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オリエンタル占星術・水晶玉子さんが占う「2020年はこんな年」

2020年は、あらゆる占いで“変化”の暗示が出ているそう! 社会全体のムードや一人一人の暮らしはどう変わる? 人気占い師の水晶玉子さんに2020年は一体どんな一年になるのか伺いました。

教えてくれたのは……

オリエンタル占星術が大評判! 水晶玉子さん

水晶玉子

水晶玉子


東洋・西洋の枠を超えて、数々の占術を研究。『SPUR』『MEN’S NON-NO』などでの連載も大人気。『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2020』(集英社)が大好評発売中。

人気占い師 水晶玉子さんに聞く!「2020年はどんな年になりますか?」

2020年は“運気の曲がり角”

「2020年は“運気の曲がり角”。 たくさんの小さな動きが 大きな変化につながりそう」

 

2020年は、オリエンタル占星術、西洋占星術、60干支……どの占いで見ても“変化”がある星回り。これほど重なるのは、とても珍しいことなんです。

 

オリエンタル占星術では、2020年は“畢宿(ひつしゅく)”の年。“畢”には“終生”という意味があり、その宿がメインになる年は、生涯変わらないと思っていたことに変化が起こるような傾向があり、運気の曲がり角だといえるでしょう。

 

西洋占星術で見ると、2020年は幸運の星・木星、試練の星・土星、消滅と再生を意味する冥王星が山羊座に集合。そして、12月に木星と土星が水瓶座に移ります。木星と土星が重なることは20年に一度の現象なのですが、今回特別なのは、これまで約200年間その木星と土星の重なりが“土”の星座で起きていたのに、2020 年からは“風”の星座で起こるようになるということ。山羊座が象徴する国家、秩序、権威の世界から、水瓶座が象徴する自由、平等、友愛の世界へ。社会全体が大きく変わる節目になりそうです。

 

60干支では、2020年は“庚子(かのえね)”の年。“庚”は古いものを壊して新しいものが生まれるとき、“子”は十二支の最初で、大きな流れが始まるとき。こちらで見ても、今後大きな流れになる小さな動きがたくさん生まれる予感がします。

 

総合的に考えると、2020年には、「当たり前だと思っていたけれど、今の時代には合わなくなってきた」というようなことに変化が起こりそう。たとえば、支払いのキャッシュレス化や交通機関の計画運休、スカイプ会議やテレワークといった働き方の多様化……など、その兆しを感じる場面も増えてきました。デジタルの分野においては、これから画期的なシステムも実現する見込み。文化や流行においても、新しいものが生まれるのはもちろん、古いものもよみがえり、これまでにない価値観が浸透することになるでしょう。

 

社会の構造が変わることで生活の様式が変わり、それによって人々の気持ちも変わる――。2020年は新しい時代が見えてくる一年になりそうです。

【LOVE】しっかりした女性が人気に。恋愛や結婚のかたちは多様化

“変化”の年の2020年は、誰もが不安を感じやすくなり、恋愛には安定を求める傾向が。地に足が着いたしっかり者の女性が人気を集めそうです。一方で、恋愛や結婚のかたちは次第にフレキシブルに。事実婚やステップファミリーも珍しくなくなるかも。常識や形式にとらわれず、“自分たちの幸せ”を追求するカップルが増えるでしょう。

【WORK】職場で次のステージへ。働き方や職業観にも変化が

仕事環境もドラスティックに変わる気配。どんな職種でも仕事の内容が変わってくるので異動や育休をきっかけに次のステージへ進む人も多いはず。また、働き方や職業観にも変化が。Wワークが認められたり、趣味の活動で収入を得られたり。最先端の職業も出てきて昔ながらの職業も見直されるなかで、意外な仕事が注目を集めることになりそうです。

イラスト/itabamoe 取材・原文/藤本幸授美 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載

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