SNSでも大人気の料理家・管理栄養士、長谷川あかりさん。簡単でおいしく、体に優しい“ご自愛ごはん”のレシピを月1回ご紹介いたします。第52回のレシピは「納豆の焼きめし」。家庭でお店のような本格的な味を楽しむためのコツは必見!
納豆の焼きめし

今回ご紹介するのは、冷蔵庫にストックしている人も多い納豆を使ったメニュー。
「ここ最近の私のおひるごはんや、夜食の定番レシピです。納豆、かまぼこのうまみをベースに、ザーサイの歯ごたえと塩味を効かせて一気に本格味に。家庭的な味になりすぎず、少しあか抜けた雰囲気がでます。イメージは、素敵な中華料理屋さんのまかない料理・もしくはバーの裏メニュー(!)。ビールやハイボールにもよく合いますよ」

材料(1人分) 調理時間/約10分
ごはん(温かいもの) 200g
小粒納豆 1パック(50g)
長ネギ 1本
かまぼこ 40g
ザーサイ(瓶詰め) 30g
米油 大さじ1
塩 小さじ1/4
醤油 小さじ1/2
粗びき黒こしょう適量
① 長ネギ、ザーサイ、かまぼこを切る
長ネギとザーサイは粗みじん切りにする。かまぼこは8mm~1cm角に切る。
② フライパンで長ネギ、ザーサイ、かまぼこを炒める

フライパンに米油を中火で熱し、1を加え、長ネギがしんなりとするまで炒める。
③ ごはんと塩を加えて炒める

ごはんと塩を加え、ごはんがしっかりほぐれるまで炒める。
④ 納豆を加えて手早く混ぜ合わせる

納豆を加えて粒をバラバラにするようにして全体を手早く混ぜ合わせる。
⑤ 醤油を加え、泡立ったら混ぜ合わせる

炒め合わせたごはんをフライパンの端に寄せ、醤油を加える。しゅわしゅわと泡立ったら火を止め、さっと混ぜ合わせる。器に盛り付け、粗びき黒こしょうをふる。
完成! 納豆の焼きめし

「納豆を加えたら、とにかくスピード勝負! 炒めすぎないように注意しながら手早く混ぜ合わせてくださいね。焦がし醤油の香りもアクセントになるので、フライパンに醤油を入れたらすぐに混ぜてしまわず、しゅわしゅわ泡立つのを待ってから一気に混ぜて」
献立:プラスワンメニュー「大根と紅ショウガの和え物」で栄養バランス&彩りアップ

「メインだけでは足りていないお野菜を補う副菜を。紅ショウガの爽快な香りと酸味が口の中をリセットしてくれるので、メインの焼きめしと相性抜群です」
副菜:「大根と紅ショウガの和え物」(2人分) 所要時間/約15分
①スライサーで細切りにした大根200gをボウルに入れ、塩小さじ2/3を加えてさっとなじませ10分置く。
②①の大根を1/2量ずつ手に取ってしっかりと絞り、水気を切る作業を数回繰り返す。紅ショウガ15gとごま油小さじ1を加えて和えたらできあがり。
次回もお楽しみに!
\長谷川さんのレシピ動画もYouTubeで紹介中!/
■長谷川さんは、BAILA CHANNELにも登場してレシピを披露してくれています! 長谷川さんのトークも楽しく、野菜の下ごしらえのコツなどもよくわかって大人気。こちらからぜひチェックしてみてください。
『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピを発信。最新刊は、初のフライパンレシピ集『フライパンひとつで作るゆるごちそう 煮込み・蒸し・スープ』(幻冬舎)。
長谷川あかり 『わたしが整う、ご自愛ごはん
仕事終わりでもサッと作れてじんわり美味しいレシピ30days』はこちら