スカートの日こそ、ヘアはどこかタイトに。これが“可愛くよりきれいに着る”ための大人らしいバランス感覚。今回はヘア＆メイク笹本恭平さんが、「プレゼンの日」の素敵なタイトヘアのつくり方をレクチャー。
ヘア＆メイクアップ アーティスト
笹本恭平さん
知的さと洒落感のあるタイトヘアは大人のきれいめ感アップに最適
大人の女性が着るスカートには、甘いだけでなくどこかにスタイリッシュな部分が必要だと思います。だからこそ洒落感も知的さもあるタイトヘアがいいバランス。ただ、カッコよくなりすぎるのも気分ではないと思うので、おすすめしたいのは一部分をタイトにしながらほかは毛先を遊ばせたり後れ毛を出したり、ほどよく抜け感を意識したアレンジ。ファッションでいう“ウエストマーク”みたいな感覚で、ヘアでもメリハリをつくることで、今までよりぐっときれいで洗練されたスカートコーデに仕上がるはず！
【プレゼンの日】はつらつとした印象の高めポニーテール
上司や同僚の前で自分の意見をアピールする場なので知性を感じさせつつも、はつらつとした表情に見えるように耳上よりも高めの位置で結ぶポニーテールに。やわらかさを醸し出す顔まわりの後れ毛がポイントです。（笹本さん）
端正な着こなしも、高めにキュッとまとめたポニーテールのおかげで気負いすぎた印象にならない。スカート￥19800／セテンス ジャケット￥25960／アンクレイヴ（アンクレイヴ スタンダード） ニット￥19800／ショールームリンクス（ナイスナイス モーメント） メガネ￥49500／アイヴァン 東京ギャラリー（アイヴァン） ピアス￥47300・リング￥49500・バングル￥52800／エネイ松屋銀座（エネイ） 靴￥135300／セルジオ ロッシ カスタマーサービス（セルジオ ロッシ）
（HOW TO）
あずき大のワックスを手にとり、顔まわりや根元、後頭部を中心に髪になじませる。その後、耳上より高めの位置で髪全体をまとめてひとつ結びにする。顔まわりに少しだけ後れ毛を出してニュアンスをつけることで、凜としたムードのなかにも優しげで柔和な表情がふわりと。
ユメドリーミン エピキュリアン ヘアワックス
ほどよい粘度があるマットな質感で、さらっとした使い心地。ボリューム調節やニュアンスづくりに最適。サンダルウッドの香りも魅力的。￥4950／ツイギー
撮影／金谷章平 ヘア＆メイク／笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト／佐藤佳菜子 モデル／大政 絢 取材・原文／野崎久実子 ※BAILA2023年10月号掲載
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