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麒麟・川島さんと千鳥・ノブさんがナビゲート!【30代女性に送る“おうち競馬”のすすめ】Vol.1 まずは試しに、馬券を買うんじゃ〜!

麒麟・川島さんと千鳥・ノブさんが競馬の楽しみ方をナビ!

3ヶ月近い自粛生活を経て前にはなかった新しいライフスタイルを見出したバイラ読者も多いのではないでしょうか。6月に入ってもまだまだ気を抜けない日々が続きますが、その「おうち時間」をさらに充実させてもらうべくBAILAが是非、皆さんにオススメしたいのがズバリ「おうち競馬」

「え、突然なぜ競馬? それっておじさんたちが楽しむものじゃないの?」

そう思う人もきっと多いはず。でも、そんなイメージはもう古い! 日本で最もメジャーな公営ギャンブルである競馬には30代女性が夢中になれる要素がたくさん潜んでいるのです。

ほんの一例ですが…

・競走馬が颯爽と駆ける姿がとにかく美しい

→美しい毛艶、均整の取れた馬体。毎年、約7000頭生まれるサラブレッドたちの中でも健康面・適性等々、様々なハードルを越えて出走してくる猛者たちの走りは圧巻!

・豪快、豪傑。そして愛らしい強い牝馬(女馬)たちに惚れる

→アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクト、ノームコアなど、ここ数年、牡馬(男馬)を打ち負かす強い女たちが大活躍!その格好良さには惚れ惚れします。
・若手からベテランまで、推したくなる格好いい騎手たち

通算4000勝を超えるJRA歴代最多勝利記録を持つ、競馬好きでない人もその名を耳にしたことがあるであろう、競馬界のレジェンド武豊さん(51歳)も現役で活躍中!そして若手では坂井瑠星さん(23歳)、岩田望来さん(23歳)、そして女性として初の重賞制覇も果たした藤田菜七子さん(22才)ら、有望で格好いい騎手たちが沢山います!

・え?100円が○万円に?!毎週末、一攫千金のチャンスがある

→歴代の最高払い戻しを見るとなんと100円が29832950円になったことも!!!100円から楽しめる毎週末のレースで手に汗握る興奮&熱狂と、美味しい配当を狙うのも競馬の醍醐味。

・泣ける、感動する。ドラマなレースが多い

→【余談中の余談ですが馬好き編集Kが泣いた、最近のドラマなレース】

10歳と高齢馬で、出走した直近の4レースも最低人気&着順も最下位だったサイモンラムセス。これまた例によって最低人気であったにも関わらず、6月6日に行われ、この馬の引退レースとなった第73回鳴尾記念(G3)で、なんと堂々の4着!上がり3ハロン(レース終盤600mからゴールまでのタイム)は出馬していた全16頭の中で2番目に速い35.3秒。素晴らしい最後の大激走&有終の美でした(涙)

そしてコロナ禍によって3月以来、現在もプロ野球やJリーグをはじめほとんどのスポーツイベントが休止している中、実は競馬だけはその競技特性上、無観客ながらもずっと開催され続けられており、世の中に欠かすことができない「スポーツのある日常」を根絶やしにしなかったという点でもその存在意義にあらためて注目が集まっているわけです。

そこで、今回から5回にわたって、自他共に認める競馬好き芸人の代表格、麒麟の川島明さんと千鳥のノブさんにナビゲーターとして、毎週末に行われる競馬に向けて初心者なりの楽しみ方を指南していただきます。お2人ともに、それぞれの自宅から“リモート取材”に応えてくれました。

今回のテーマ/「馬券の選び方」と「予想ポイント」

日本中央競馬会(JRA)主催の「中央競馬」の馬券には以下の9種類があり、券種によって配当が大きく変わってきます。

【単勝】 1着馬を予想
【複勝】 1〜3着に入る馬、1頭を予想
【馬連】 1着・2着の2頭を着順不同で予想
【馬単】 1着・2着を2頭を着順通りに予想
【三連複】 着順関係なく、1〜3着に入る馬、3頭を予想
【三連単】 1〜3着を着順通りに予想
【ワイド】着順関係なく、1〜3着に入る馬、2頭を予想

【枠連】1着・2着にくる馬の枠番号(1枠に1〜3頭がラインナップ)を予想
【WIN5】 JRAから指定された5レース全ての1着を予想

この中で比較的当たりやすい複勝とワイドは配当が少なめ、難易度の高い馬単、三連単やWIN5は高額配当が期待できるというわけです。また馬によってもオッズは異なり、強くて人気が集まる馬は勝っても配当が低く、いわゆるそのレースで「穴」と言われる不人気馬が勝つと払い戻しがものすごく高額になることもあります。そのあたり馬そのもののオッズの数値も馬券購入のポイント。

では、どのような視点で勝つ馬を予想して、買う馬券を決めればいいのか。ここからが真打ち、筋金入りの競馬ファンである麒麟・川島さんと千鳥・ノブさんの登場!お二人の溢れんばかりの競馬愛については第2回以降のお楽しみとして、今回は30代女性にオススメな馬券の買い方と予想の楽しみ方を語ってもらいました。

重賞レースの単勝&複勝を買ってみよう!

競馬にトライすべし!

(photo by 共同通信社/Getty Images)

ノブ:バイラ読者の皆さんが競馬にトライしてみたいと思うなら、まずレースは「G1」(※)が良いんじゃないでしょうか
(※G1とは最高格付けの重賞レース。「天皇杯」、「日本ダービー」、「有馬記念」など、2020年は合計26レースあり、直近では6月28日に「宝塚記念」が開催予定)

川島:そこは間違いない!選ばれし者、いや馬たちによるレースですからね。馬券の買い方に関しては、僕とノブは「三連単」(1〜3着をその着順通りに予想する券種)でいちばんデカいの狙おうぜっていうのがスタンス。まず1着にする馬を固定して、2着、3着に6〜7頭選んでマルチで買うのが基本コースですね。

ノブ:そうなんです。競馬歴が長くなってくるとどうしても刺激が欲しくなってくるので川島さんの言うように僕らは“三連単の1頭軸マルチ”で買っていますけど、これから競馬の楽しみを知ってみたいなと思う初心者の皆さんはまず「単勝」がいいと思うんですよね

川島:そうやね。すごくシンプルですけど、それだけで競馬の醍醐味を十分、味わえますからね。1頭“推し”を決めて、単勝と複勝の両方を買う“単複”もオススメしたい買い方ですよ。単勝は1着にくる馬を予想する馬券ですが、複勝は“買った馬がとにかく3位までに入ったらええねん馬券”。非常にわかりやすいですよね。配当は少ないですけど、最初は100円でも勝ったらめちゃくちゃ嬉しいですから。

ノブ:なんなら、予想に悩んだら「武豊さんが乗るから買う!」とか「聞いたことのある馬の名前だから!」でも全然OKです!

編集部:ちなみに勝馬を予想するポイントとして、馬のコンディション、天気、馬場の状態などいろいろあると思いますが、川島さんとノブさんはどんなところに重点を置いていますか?

ノブ:僕はG1のような大きなレースでは、2割はジョッキーさん、3割が馬場と馬の血統の相性で、あとの5割は馬の“格”で見ますね。馬の何から格を感じるかというと、血統とか戦績とかいろいろなんですけど、それだけでは量れない醸し出す雰囲気っていうのがやっぱりあるんですよ。そういうのを感じさせてくれる馬っていうのは人間と同じでここぞというときにホンマに強さを発揮するんです。お笑いに例えるなら、王道の漫才でも若手が得意な2分ネタ勝負においても常に強さを見せつけるサンドウィッチマンのような感じでしょうか。

川島:もうあの強さは「キタサンブラック(※)」みたいなもんですからね。

(※G1を7勝、2016、2017年度のJRA年度代表馬。馬主は演歌界の重鎮、北島三郎さんで勝利後には「まつり」を熱唱するのも名物でした)

ノブ:あと中川家さんも2分ネタ強いですよね(笑)。川島さんはどうですか?予想のポイントってどこに置いてます?

川島僕も血統はすごく気にしますね。だからめちゃくちゃ本を買って勉強したんですけど、それでも東大出た天才が本気で馬の血統研究に全てを捧げている人もいたりするのでそこには勝てないなと。だから自分の中で昔から何を大事にしているかというと、“妄想”でかね。血統や調教師、戦績、逃げ馬なのか追い込み馬なのかなど気になった馬の特徴を掘り下げつつ、「この子やったらこうして引っ張っていくやろなあ」とか、「こういうレース展開になったらこう走るかな」などと頭の中で“絵を描く”ことをレース直前のパドックのチェックまでひたすらやっています。

編集部:イメージトレーニングということでしょうか。

川島:そうですね。レース前日は寝る前に何回もしますし、緊張して寝られなくことも多いです。僕は一切走らへんのに(笑)。

ノブ:僕がこれから競馬を始めようという人に一番オススメしたいのは、関西のローカル番組なんですけど、「競馬BEAT」(関西テレビ/日曜15時〜16時)での川島さんの予想に乗っかること(笑)。的中率すごいんですよ

川島:いやいやいや(笑)。でもね、僕らにも当然スランプはあるんです。そういうときは誰かの予想を真似して、普段は3連単を買っているけど、馬連とかワイドで買うこともあります。草野球で右バッターですけど絶不調やから一回だけ左バッターボックスに入ってみようか的な感じで。だから皆さんも、例えば彼氏が競馬をやっている人なら同じ馬券を買ってみるとか、自分の誕生日の数字で買うとか、ホンマにね、とっかかりは何でもいいから、まず馬券を買ってみて欲しい

ノブ:そうそう! 僕らもいろいろ仲間内でああだこうだ買い方とか予想を議論しますけど、そこに正解なんてないですから。

川島:いろんな買い方をしていくうちにね、「あ、なんか私、三連単が好きかも」とか、「やっぱり単勝が性に合ってるわ」とか、好みが出てくるはずなので。

ノブ:そうやって自分のスタイルを見つけていく感じがまた、競馬の楽しさなんですよね

第2回に続く

取材・文/徳原 海 企画/倉田明恵〈BAILA〉

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