当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookieを利用する場合があります。詳しくはこちら

  1. BAILA TOP
  2. BEAUTY
  3. メイクアップ
  4. 河北裕介×百々千晴×ヨンアが働く30代に…

河北裕介×百々千晴×ヨンアが働く30代に伝えたいこと〈後編〉芯のある内面が“その人らしさ”を作る

プライベートやキャリアにあらゆる選択肢が増え、悩みも迷いも多くなるバイラ世代。自分らしく、心地よく過ごすためにはどうすれば? あらゆる経験を積んだ同志のような3人が、自分らしさを見つける行動について本音でトーク。

自分らしさを作るために服とメイク以外で大切なこと

河北裕介×百々千晴×ヨンア

“自分を開示して、コミュニケーションをとることは意識的に!”――河北裕介

“人生にマンネリを感じる人は、自分で「あえて無難なほう」を選んでない?”――百々千晴

自分で考えて行動する。芯のある内面が“その人らしさ”を作る

ヨンア 私って、すごく人に助けられてきた人生なんです。いくつも失敗をしてきたし、色んなことを、もうあきらめなきゃいけないのかな……と思うようなピンチもいっぱいあった。でもその度に、手を差し伸べてくれたり、支えてくれる人が現れて、乗り越えられた。だから、周囲の人を大切に、感謝を忘れずに生きることが何よりも大事だなって思う。

百々 それはヨンアが長年積み重ねてきた、コミュニケーションの結果でもあり、人間力でもあるよね。

河北 それはそう。もちろん関わる人を見る目は必要だけど、逆に失敗をすることで、見る目が養われることもあるしね。傷つくことを恐れていたら、何もコミュニケーションは生まれないし。他人を傷つけてしまったら回り回って自分に返ってくるのと同じで、人を大切にしていたら、困ったときに力になってくれる人が増えると俺も思う。

百々 そうそう。どんなときも“ありがとう”で返すと、“ありがとう”で返ってくるってビヨンセも言ってた。

ヨンア さすが! でも本当そうだよね。心を閉ざしている人を無理やりこじ開けて関わろうとは思わないじゃない? 他人に理解してほしい、仲よくなりたい、信頼関係を築きたいのであれば、自ら開示して関わったり、会話することが大事だよね。会話力はもともと備わっているものではなく、努力することだと思う。

百々 コミュニケーションをとることで、新しい情報も得られるし、また自分とは違う視点で物事を考えられるきっかけになったりするしね。

河北 そうだね。頑なになるでもなく、人の意見を受け入れる柔軟さは、視野を広げることにつながるからいいことだと思う。

百々 スタイリストとしてものすごく感じるのは、服を“着こなす”ことって、マイスタイルを持っているかどうかだと思うのね。他人に流されないけど柔軟さはあって、自分の芯はしっかり持っている人。自分で考えて、自分がいいと思っているなら、ただの白T×デニムみたいなシンプルなコーディネートでも、それはもうかっこいいんだよね。

河北 わかる。だから、ただ流行っているから着るとか、みんな持っているから買うのではなく、自分の“好き”を追求することが大事だよね。何事も思考は停止させないで、自分で考えて行動する。それは人生においても、ファッションにおいても、メイクにおいても同じこと。時代によって変わっていくけれど、柔軟性が備わることで、どんどん自分らしさをアップデートしていけると思うよ。

3人から働く30代にメッセージ

「すべてはマインド!自分らしく人生を楽しんでね」百々

「ポジティブな心で、ときには人を頼ることも大事なことだと思う」ヨンア

「現実をしっかり頑張ること。それが自分を作る!」河北

河北裕介

ヘア&メイクアップアーティスト

河北裕介


ヘア&メイクアップアーティスト。鋭い観察眼でその人の美しさを瞬時に見抜き、ミニマムメイクで最大限のよさを引き出す。

百々千晴

スタイリスト

百々千晴


スタイリスト。シンプルながらも、その人のバックボーンと魅力がすっとのぞくようなエッジィなスタイリングを得意とする。

ヨンア

ヨンア


ヨンア●1985年10月29日生まれ、韓国・ソウル出身。2004年よりモデルとして日本での活動をスタート。バイラでは2012年〜2020年までの約8年半、カバーを始めとする数々のテーマでモデルとして活躍。一児の母。

撮影/岡本 俊 ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/百々千晴 モデル/ヨンア 取材・原文/谷口絵美 ※BAILA2024年4月号掲載

Feature特集

Feature特集

Rankingランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK