にょきっと出てくる可愛いスイーツ、静岡のお茶羊羹【エディターのおうち私物#274】

BAILAエディターズのリレー式コラム第274回は、川根茶を使った三浦製菓のお茶羊羹をご紹介します。

喫茶店で紅茶のシフォンケーキをオーダーするとき、一緒に頼むべきはコーヒーか紅茶か。アフォガートに別途コーヒーはアリか。いまだに私は正解が分からないのですが、お茶羊羹には緑茶と子どもの頃から決めていました(笑)。できれば静岡茶がベスト。
 
うなぎパイやこっこに比べたら知名度は高くないけれど、地元静岡の隠れた名物と個人的に推したいお茶羊羹。南アルプスの自然の恵みに育まれた銘茶、川根茶を粉末にして練り込んだ小さな羊羹です。和スイーツの定番の抹茶味とは少し違った、緑茶ならではの爽やかな甘味が絶妙で、クセがなく子どもにもお年寄りにも喜ばれます。一口ではなく、一口プラス半のサイズ感もちょうどいい。
 
紙容器の底を指で押すとにょきっと羊羹があらわれるのがユニークで、子どもの頃はお茶羊羹を出されるととてもワクワクしていました(本来は、手を汚さずに食べられる工夫なのですが)。大人になった今でも時々お茶羊羹の底を押したい欲求が湧き上がります。
 
今年も桜が咲いて、あとひと月もすれば八十八夜。おうち時間のお供に、美味しい新茶とお茶羊羹はいかがですか。(編集W)

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