大人の女性は、バランスが何より大事! 着たい服合わせの洒落顔メイクをお届け。美容分野にとどまらずファッションページでも大活躍の河嶋希さんにしかない感性とアイディアで好きな服をもっとおしゃれに!
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋 希さん
2010年よりヘア&メイクアップアーティストとして活動。絶妙の色と質感を駆使した洒落感メイクで、『BAILA』をはじめとした多くの女性誌や広告などでひっぱりだこ!
“服に似合うメイク”河嶋さん的4つの考え方
1.会う人のことを想像する
たとえばデートコーデ。その気持ちの入れ方で“浮かない”さじ加減に気づける。自分ウケも相手ウケも考えるのが大人の女性らしさかな、と。
2.“あえて”をしすぎない
服が辛口だからメイクは甘く、とは考えない。その服を選んだ気持ちやなりたい自分を生かすほうが素敵だし、アガると思うんです。
3.“盛りどころ”と“抜きどころ”を決める
メイクの濃さの話ではなく。肌、眉、目、頰、唇のうち服の色や質感から立たせるパーツ=盛りどころ、それ以外のなじませるパーツ=抜きどころ、というイメージです。
4.上品に仕上げるために“丁寧に足していく”
私の思う上品さは、やりすぎないけど芯のあるメイク。同じブラウンでも一気に塗るより薄く3回重ねたり、難しいテクより“ラクせず、丁寧に”を大切にしています。
撮影/髙木健史〈SIGNO〉 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/森絵梨佳、佐藤晴美 取材・原文/森山和子 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載