業界屈指のデニム愛好家・百々千晴さんにおけるデニム選びの極意は“体型コンプレックスを隠さない”。腰まわり&ウェストが気になる人は、大きめサイズでカバーしようとするのはNGなのだとか。百々さんのお墨付きデニムを、実際にBAILA編集部が試し履きしてみました。
スタイリスト 百々千晴さん
ファッション雑誌や広告、カタログを中心に、多方面で活躍する人気スタイリスト。雑誌『Union』の編集長。「365日のうち333日はデニム」という百々さんのデニム愛がたっぷり詰まった初の著書『THE DODO JEAN』も好評発売中。
RHC Ron Herman/Vintage Straight
ウエストまわりのカーブに女性らしい曲線美が引き立つ
色違いで買う人も多いという、名品デニム。やや丸みを帯びたウエストから、裾までストンと落ちるヴィンテージライクな形が特徴。今っぽい洒落感が手に入るのと同時に、張りのある腰まわりやぽっこりおなかをしっかり包み込み、着やせをかなえてくれる。デニムパンツ¥21000/RHC ロンハーマン(RHC) シャツ¥59000/マディソンブルー イヤリング¥15000/ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店(ロペ エターナル) バッグ¥18000/ユナイテッドアローズ 有楽町店(ザ ディレッタント) 靴¥5900/チャールズ&キース ジャパン(チャールズ&キース)
156㎝・編集UのBESTはこれ!
悩みのぽっこり下腹がまるっとホールドされてなかったことに♡
ベストサイズは25
【サイズ展開/23・24・25】
TOMWOOD/Flare
鮮度高めなフレアデニムで腰まわりから視線を外して
脚のラインをおしゃれにカバーし、美しく広がるフレアシルエットが目を引く。ゆるニットを合わせてXラインをつくることで、腰からウエストにかけてをよりコンパクトに目くらまし。やわらかなブルーや、珍しいピンクゴールドのボタンで上品かつ女性らしく着こなせるところもうれしいポイント。デニムパンツ(参考色)¥29000・リング(右手)¥55000・(左手)¥51000/ステディ スタディ(トムウッド) ニット¥36000/サザビーリーグ(デミリー) イヤリング¥15000/ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店(ロペ エターナル) 靴¥19000/アダム エ ロペ
150㎝・ライターIのBESTはこれ!
ウエストが細めの作り。そのぶん、余計な肉感が収まりやすくすっきり
ベストサイズは25
【サイズ展開/ウエスト:25・26・27・28・29・30・31、レングス:30・32】
BIGJOHN for ADAM ET ROPÉ/ハイライズセルビッチデニム
気になる凹凸を包み込むハイウエストテーパード
しっかりとした生地が、肉感を抑えて美ラインをメイク。時間をかけ丁寧に織られているので、長く愛用することで自分の体へとなじみ、最高に“似合う”一本へと変化してくれる。はくだけで簡単にきれいをかなえてくれるから、思い切ってニットはすべてイン。腰からウエストを堂々と見せる着こなしに。デニムパンツ¥13000/アダム エ ロペ(ビッグジョン フォー アダムエ ロペ) ニット¥8990/プラステ 手に持ったコート¥85000/オーラリー 靴¥28000/ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア(ニューバランス フォー ユナイテッドアローズ)
161㎝・編集WのBESTはこれ!
やや厚手生地で脚全体がギュッと締まる感覚。丈感もちょうどいい!
ベストサイズは27
【サイズ展開/25・26・27・28】
撮影/来家祐介〈aosora〉(人)、細谷悠美(試着) ヘア&メイク/美舟〈SIGNO〉 スタイリスト/百々千晴 モデル/絵美里 取材・原文/石黒千晶 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載