2023年春おすすめのメイクにTRY! ヘア&メイクアップアーティスト林由香里さんと美容エディター&ライター森山和子さん、二人の気分から読み解く、新・春メイクの見本帳。今回は、仕事でもOKなコーラル系ワントーンメイクを伝授。
アンニュイなワントーン顔
森山 定番のベージュは、コーラル系が目白押しだね。ナチュラルなのに、アンニュイでおしゃれでやってみたいかも。
林 この手のメイク、以前はマスカラを抜いたりしていたけど、今季は締めるところは締めて抜きすぎないのが大事なの。
森山 だからぼんやりしないんだね!
林 今回だと赤いマスカラやパープルの眉みたいに少しズラした色みを差すことでオンの表情になるから、仕事の日にもぜひ。
使ったのはこれ!
《A》春らしい色がひとつに。ディメンショナルビジョンアイパレット 13 ¥7150/THREE
《B》B肌と一体化するソフトな2色。ルナソル カラーリンググレイズ EX07 ¥6820/カネボウ化粧品(限定品)
《C》潤い続くみずみずしいティントリップ。ピュア リップ ティント 07 ¥2790/スナイデル ビューティ
《D》青みピンクが効いた眉パウダー。ニュアンスブロウパレット 05 ¥3520/ジルスチュアート ビューティ
《E》目もとの表情が変わるパープルの眉マスカラ。キャンメイク スマートミニアイブロウカラー N02 ¥660/井田ラボラトリーズ
《F》かすかな赤みのテラコッタ。マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール 664 ¥4950/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定品)
《G》日だまりのような淡い光の春色をチョイス。ネイルホリック リミテッドカラー OR217 ¥396(編集部調べ)/コーセーコスメニエンス(2/16限定発売)
HOW TO
EYE:まぶた広めに《A》のaをなじませ、同じ範囲にbをふんわり重ねる。c+dを下まぶた全体にのせ、赤みのマスカラ《F》でまつげ上下を引き締める
EYEBROW:眉はパープル系でほんのり変化級をプラス。《D》中央と右の2色を混ぜて眉全体を色づけ、《E》で毛流れを整える
CHEEK:頰は《B》2色をまぜたベージュピンクを、頰中央から広めにのせて落ち着いた血色感に
LIP:《C》のくすんだピンクベージュで深みを加えてワントーンの中のポイントに
NAIL:《G》を軽やかに一度塗りする
ヘア&メイクアップアーティスト
林由香里さん
トレンドをひとさじ加えた洒落感のある仕上がりは、モデルにもファンが多い。
美容エディター&ライター
森山和子さん
国内だけでなく、韓国や欧米の気になるアイテムを空輸するほどのコスメ好き。
ジャケット¥88000/ボウルズ(ハイク) ネックレス¥18000/ヨア ダブルリング¥39600/バウゴヘイアン
撮影/橋口恵佑(物)、野田若葉(人) ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/辻村真理 モデル/森絵梨花 構成・原文/森山和子 ※BAILA2022年2,3月合併号月号掲載