見える部分の筋肉をほぐして 見た目印象マイナス3kgに!
自粛期間の運動不足と食生活がたたって「夏を間近に控えているのにダイエットが間に合わない」と嘆いているあなたは、今すぐ、二の腕と太ももをシェイプする作戦に乗り出すべし。洋服から露出する部分がスラッとして見えるだけで、印象がマイナス3kgに映るはず。
そのためにまず実践して欲しいのが筋肉をほぐすこと。自宅でできる本格的な筋肉ほぐしをパーソナルトレーナーの星野由香さんに教えていただきました。「筋肉をほぐさないでで過ごしていると、板のようにカチカチになって伸縮しなくなってくるんです。それに伴って血流も滞るので、脂肪がつきやすい体質に。理想はパン生地のようにふわふわした柔らかな筋肉。このくらいまでほぐすことで筋肉がスムーズに動くようになって、脂肪のつきにくい体質を目指すことができるんです。地味な動きですが着実に成果を出してくれるので、朝晩どちらかのルーティンにするのを目標に」(星野先生)
教えてくれたのは…
パーソナルトレーナー 星野由香さん
ピラティスインストラクターをはじめ多数の資格を持つボディメイクのスペシャリスト。“ほぐし”とトレーニングを同時に行う独自のメソッドは、大政絢さんや神崎恵さんをはじめとする美のカリスマも太鼓判! 食事指導にも定評がある。プライベートでは2児の母。Instagram@yuka.hoshino222
まずはポールを用意する ところからスタートしよう
筋肉をほぐすのにマストなのがポール。と聞くと、『わざわざ買わなきゃいけないの?』とちょっぴりめんどくさく感じてしまうけれど、「高さを出してその上に自重をかけることが目的なので、自宅にあるもので作って、代用することができるんです。用意するものはサランラップの芯とタオル。サランラップの芯にタオルを巻きつけて輪ゴムで止めるだけで、即席ポールの出来上がり」道具が用意できたら、早速、スタート!
太ももの前面ほぐし
ここが柔軟になると、たくましい印象が消えて脚全体が華奢に見えるように。
〈How to〉
1うつ伏せに寝て、太ももの付け根と床の間にポールをはさむ。
2上下にコロコロしたり、左右に脚を動かしたりして、満遍なくほぐす。反対側も同様に。位置をずらしながら膝の上の方まで繰り返して。
太ももの側面ほぐし
脚の横幅をタイトにすることができるからショート丈も余裕で履きこなせる。
〈How to〉
1横向きになって、ポールを太ももの下に入れ、自重をかける。
2ポールをコロコロさせる。
3腰を上下に動かす。反対側も同様に。
二の腕をほぐし
タンクトップやキャミソールを自信を持って着こなすために、ほぐすしかない。
〈How to〉
1横向きに寝て、ポールを二の腕と床の間に挟む。
2自重をかけながらポールをコロコロ動かす。左右とも同様に。
おデブスポットを見つけて 念入りにほぐすのがポイント
冷えやすいところや、ポールを転がして痛いと感じる場所を見つけたらそこは“おデブ”スポット。「その部分を重点的にほぐすようにすると、スレンダーな手脚を目指すことができます。1箇所につき90秒〜3分くらいかけてほぐすのが時間の目安です」
取材・文/石橋里奈 企画/倉田明恵〈BAILA〉