身長154cmのスタイリスト川上さやかさんが、小柄な人でもバランスよくワンピースを着こなすテクを教えてくれました。ロングワンピにはレギンスではなくワイドなデニムを合わせるのがしゃれ感を上げるポイントなんだとか!
スタイリスト 川上さやかさん
数々の女性誌やカタログでひっぱりだこの敏腕スタイリスト。7年間OLを務めた経験から生み出される、リアルで実用的な着こなしは編集部でも人気が高い。
【Rule 1:選び方】クルーネックのIライン&ロング丈を選ぶ
ストンと下に落ちるIラインはワンピースの甘さを払拭し、さりげなく大人っぽいムードを醸してくれます。さらに全身をスラリと見せてくれるので身長の低さもカバー。首もとはあいていると間延びして見えるのでクルーネックを選びます
ONE-PIECE : GALERIE VIE BELT : MARYAM NASSIR ZADEH PANTS : BEAUTY&YOUTH BAG : LUGGAGE LAB. SHOES : HAYN
【Rule 2:レイヤード】ワイドなデニムで重ために仕上げる
去年まではレギンスをあわせていましたが、今年は少し太めのデニムで、あえて下に重心をもたせるのが気分です。そのぶん、足もとは抜けのある靴をセレクト。デニムとワンピースの色をつなげるとよりしゃれ感がアップします
ONE-PIECE : YLÈVE DENIM : KHAITE BAG : HEREU SHOES : LOQ
【Rule 3:合わせ小物】夏らしい色や素材で遊ぶ
ワンピースでベーシックな土台をつくっていれば、あとは自由な味つけを楽しみたい。ちょっとふざけたようなデザインも夏だからこそ取り入れられるんです
BAG : SUSAN ALEXANDRA HAT : CLYDE BELT : MARYAM NASSIR ZADEH SHOES : LOQ
【Rule 4:くずし方】スポーティな小物でハズす
スリット入りの女っぽいワンピースを一枚で着るなら、スポサン合わせでコンサバ感を払拭します。足もとに抜けをつくるだけで、今どきの大人カジュアルに変身。 パイル地なのでスポサンとも自然になじみます
ONE-PIECE : STEVEN ALAN SUNGLASSES : GENTLE MONSTER BAG : Novelty Goods SHOES : GU
撮影/川㟢一貴〈MOUSTACHE〉 ヘア&メイク/桑野泰成〈ilumini.〉 取材・原文/野崎久実子 ※クレジットのないものは私物です ※BAILA2019年8月号掲載