ベーシックでカジュアルでありながら、華があって今っぽい。そんな絶妙なバランスがおしゃれな三條場さん。この春、自らのブランド「Gajess」を立ち上げる彼女の“今日会う相手”に合わせた最新の着こなしをルポ! 今回は、女友達と表参道で会う日のおしゃれスタイルをチェック。
女友達と表参道で会うなら…
リラックスしたカジュアルをベースにトレンドや可愛げをさりげなく仕込む
「表参道は仕事柄よく訪れる場所。なじみのある街だし“抜いたおしゃれ”を許してくれる場所だから、気合を入れるよりもラフなムードが基本です。カジュアルを軸に少しずつ女らしさを足していくイメージ。ただ、おしゃれな女友達と会う日は、トレンド感もちゃんと意識しておきたい。意外と“時代”が出るデニムは、旬のローライズを選んでみたり。一見抜いているようだけれど、キャッチーなバランスも大事にしています」
my favorite
Café Kitsuné Aoyama
「和モダンな内装がおしゃれ。天井が高く開放感もあるので、周囲を気にすることなく、つい時間を忘れ友達とおしゃべりに夢中に。苦みのあるカフェラテも美味しくて好きなんです」
BAR & GRILL
「広さはそこまでないのですが、友達と過ごすのに居心地がよくごはんも美味しい、お気に入りの穴場的スポット。訪れるたびに変化がある、旬の食材を使ったメニューも毎回の楽しみ」
ベーシックなアイテムこそ今っぽさや素材にこだわりたい
Knit/WRAPINKNOT
Jacket/Calvin Klein
Denim/upper hights
Earrings/JIL SANDER
Bag/HEREU
Shoes/repetto
大好きなデニムに、きれいなグリーンのカシミヤニットを合わせて。「ずっとハイウエスト派だったのですが、初めて似合うローライズを発見して即買いしました。上質なカシミヤ素材で半袖という、ベストシーズンが限られる服を楽しめるのって、大人ならでは。最近ようやく、そんな贅沢な服も手に取るようになりました」
白の「レペット」で甘さをほのかに
少しワイドでカジュアル感が強いデニムスタイルには、女らしさが欠けないよう、バレエシューズの足もとで可愛げを忍ばせて
香水は「ヨー ビオトープ ランジェリー」
トレンドを意識したスタイルの日は、甘い香りをまとうより、ユニセックスな香りが気分に合うそう
これもお気に入り
「ミュウミュウ」のワンハンドルバッグは甘さを抑えた雰囲気。「PCも余裕で入る大げさなくらい大きいバッグを、春夏の軽い服に合わせるのもお気に入り」
女友達と会う日も彼と会う日も。肌とジュエリーは変えず“今”の気分を
ファンデーションは「ローラ メルシエ」のフローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッションを愛用。
「真ん中の明るい部分はハイライト代わりに、頰の高い位置にのせるとツヤ感がぐっと増します。肌を保湿しながら紫外線から守ってくれる効果も」
手もとはいつも「エルメス」や「マリアブラック」「MASATO INOUE」に「Satomi Kawakita Jewelry」など、お気に入りリングを左右の手に自由なバランスでレイヤード。
大粒のバロックパールのピアスは「ジル サンダー」。「上品なのにコンサバにならないムードに惹かれて」
撮影/nae. ヘア&メイク/本岡明浩 取材・原文/道端舞子 ※BAILA2023年5月号掲載