美容や健康などさまざまな効果からアラサー女子の間で人気沸騰中のみそ汁。今回は、ダイエットに最適な「高タンパクみそ汁」のレシピをご紹介します。
レシピを教えてくれたのは…
料理研究家 堤 人美先生
書籍や雑誌、テレビなどでのお料理紹介や、企業のレシピ開発など幅広く活躍。身近な食材にひと工夫加えたセンスよいレシピが人気。
『まんぷくみそ汁』
満足度が高いみそ汁のレシピが満載の堤先生の著書『まんぷくみそ汁』(宝島社)。
1.すべてのレシピに共通【おだしのとり方】
材料
水2ℓ
かつおぶし(小袋タイプのもの)2パック(8g)
昆布10㎝角2~3枚
煮干し(頭と内臓を除いたもの)8尾
作り方
保存瓶や麦茶ボトルなどに材料をすべて入れてひと晩おく。これで、2人前のみそ汁約4回分のおだしが完成。冷蔵庫で4日は保存可能ですが、使いきれない場合は具材を取り除き冷凍保存を
2.鮭のアスタキサンチンでアンチエイジング効果も【鮭とかぶのみそ汁】
材料(2人分)
鮭…2切れ(4等分に切る)
塩…少々かぶ…3個(6等分に切り、葉は3㎝長さに切る)
だし汁…2と1/2カップ
みそ…大さじ1と1/2
作り方
①鮭はざるなどにのせ、塩をふって10分おき、出てきた水分はペーパーでふく。
②①とかぶ、だし汁を鍋に入れて煮立ったら中火で5分ほど煮込み、みそを溶き入れる。
③かぶの葉を加えさっと煮る。
3.具だくさんで、これ一品でも満腹に【ささみとじゃがいもとザクザクブロッコリーのみそ汁】
材料(2人分)
じゃがいも…2個(2㎝の薄切りにし5分水にさらす)
だし汁…2と1/2カップ
ささみ…2本(そぎ切り)
ブロッコリー…1/3株(100g小房に分ける)
みそ…大さじ2
作り方
①じゃがいもとだし汁、ささみを鍋に加え、中火でひと煮立ちさせ、ブロッコリーも加え、ふたをして中火で5分煮込む。
②みそを溶き入れ、器に盛る。
4.玉ねぎの甘みとパセリの香りが味を引き立てる【つぶし大豆とパセリのみそ汁】
材料(2人分)
バター…小さじ1
玉ねぎ…1/4個(粗みじん切り)
大豆(水煮またはドライパック)…80g(ポリ袋に入れて袋の上から粗くつぶす)
だし汁…2と1/2カップ
ゆずこしょう…小さじ1
みそ…大さじ1
パセリのみじん切り…大さじ4~6
作り方
①鍋にバターを熱し、玉ねぎを加えて弱火で炒め、しんなりしたら大豆を入れてさっと炒める。
②だし汁を加え、煮立ったらゆずこしょうとみそを溶き、パセリを加える。
5.みそ&納豆のダブル発酵食品で腸を活性化【ひきわり納豆とにらのみそ汁】
材料(2人分)
だし汁…2と1/2カップ
みそ…大さじ1と1/2
ひきわり納豆…2パック(80g)
にら…1/2束(小口切り)
作り方
鍋にだし汁を加え煮立て、みそを溶き入れ、納豆を加えさっと煮て、にらを加えすぐ火を止める。
撮影/清水奈緒 スタイリスト/佐々木カナコ 調理/堤 人美 取材・文/和田美穂 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 協力/マルコメ ※BAILA2019年12月号掲載