おしゃれな大人のセンスはディテールにこそあらわれるもの。気持ちが上向くことで、周りにも“なんかいいね”って思われる。だからこそメイクで、日常に心高鳴る魔法をかけよう! ヘア&メイクアップ アーティスト 林由香里さんが提案するアンバーなワントーンメイクでいつもと違う自分に。
いつもと違う自分になりたい日はアンバーなワントーンメイク
まもなく灼熱の夏も本番。そんな今を大人らしく堪能するメイクを提案。「あえて今、日差しを浴びたようなアンバートーンが新鮮に感じています。どこかラテンな幸福感がありながら、夕焼けのようなエモーショナルさも。色みがヘルシーでシックなので、実はオフィスシーンにもおすすめです」(林由香里さん)
使ったのはこれ!
《A》夏の気配を閉じ込めた4つのアイカラーがひとつに。シグニチャー カラー アイズ 139 ¥7700/SUQQU(限定色)
《B》太陽を浴びたようなヘルシー肌を生み出すフェイスカラー。レ ベージュ ヘルシー グロウ サンキスト パウダー ミディアム コーラル ¥13750/シャネル
《C》ノールックで塗れるシアーなブラウン。ザ リップバーム グロウティント 006 ¥4070/アディクション ビューティ(7/15発売)
メイクのプロセス
《1》目もと、頰、唇を同系色に。Aのaを上まぶた、bを上のキワからグラデーションに。b+cを下まぶた目尻3分の2にオン。
《2》頰もブロンズ系カラーBを使用。上2色をブラシで混ぜとり、小鼻わきから放射状に幅広くのせて、じんわり日焼け肌に。
《3》色みがシックな分、輪郭をきちんととりすぎるとトゥーマッチに。Cのリップを直塗りして、カジュアルにまとめて。
ニット¥27500/キャバン 丸の内店(キャバン)
ヘア&メイクアップ アーティスト 林由香里さんが語る。大人が髪とメイクに“ひと手間かける”必要性
ヘア&メイクアップ アーティスト
林由香里
ファッションまで熟慮した上で生み出される、トレンドをほどよく取り入れたヘア&メイクを得意とするマルチプレイヤー。パッと見のクールな印象と実はお茶目なキャラのギャップも魅力。
「働くバイラ世代にとって、髪やメイクに頑張った感は必要ないけれど、きちんと感の中にポジティブさは欲しいもの。それには“ひと手間をかけること”が重要なんです。メイクなら定番メイクを持つことももちろん素敵ですが、それだけじゃつまらない。映えたい日にはいつもと違うプラスワンが気持ちを上げてくれるアクセントになります。ぜひそんな“ひと手間”で毎日をもっとハッピーに楽しんでみてください」
撮影/大塚三鈴 ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/大谷玲奈 モデル/森絵梨佳 取材・原文/森山和子 ※BAILA2024年7月号掲載