仕事が本格的にスタートして慌ただしい毎日に突入した途端、お通じのリズムが乱れてしまっていませんか?朝、ゆったりと過ごせる日は副交感神経が優位になって気持ちがリラックス。排泄がスムーズにいくのですが、出勤を強いられると毎日そうはいかないですよね。遅刻しないようにタイムテーブルを刻むうちに、便意を感じてもスルーするのが当たり前に。そのまま過ごしていると、あっという間に便秘になってしまうのが辛いところ。そんな乙女の“あるある”悩みに星野先生が2つの解決策を授けてくれました。早速参考にして、朝を軽やかにスタートしましょう。
教えてくれたのは…

パーソナルトレーナー 星野由香さん
ピラティスインストラクターをはじめ多数の資格を持つボディメイクのスペシャリスト。“ほぐし”とトレーニングを同時に行う独自のメソッドは、大政絢さんや神崎恵さんをはじめとする美のカリスマも太鼓判! 食事指導にも定評がある。プライベートでは2児の母。Instagram@yuka.hoshino222
解決策1 乳酸菌を積極的に取り入れて 腸内環境を整えるように意識
まず最初に取り入れて欲しいのが乳酸菌のチカラ。「乳酸菌は腸が慣れてしまわないように色々な種類のものを取り入れた方がいいので、違うメーカーのものを1種類ずつ計2種類用意していただくのがオススメです。選ぶポイントとしては、価格的にも味覚的にも続けやすいものを1つ、いざというときに頼れるパワフルでアクセントになるものを1つと考えていただくのがいいと思います」
前者で取り入れやすいのが、ヨーグルト、キムチ、納豆、シリアルなどの食材。「ヨーグルトは種類が豊富なので気分によって味で選んだり、効果で選んだり、定期的に変えて摂取してみてください。私が好きなものは、ブルガリアヨーグルト、ダノンヨーグルト、ビオ、ギリシャヨーグルト。飲むタイプであれば、R-1を選ぶ事が多いです。コンビニでも購入できるのがうれしいですよね。キムチは自家製のものをお客様からいただくこともありますし、スーパーで味の良いものを選ぶこともあります。納豆も1つのメーカーにこだわらず、大粒の日、小粒の日、ひきわりの日といろいろ分けて食べるようにしています。この意識だけで色々な乳酸菌を摂取することができて腸内環境が活性化するはず」
食材で取り入れるのが厳しい日のためにスティック状のサプリを用意しておくのも無理なく継続するための秘訣。「定期的に購入できる価格のものを選んでポーチに忍ばせておけば、気がついた時にさっと摂取できて便利。私が最近飲んでいるのが『L-137 パウダースティック』。朝のコーヒーや寝る前の白湯に混ぜたり、夜のお味噌汁に混ぜることができてお手軽。息子ともシェアできるので重宝しています」
後者のここぞというときに頼れる乳酸菌はお守りとしてスタンバイ。「腸内環境を一気に整えてくれるので、いい意味で刺激を与えるために週に1〜2回取り入れるようにしています。腸の美しさは肌の美しさにもつながるので一石二鳥。免疫力アップの期待ができるところもこれからの時代にマッチしていますよね。最近のお気に入りは、『ベルムカイン ゴールド』 と『新谷乳酸菌』です」

解決策2 大腸のはたらきをスムースにする マッサージで自然な排泄を促す
体の皮下組織の中には“反射点”と呼ばれる箇所があり、それぞれ内臓とリンクしています。つまり、大腸の反射点を刺激することで、排泄のための動きを助けることができるのです。「お通じがないのが気になるときは、膝上のサイドを刺激してみましょう。自宅でできるときはポールを使って動画のように、外出先や勤務中の隙間時間には手の指でプッシュするのもオススメです」
お通じは心のデトックスにも 小さな工夫で毎日スッキリ
体の中の不要なものを排出することは、自律神経を整え、心のもやもやをデトックスしてくれるのだそう。「心と体はつながっているもの。たかが便秘と軽視しないで、1日1回、お通じがある毎日を目指してみましょう。意識するだけで、きっと改善されていくはずです」