自分の心に素直になって、なりたい自分になれたら、幸せ
意志を感じる大きな瞳をキラキラさせながら、そう話してくれた宇垣さん。美容においてもそのポリシーを踏襲。
「美容ってなりたい自分になれるところが素晴らしいと思うんです。ちょっとしたテクニックで変身願望をかなえてくれるんだから、絶対的に楽しんだもの勝ちですよね。私はカラーメイクが大好き。つい先日もピンクのアイライナーをゲットしたばかりなんですが、そういうちょっとでもエッジをきかせたメイクをしていると、『それ、モテないよ』とか言われたりすることありますよね? でも、別に私はモテたくてそのメイクをしてるわけじゃなくて、自分がしたいからしているだけ。『うるさいなー、ほうっておいてくれればいいのに』って言い返したくなっちゃいます(笑)」
「あと、ダイエットを頑張っているときに『それ以上やせなくていいよ』って言われるのも余計なお世話だなって。私は自分が着たい服を素敵に着こなしたいから体をしぼっているだけ。好きにさせてほしいじゃないですか。社会人として、大人として、TPOを意識することは大切。だから、お仕事の場面ではもちろん自分の欲求はそっと心の奥に閉じ込めます。でも、プライベートでは自分の心に正直なのがいちばん。自分ファーストでいいと思うんです。そのほうが絶対に自分のことを愛してあげられるし、人生は何倍も楽しくなるはずだから。そう、信じてます」
宇垣美里 Misato Ugaki
1991年、兵庫県生まれ。同志社大学卒業後、アナウンサーとしてTBSに入社。2019年よりフリーに転身すると同時に、さらにブレイク。メディアからひっぱりだこの存在。エッセイ『風をたべる』(集英社)が好評発売中。
BAILA(バイラ)9月号では、宇垣さんの“自分ファースト美容”のエッセンスをお届けする、10の質問を特集。宇垣さんの愛用コスメや美容哲学がたっぷり載っていますので、そちらもぜひお読みください。
ニットタンク¥8800/ロザリー(ロザリームーン) デニム¥33000/サザビーリーグ(カレント エリオット)
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/北原 果 スタイリスト/柾木愛乃 取材・文/石橋里奈 ※BAILA2019年9月号掲載