ヘア&メイク長井かおりさんが、誰でも簡単に真似できる新しい眉メイク術を教えてくれました。使うのは淡グレー&淡ブラウン2色のアイブロウパウダーと、今月号の付録「天才眉ブラシ」。難しい工程はいっさいないのに、毛があるかのような自然な眉に仕上がるんです。
【左右同時進行で描くのが鉄則!】
A:毛があってほしいのにない、すき間にグレーをトントン
B:眉頭と眉じりの[美人ポイント]にグレーをちょい足し
C:A、Bでできたフレームに明るいブラウンを塗り絵の要領で色づけ
“あったらいいな”は つまりA+B
ここに毛があったはず、という気になるすき間や欠け、毛の薄さ、生えていたら美人度が上がる眉頭下と眉じり横のこと
【用意するもの】
付録の眉ブラシ、毛になりすますグレーパウダーと明るめのブラウンパウダーをスタンバイ。ブラウンは手持ちパレットの明るい色を使うのもおすすめ。
BAILA12月号付録の眉ブラシ(詳しい紹介はこちら)
淡グレー
今回使ったのはナチュラグラッセ アイブロウパウダー 01 ¥3200/ネイチャーズウェイ
淡ブラウン
ケイト デザイニングアイブロウ3D EX- 4 ¥1100(編集部調べ)/カネボウ化粧品(限定発売)
【事前にすること】
スクリューブラシを曲げる
スクリューブラシ側を、斜め45度に曲げておく。こうすると、眉のカーブにぴたりと添って、小回りもきく
事前に毛流れを整えておく
自分の眉をチェックする前と描く前に、かるくスクリューブラシで毛流れをとかしておくと、毛のない地帯が明らかに
【眉メイクスタート!】
1.眉毛が欲しい箇所にグレーを立て置き
両眉を鏡で見て、眉毛があったらいいと思う箇所を確認。グレーパウダーをブラシにとり、ブラシを立てて、毛の欲しい箇所にトントンと置く
2.美人ポイントの眉頭下に毛を足す
眉頭から鼻すじに向かって、グレーのパウダーをトントンと置いてここにも疑似毛を。それだけで一気に立体感が生まれ、メリハリのある顔立ちに
3.眉じりの外側にも足して、美人度アップ
グレーのパウダーをとり、ブラシを立てて使う。眉じりのカーブの角度と平行に、外側に向かってほんの少しずらしつつブラシを3 本分置いていく
4.明るいパウダーでグレーをやわらげる
この段階では、眉毛は生えても髪色とズレていて違和感が。そこで明るいブラウンパウダーの登場。この明るさがグレーと混ざるとなじむのがツボ
5.寝かせ塗りで全体を明るく染める
明るめのパウダーをとったブラシを横に寝かし、眉のフレーム内をペタペタと塗りつぶしていく。“塗り方”を気にせず、ただ全体を塗るだけでOK
6.引いて見て眉毛が欲しい箇所に足す
眉に色をのせきった時点で、鏡で眉全体を確認。ここでもう少し“あったらいいな”部分が見えてきたら、1→5を少しずつ繰り返して微調整を
7.スクリューブラシで2色をミックス
スクリューブラシを眉頭から眉じりに向かって地肌にZを描くように、小刻みに押しあてていく。グレーと明るいブラウンが混ざり合い、なじむ
FINISH!
8.しっくりくる美人眉の完成!
1~7までの工程は、右を仕上げてから左、ではなく、左右同時進行で行うのが大切。置くだけ塗るだけの簡単さで、美人度アップの眉が完成!
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撮影/押尾健太郎(人)、久々江満(物) ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/内堀悠香(人) モデル/宮本茉由 取材・原文/中島 彩 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2019年12月号掲載