【まつ毛ケア】石井美保さんにこっそり聞いた、まつ毛のためにやっていいこと、悪いこと

トップス￥18700／セルフォード(セルフォード ルミネ新宿2店)  ピアス￥18700・リング￥16500(アルティーダ ウード）／ノジェス　

前回、まつ毛は長さよりも自分のまつ毛が持つ“層”を大事にするべきと語った石井さん。まつ毛美容液のケア以外に、意識したり気をつけるべきこととは？「まず気をつけたいのが洗顔とビューラーです。例えばマスカラをメイクオフするときや、まつ毛をカールアップさせるときに、まつ毛が抜け落ちてしまうことはありませんか？ そもそもまつ毛には毛周期が存在していて、今生えているまつ毛は2〜3ヶ月後には自然と抜け落ちます。寿命を迎えてポロッと落ちるまつ毛は問題ありませんが、つい強く擦ったりしてプチッと抜けてしまったまつ毛は、同じ毛穴から新しいまつ毛が生えてくるのは相当先になってしまうんです。というのも、毛周期には休止期というものがあるんですね。本来生えているはずの期間＋休止期が組み合わさることで、同じ毛穴から生えてくるのは半年、長くて7〜8ヶ月先になることも。また、まつ毛が貧毛になりやすい時期って、実は一定ではなく。例えば春先の花粉の時期は目を擦ってしまってまつ毛にダメージを与えてしまったり、夏は代謝によって生え替わりの時期が早まるなんてことも。冬は言わずもがな乾燥シーズンなので、肌と一緒でまつ毛もダメージを受けやすい状況。なので、日々まつ毛にダメージを与えない行動をしつつ、まつ毛美容液で保湿ケアをすることが大切です」（石井さん）

まつ毛を研究し尽くした石井さんが、まつ毛エクステを選ぶ理由とは？「私はもともと自まつ毛が薄くて短いのがコンプレックス。20代の頃は、マスカラを4層重ねて、毎日一番落ちると言わていた強力なリムーバーでゴシゴシ落としていたんですよね。まぶたに落ちたマスカラも一緒にそのコットンで落としたりして……。今思い返してみると、20代の頃の方が現在よりも、目まわりはシワがありましたね。そんな時に出合ったのが、まだまだ日本では上陸したてだったまつ毛エクステ。まつ毛が変わるだけでこんなにも印象が変わるだということに感動し、サロンオープンを決意しました。確かに、無理なエクステやパーマなどは、施術の方法によってはまつ毛にダメージを与えてしまうこともあるでしょう。ですが、毎日のビューラーやウォータープルーフのマスカラを擦って落とすことの方が、まつ毛にとって負担は大きいと思っています。ウォータープルーフのマスカラを落とすクレンジングも強力なので、肌への負担になりかねない。印象やまつ毛へのダメージなどトータル的に考えて、私はまつ毛エクステを選んでいます」（石井さん）

「まつエクをつけていても、もう少しボリュームが欲しいなっていうときにはお湯オフできるマスカラを。黒はもちろん、限定カラーなども可愛い」。速乾のフィルム液で1本1本コーティングして、印象的な美まつ毛に。にじまず、お湯で簡単オフ。￥1100／イミュ

「まつ毛のダメージが気になるという方は、ヒト幹細胞を含んだ美容液で健やかなまつ毛を育みながら、パーマをかける施術がおすすめ。ハリのあるまつ毛カールを叶えます」。まつ毛エクステ 40本（片目20本）￥5800〜　ヒト幹細胞まつげカール（上のみ）￥10000　石井さんがオーナーを務めるサロン。東京都港区麻布十番3-3-8 1F　☎︎03-3455-8298　11:00〜22:00（無休）