、便秘や便が硬いなどの場合は、腸内でデブ菌が増えている状態。
4 腸内バランスがいいと、いいこといっぱい!
腸の内側にある腸粘膜は、全身の免疫の9割をも担っている大事な場所。また、肌の生成に必要なビタミンB群をつくり出すのも腸粘膜。つまり、腸が元気で腸粘膜の働きが活発であることは、ダイエットのみならず美容と健康にとっていいことしかない! また、腸には神経細胞が集中し、脳とも神経でつながっている。そのため、腸の調子がいいとその情報が脳にも伝わり、気持ちも明るく前向きに!