マスク生活で口もとが見えなくても、毎朝リップを塗ってオンのスイッチを入れているという弘中綾香アナ。そんな彼女にとって<リップ>とはどんな存在なのか!? お気に入りのリップやこだわり、今後トライしたい色などについて聞いてみました。
赤リップがアイコンの弘中アナ。あなたにとってリップとは?
仕事にしろプライベートにしろリップを塗ると行くぞっ!てなるスイッチ入りますね
出社するときは口もと以外は基本すっぴんなのですが、マスクをするようになった今でも、毎朝リップを塗るのは絶対。塗っておけばサマになるという気持ちもありますが、鏡を見たときに自分をアゲたり、オンオフを切り替えるいいスイッチになる。それぐらい、リップが持つ自分への影響力って大きいと思うんです。以前、ヘア&メイクの河北裕介さんに雑誌の企画でメイクをしていただく機会があって。そのときに、「メイクの醍醐味はリップだ」とおっしゃっていたんです。確かに、リップがいつも同じ色では顔とお洋服がチグハグになってしまうし、塗る色によってその人の印象は変わる。それからは、コーディネートや季節によって色や質感を変えるように意識。ファッション感覚で、毎日楽しんで選んでいます。
弘中アナとリップにまつわる9のコト
Q1 コロナ前後で弘中さんにとってのリップの存在は変わった?
マスクをしていてもリップはいつも塗っていたい派。とはいえ、物理的に顔半分隠れてしまうと、普通に接したつもりでもぶっきらぼうに見えてしまうことも。それだけ、目だけでは感情を伝えるのが難しいし、口もとの存在に助けられていたんだなと実感。
Q2 リップ、どんなタイミングで買っている?
雑誌で流行っている色をチェックしたり、SNSで流れてくる情報をキャッチして、毎シーズン数本は仕入れていますね。ありがたいことに雑誌の企画でプロの方にメイクをしていただく機会もあるので、気に入った色番は控えて、後日買いに行くことも。
Q3 いつもぷるぷる。ケアはどんなことをしている?
スクラブをたま〜にする程度で、特にこだわったケアはしていません。強いて言うなら、寝る前にワセリンを塗る程度。ただ、色つきのリップバームはポケットに入れておいてちょこちょこ塗り直してはいます。それが自然とケアしてくれているのかな?
Q4 仕事、プライベートなどON・OFFで使い分けは?
仕事のときはメイク直しの時間が取れないので、落ちにくいティントリップがスタメン。プライベートでは、落ちる・落ちないは気にせず好きな色や質感を楽しんでいます。反動なのかグロスの出番が多いかも?
●お仕事リップは落ちにくいことがマスト!
●収録メイクは自分でメイク!
写真:「激レアさんを連れてきた。」 (月曜23時15分放送)
Q5 ポーチに何種類・どんなリップが入っている?
お仕事はセルフメイクなので、どんな衣装でも対応できるよう、5〜6本常備。中でも登壇回数が多いのは、カシス色のクレヨンリップ。あとはシアーな赤リップとおしゃれ見えなブラウンをローテーション。プチプラ〜デパコスまで色々使っています。
Q6 次、トライしたい色はある?
もともとぼんやりした顔立ちなので(笑)、淡い色やくすんだ色を塗ると顔が締まらないんです。だからついつい赤やカシスなどきちんと発色するものに頼りがち。でもいつか、ヌードベージュのリップを主役にした、洒落たメイクにトライしたい!
Q7 リップメイク、何にいちばんこだわっている?
顔とお洋服がバラバラにならないように、ファッションや季節によって、色や質感を変えること。春夏は鮮やかな服を着る機会が多いので、リップも明るい色やシアーな質感に変えています。あとはオンエアチェックをして、リップの肌映えは必ず確認!
Q8 弘中さん流落ちないリップテクはある?
コスメ界のテクノロジーの進化は著しいので、ものに頼る!これ一択です。それ以外にテクはありません(笑)。強いて言うなら、ステインやティントタイプを重ね塗りする。それだけで、本当に収録中塗り直ししなくていいほど、落ちにくいんです。
Q9 思い入れのあるリップを教えて!
以前、プレゼントでいただいた青みピンクのリップ。自分では選ばない色だったのですが、つけてみると意外としっくり。顔もパッと華やぐので、春になると毎年つけています。自分とは違う視点で選ばれたものって、新しい発見があって面白いですよね。
弘中綾香
AYAKA HIRONAKA●1991年神奈川県生まれ。テレビ朝日アナウンサー。「あざとくて何が悪いの?」「ノブナカなんなん?」など、バラエティ番組を中心に独自の存在感を発揮。2月に自身初のフォトエッセイ本『弘中綾香の純度100%』(マガジンハウス)を発売。メディアの枠を超えた伸びやかな活動ぶりで注目されている。
撮影/野田若葉〈TRON〉 ヘア&メイク/犬木 愛〈 AGEE〉 スタイリスト/斉藤くみ 取材・原文/谷口絵美 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年4月号掲載
【BAILA 4月号はこちらから!】