〈蟹座〉の2022年下半期の運勢を、鏡リュウジさんの星占いでチェック。全体運・仕事運・恋愛運、運気グラフもしっかりおさえておこう!
じわじわと加速して自分なりの幸福をつかむ
ゆるやかにスピードを上げていく2022年下半期の蟹座。これまで、様々な環境の変化に対応しながら、自分なりの幸せの形を模索する運気にありましたが、ここからは「自分の意志」が最も重要なカギになります。
特に7月中旬以降は、何がしたいか、何を求めているか、何をしたくないかというあらゆるシーンでの思いが大切に。常識や世間体からはいったん離れて、あなた自身の思いにフォーカスしてみてください。それが、大きな幸運をつかむためのスタートライン。ときにはプレッシャーを感じ、逃げ出したくなることがあっても、自分の意志さえゆらいでいなければ大丈夫。
万一、気持ちがグラグラしていると感じたときは、どんなに無理に思えてもいったん立ち止まり、深呼吸して。落ち着きを取り戻すことが運気アップの近道になるでしょう。へこんだときは周囲の温かさに支えられることも多く、身近な人への感謝が強くなりそうです。大きな夢に向かって進むときは、資金もポイント。日々の節約で浮いた分などはいざというときに使えるお金としてプールしておくと安心です。
各月の運勢&運気グラフ
6月 何かと落ち込みがち。イライラしやすいので趣味の時間を増やしてみて。
7月 中旬から新しいことが始まる運気に。体を動かすといいアイディアが。
8月 物質運が好調。住まいを替えたり、買い物をしたりすると満たされそう。
9月 幅広い知識が役立つ月。多ジャンルの本を読み、さらに視野を広げて。
10月 身近な日常の中に幸せが。自分を追いつめず心をゆるめて過ごすと吉。
11月 ポジティブ思考と慎重な行動にツキあり。気は大きく、確認は丁寧に。
12月 結婚の約束には絶好のタイミング。一対一で向き合えるパートナーが。
【WORK】人を支えたことが力になり、大きな花を咲かせる栄養に
チャンスの多い星回り。しかしそれ以上に周囲のサポートをし、自分のことは後回しに。誰のために頑張っているのかわからない気分になることが多くなりそうです。集中して成果を上げようと思っても、同じタイミングで部下や後輩の相談に乗ることになるなど、嫌ではないけど今じゃないのにという心境に。でも、情けは人のためならず。縁の下の力持ちを買って出れば出るほど、日頃使わないビジネススキルを活用することになり、知らずしらず鍛えられていくでしょう。10月下旬から11月上旬にかけては大いにスポットライトが当たる暗示です。また、12月以降にこれらの経験が花開きます。すべては無駄になりませんから、目の前のことに全力を注いで。
【LOVE】いつどんなときでも、相手を思う気持ちを持って
恋は最初が肝心。7月、出会い運が高まり、心が華やいでいきそう。自分でも積極的になろうと活発に動けるときです。特に7月中旬から8月初旬にかけて、一瞬で恋に落ちる可能性が高いでしょう。火のついた恋心をすぐに消してしまわず、安定させるポイントは、お互いを尊重する気持ちになるでしょう。秋はモテ期が。あちこちから声をかけられ、選びきれないなんて嬉しい悲鳴を上げることになるかも。また、家庭運も秋に上昇。ちょっとしたトラブル勃発の暗示もありますが、それがお互いの本音をさらけ出すきっかけに。今さら伝えてもしかたないと思っていたことほど言葉にして。我慢しすぎず不満を小出しにするほうが、長い目で見ると円満の秘訣に。
鏡リュウジさん
1968年、京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。心理占星術研究家・翻訳家。新装版『魂のコード』(ジェイムズ・ヒルマン著 鏡リュウジ翻訳 朝日新聞出版)が好評発売中。
イラスト/佐伯ゆう子 原文/浅島尚美〈説話社〉 ※BAILA2022年7月号掲載
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