11/28に発売されたBAILA 1月号の【婚+ふたりバイラ】に、夫婦揃って参加させていただきました。
結婚式をしたのは2022年3月だったのですが、実はこれが初めて写真を公開するタイミングとなりました。
【コロナ禍の結婚式】だったということで、他の多くの方がそうであるように、私達もいくつかハードルを超えることがあり。
今回のレポートは、結婚式の準備で悩む(悩んだ)方へ、なにか参考になることや、共感を提供できる記事になればと思います!
直前の延期決定。不安なのは体調よりも気持ち
元々、2021年9月に予定していた結婚式。
申し込みをしたのが2021年始めで、コロナ流行最中だったのですが「9ヶ月あれば落ち着いているはず」と、期待と不安の中、申込みました。
結果、挙式の1ヶ月前に夫婦揃ってコロナに罹患。私は症状が悪化し入院することに🏥
周囲でも流行が止まず、やはり挙式は延期決定。
その間に、夫婦や家族の間でも、コロナをきっかけに生活に対する考え方に違いが生じたり、体調だけではない部分で、すれ違いも沢山起きました。
仕事も忙しい時期で、スタッフに迷惑をかけた申し訳なさや焦り、招待している皆様への気遣い...色んなことが重なり、体調以上にメンタル面の不安が大きかったです。
「コロナ離婚」なんて言葉がメディアでも取り上げられていましたよね。
ネガティブな記事を見かける度に気持ちが引っ張られたりして(笑)
友人や妹、式場の担当プランナーさんに沢山話を聞いてもらいました。
同じように悩んでいる方は、ぜひプランナーさんにも心の内を相談するのも良いかな〜と思います。
きっと、パーソナルな部分・プライベートの悩みも含めて支えになりたいと思っている方がたくさんいると思うので^^!
家族や友人のような近しい人には「心配かけるかも...」と遠慮してしまう部分を、素直に話せることもあるんじゃないかなあと思います。
大変お世話になった衣裳室。プランナーさんをはじめ、スタイリストさんも沢山相談に乗ってくれました。
先が読めない中の準備。予備日を設けられるなら手配できるものは両日押さえておきたい!
状況が不安定であっても日々は過ぎていくし、準備しないといけないことが沢山ありますよね。
ドレスもその一つかもしれませんが、人気のデザインは先まで予約が埋まっているなんてことも。
せっかく決めたドレスが、挙式日の変更によって「使えなくなった😢」なんて声も聞きます。
そんな時は、(式場によって対応可否あると思いますが)結婚式の予備日を先に設けておき、両日抑えてもらうと安心だなと思いました!
また、挙式時期をずらしたことによって、当初ドレス選びをしていた頃にはなかった新作が挙式直前に登場することも。
そんな時は、先に「衣裳の変更がいつまで可能か」を確認しておくと良いと思います。
準備期間中に取り溜めていた希望イメージ
ドレス選びを手伝ってくれた妹からのレコメンド
型にハマった「結婚式」にこだわらなくても良い。オリジナルのスタイルを作れる!
元々は、100名以上の「結婚式+披露宴」を予定し、二次会は別で150名程を希望していた私たち。
またお互い関西出身ということで、遠方ゲストも多く交通手配を検討していました。
ただ実際は、緊急事態宣言や移動制限などがあり、二次会の開催はおろか、披露宴も厳しいという判断に。
最終的に「2人で前撮り」+「少人数で挙式」+「家族など最少人数で簡単な食事」という流れに決定しました。
しかし友人の中には、既に余興用の準備や映像を作ってくれている方も。
せっかく来ていただけるなら、余興の披露の場も設けたいし、少しでも喜んでいただきたいと考え、結婚式の流れを0から組み立て直しました。(アドバイスをくれたスタッフの皆様と心強い友達に心から感謝!)
【 変更したこと例 】
・キリスト教式から人前式に
十字架のある本格的なチャペルだったのですが、キリスト教式だと「ゲストが見ているのは殆ど2人の後ろ姿」になるので、夫婦がゲストの方を向いて行う人前式に変更。披露宴でゲストの顔を見る時間が短いからこその決定でした。
・MCを入れて進行を
人前式となれば司会者が入ることもありますが、特に今回は進行が大事になると考え、ベテランの方にサポートいただきました。
・二人の紹介は、挙式前に映像で
挙式前にお過ごしいただく控え室に、二人のプロフィール映像を放映。
披露宴の挨拶をできないからこそ、事前に映像で自己紹介しました。
・挙式前・挙式中にも映像演出を
二人の入場直前には、チャペルの中でオープニング映像の放映。
前撮りに撮影したデータで、披露宴開始時のような演出を。
・挙式の中で余興・スピーチを
少人数とはいえ、せっかく友人が用意してくれた余興。
なんとか披露の場を設けたく、挙式中に演出していただきました。
こんな状況下で沢山準備してくれた友達の気持ちが堪らなかったです🥺
・オリジナル結婚証明書作り・披露
皆さんの前で披露する宣誓として、私たちだけオリジナル結婚証明書を作成。
印刷会社と打ち合わせし、データも0から制作しました。
家事分担までしっかり約束!
・こだわりのBGMを使用
私たちが好きな歌・思い出の楽曲をリストにし、進行にあわせて流しました。
キリスト教式だと讃美歌が一般的だと思いますが、私たちはJ-POPから洋楽まで自由に好きな楽曲を使用しました。
・オンライン参加の方も
初めはYouTubeやZoomを使ってライブ配信を検討しましたが、結局、1番簡単にコミュニケーションがとれるLINEを活用。
接続してくれる友人にも負担かけない方法がいいなと思いました。
・ゲストの皆さんにはマウスシールドを
撮影も行われている中、ゲストの顔が終始マスクで隠れているのが気になり、マウスシールドを準備。
・披露宴の有無に関わらず、和装への色直しを
散々悩んで決めた白無垢。披露宴がなくなったことで着る機会がなくなったかと思いましたが、挙式後に衣裳チェンジすることで、念願の和装が叶いました。
•披露宴に使用する予定だったフラワーをチャペル内やガーデンにも
披露宴会場は、大好きな「桜」を使ったコーディネートを考えていましたが、挙式だけに。
なので、チャペルやガーデンなど至る所に桜を装飾していただき、オリジナルの空間作りをしてくださいました。
なかなか無い絵ですが、十字架ど真ん中にスクリーン設置(笑)
チャペルに対する概念が変わった瞬間でした。大好きな友人が画面越しに参加してくれました。
離れていても繋がれることが本当に嬉しい!マウスシールドと案内パネル。案外組み立てが難しいのですが、スタッフ様からゲストへ丁寧に案内してくださいました。
ぎりぎりまで悩んだ衣裳。担当のスタイリストさんが最後まで丁寧にご提案くださり、無事に決まりました。
スタイリストさんとは接する距離が近く、多くの支えになっていただきました。
上質で「ほんもの」に拘るTAKAMI BRIDALの和装を着ることができて、本当に良かったです。
挙式時期の気温が低く、思うように咲かなかった桜。
しかし、プランナーとフローリフトさんが毎日室内暖房で管理をしてくれ、見事当日は満開に!
涙ぐましい努力をしてくれて感動...。
結婚式当日のダイジェストムービー。
映像ってその瞬間の空気感まで伝わるから不思議!
残してよかったです😌
来られなかったゲストからの贈り物はしっかり装飾
今回、残念ながらお越しいただけなかった多くの方からいただいたお祝いやメッセージ。
きちんと記念に残したく、全ての祝電にしっかり目を通し、装飾していただきました。
普段からお世話になっている方々の有り難さを改めて感じた瞬間です。
正解はない。自分たちらしい結婚式は自由に作れる!
自分自身の結婚式を振り返り、改めてこのように感じました。
今回、たまたま「コロナ」という状況下で起きた話を記載しましたが、
実際に結婚式を迎えるご夫婦は、どんな時でも考えることがいっぱい。
100組いれば200通りの考え方があるし、そのご家族の考え方・状況だって多種多様。
決して「これが正解!」という結婚式はないと思っています。
自分たちが自然に幸せだな〜と感じる選択にすればいいし、もしその選択肢がなければ0から作ることもできると実感しました。
(プランナーさんが相談に乗ってくれると思います!)
悩んでいた私にプランナーさんが作ってくれたオリジナルの企画書。思い出すと目頭が熱くなります。
できることが限られる中、フローリストさんが細やかにお花の演出提案をしてくれました。
もしこれから結婚式を迎える方や、結婚式はしたけど、後撮り(結婚式後のフォトウェディング)などを考えている方の参考になることがあれば幸いです^^
後日「前撮り」と「ハネムーン」もご紹介したいと思います!
以上、9ヶ月越しの結婚式レポートでした!