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【#長谷川あかり のご自愛ごはん】料理はやりたいときだけ楽しくやればOK。みんなの悩みを解決する“ご自愛ごはん”が単行本に

バイラの人気連載「長谷川あかりのご自愛ごはん」が、新作レシピをたっぷり加えて、単行本になりました! これを記念して、バイラ世代の料理の悩みに長谷川さんが率直回答。著書への思いも伺います。

料理は、やりたいときだけ楽しくやればOKです

ありがとう、ひき肉!「ニラとひき肉の 台湾風ラーメン」

――忙しい毎日、夕飯くらいはホッとひと息つきたいもの。そんなときこそ恋しくなるのは、気取りのないおうちのごはんなのです。時間のない私たちでも、無理なく作れるレシピを月にひとつずつ紹介するバイラの連載「長谷川あかりのご自愛ごはん」は、おかげさまで大好評! さらに3月には、この“ご自愛マインド”いっぱいのレシピ本も出版。そこで今回は特別企画として、読者の皆さまからの料理に対するお悩み、ちょっとした質問に長谷川さんが真正面から回答。料理に対するハードルを、ググッと下げちゃう目論みです。

長谷川 何よりお伝えしたいのは、料理って、“しなきゃいけないもの”ではないんです。したくなったら、すればいい。私だって、忙しくてイライラしているときはしません(笑)! “ご自愛”って、自分を愛おしむこと。大切な自分には無理させないっていうのがいちばんなんですよ。

――とにかく料理に無理は禁物という前提が出たところで、まずは、こんなお悩みから。「出産後、ミールキットやUberに頼って、自炊の頻度が大幅減。最近は少し余裕が出たのですが、丼ものや鍋が中心で品数が作れず罪悪感が」(35歳・事務)

長谷川 育児も料理もなんてすごいです。丼や鍋って、野菜のほか、お肉などのタンパク質も入っているし、お鍋であればシメの雑炊で炭水化物も摂取できて栄養も完璧! 必ずしも、品数豊富=栄養バランスがとれているわけではないし、一品でも充分、バランスはとれるので安心して。

――次のお悩みは、「一度作った料理を、夫が帰ってくる頃にもう一度温めるのが面倒」(36歳・事務)

長谷川 優しい……。私が一緒に暮らしていただきたいくらいの優しさ。これは、バッサリいきます! 「面倒でストレスがたまるのであれば、温めまでする必要なし!」

いつも100点を目指さず、“あえての50点”があっていい

――「料理は作るだけでなく、献立を考える、使う食材をリストアップする、買い出し、洗い物……すべてを含むので本当に大変」(34歳・メーカー勤務)という意見も。

長谷川 うんうん、献立を考えるのって面倒ですよね。私も、個人的なごはんなら、なんでも酒蒸しと鍋ですませちゃうのでよくわかります(笑)。いつも100点を目指していると、疲れて料理自体がイヤになっちゃう。100か0かになるくらいなら、「先週は80点だったから、今週はお惣菜ですませて、50点でいいや」くらいでいいんです。できなかった日のことでなく、「あのときの私の料理、美味しかったなあ」って、できた日のほうを評価するのが料理を続けるコツ。ただ、お伝えしたいのは、料理ってお風呂に入る前と同じで、「やろう」って思うまでがいちばんエネルギーが必要で、結局は「やってよかったな」って思う確率が高いんです。いちばんのハードルは気持ちを0から1に上げること。そんなとき、私はよくレシピ本を眺めて、気持ちを上げていたんですよね。実際に作らなくてもいいから、「これを食べてみたいな」って気分をなんとなく持っていれば、余裕のある日に「あの料理、作ってみよう」ってきっと思える。今回の本のテーマは、皆さんの料理へのモチベーションを少しでも上げること。ページをめくりながら、「料理、楽しそうかも」と感じていただくだけでも、嬉しいなと思っています。

「自分の食べたいものを、楽しみながら自分で作る。料理は、そのくらいの気軽さで」

みんなの悩みを解決する“ご自愛ごはん”が一冊の本になりました 

長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん

『わたしが整う、ご自愛ごはん 仕事終わりでもサッと作れてじんわり美味しいレシピ30days
著者:長谷川あかり
定価:1500円+税
判型・ページ数:B5判・96ページ
ISBN:978-4-08-790191-7
集英社刊

「湯気の温かさ、お肉が焼ける音、野菜の手触り。実は、料理しながら感じられる様々が、“ご自愛”につながる気がします。この本が、あなたの『作りたい!』を手助けできるお守りのような存在になれますように」長谷川あかり

詳しくはこちらから
長谷川あかり

料理家・管理栄養士

長谷川あかり


「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。
X(@akari_hasegawa

記事が続きます
@BAILAでもレシピ更新中

撮影/須藤敬一 スタイリスト/中里真理子 取材・原文/福山雅美 ※BAILA2025年5月号掲載

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