【デリケートゾーンのお悩み10問10答】黒ずみってどうすれば？VIO脱毛って必要？

夏は特に気になるデリケートゾーンのニオイや産後緩んだ膣を引き締めるには？読者から寄せられたデリケートゾーンの悩みに森田さんが回答。正しい方法を覚えて、やさしくケアを！

教えてくれたのは

Ａまずは手鏡で見て、知りましょう！
自分の膣まわりを見たことがない人も多いと思うので、まずは手鏡でよく見て観察してみましょう。意外と汚れがたまっていることに気づくことで、ケア意識も高まります。慣れてきたら、キレイな指でやさしくさわってみましょう。

Ａ 肌トラブルや介護の観点から、ぜひ脱毛をおすすめします
下着で性器まわりを保護できる現代は、VIOの毛は不要。毛があるとムレやニオイ、かゆみを招いたり、将来、要介護になったとき介護をする人が大変なのでぜひ脱毛を。

Ａ 光脱毛でなくしてしまうのが理想。自分でやる場合は専用のもので
自己処理は肌に負担をかけるので、クリニックやサロンでのレーザーや光脱毛などで生えなくするのが理想的。自分で行うなら、自宅用の脱毛器など専用のもので行って。

Ａしっかりケアしていれば、かゆみも治ります
かゆみの原因は、ムレと不衛生なので、VIO脱毛をして、専用ソープで洗い、正しく保湿をすれば、自然に治ります。それでも改善しない場合は、性感染症などの可能性もあるので婦人科へ。

Ａ 専用ソープでヒダやその裏側まで丁寧に
普通の石けんで洗ったり、強くこすると痛みが出ることも。必ず専用ソープを使い、大陰唇と小陰唇の間やヒダの裏側、クリトリスまわり、肛門のシワの間なども指でやさしく洗って。

Ａ ニオイは毛の処理と洗浄で清潔に保つことで改善します
アンダーヘアがあると汗でムレてニオイのもとになるので脱毛を。また、性器まわりに恥垢がたまることも原因なので、専用ソープで洗ったり、専用シートでふき取って清潔に。

Ａ お肌と一緒でケアすれば 変わります！
黒ずみは保湿をしたり、ホワイトニング効果のあるアイテムを使えば改善しやすくなります。保湿をすれば肌にハリや弾力が出て、たるみも改善しますよ。

Ａ うっすら黒ずむのは普通のこと。それ以外は乾燥とショーツの擦れが大きな原因です
大人の女性の性器は黒ずむのが普通なので気にしなくてOK。ただ、ショーツとの摩擦や乾燥も原因なので、普段は肌にやさしい天然素材のショーツを選んだり、保湿をしてターンオーバーを促して。

Ａ 30代でもケアを怠れば、乾燥し萎縮することも
膣の中もケアをしないと乾燥していき、30代でも萎縮している人も。膣内に人さし指の第一関節くらいまでを入れて、専用オイルを塗りながらやさしくマッサージをすると粘液が出やすくなり潤います。

Ａ 膣をキュッと締めた状態をキープ。ボールを使うのもおすすめ
膣をキュッと締めてキープする方法が効果的。電車の中でかかとを上げ下げしながら行ったりとこまめに実践を。膣トレ用のボールを入れて行うのも◎。

イラスト／黒猫まな子　取材・原文／和田美穂　構成／田畑紫陽子〈BAILA〉　※BAILA2020年8月号掲載

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