美肌見えする光はまといたいけど、リッチすぎるツヤはちょっと違う……。バイラ世代が手に入れたい、ちょうどいいバランスのツヤ肌のために。進化する新作ベースメイクアイテムを最大限生かす、プロのテクニックを公開!
ヘア&メイクアップアーティスト
paku☆chanさん
トレンドの風を感じさせながら、その人自身の個性を引き立てるメイクでモデル、俳優からの指名が多数。コスメ知識も豊富
paku☆chanさんが推す!3つのスターアイテム
A「スキンケア感覚でツヤを仕込める」
高貴なツヤで肌を包み、大人のくすみを一掃。ザ プライマー SPF15・PA+ 30g ¥11000/SUQQU
B「今季の話題独占!薄膜仕上げがかなう」
肌に溶け込むとパウダーに変化する新感覚のテクスチャー。まるで美肌フィルターをまとったかのような仕上がりがかなう。ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック 全6色 ¥7370/パルファン・クリスチャン・ディオール
C「微細な粉体がテカリをカモフラ」
名品がこの秋リニューアル。4色の微粒子パウダーが清らかな肌を演出。プリズム・リーブル 00 ¥8250/パルファム ジバンシイ
生かしたいツヤ、抑えたいテカリはここ!
今どきのファンデは塗るだけで光を集めるので、テカリゾーンをパウダーで抑えればOK
欲しいのは“まろみツヤ”。スポンジ使いで光を密着!
「今季は厚塗り感と無縁な“内ツヤ”系の下地や薄膜のファンデが豊作。その繊細さを十分に生かすにはスポンジ塗りが正解。下地で肌のツヤ感を爆上げして、その上で薄膜ファンデを。ツヤはハイライトなどで後のせするより、スポンジで密着させて均一に仕上げたファンデの光を生かす発想で。テカリNGゾーンにポイントでパウダーをのせれば、まろやかなツヤが際立つ理想の肌が完成!」(paku☆chanさん)
How to
1 下地はたっぷり1.5プッシュ。ツヤを仕込みつつ肌補整
下地をいかに均一にのばせるかが美肌見せの第一歩。多めに取った下地を手のひらで包みこむように肌全体になじませる
2 下地だってスポンジ使い。パーツのキワの密着度UP
目尻や口角などよく動くパーツはスポンジで優しくたたき込み、下地をさらに密着。意外な盲点、鼻先の下も隙なく!
3 ファンデはエリアごとに。まずは頰に3本のライン
密着が早いファンデはエリアごとに仕上げるのが正解。右頰、左頰、額の3ブロックに分け、頰に直塗りで3本ラインを
4 タッピング&スライドで繊細な薄膜に仕上げる
再びスポンジの登場。直塗りしたファンデを優しくたたき込みながら、顔の中心から外側に向かって軽やかにすべらせる
5 額から鼻すじにかけてはT字を描いて直塗り
左右の頰をそれぞれ仕上げたら、額&鼻すじにもファンデを直塗りし、スポンジを使って均一に整える
6 まぶた&鼻下&口まわりは“追いファンデ”しない
よく動く上まぶた&鼻下&口まわりは、スポンジに残ったファンデを薄く軽やかになじませる程度で
7 忘れがちなあごの下もスポンジでなじませ!
自分では見えないが他人からは見えやすい輪郭やあごの下も、ファンデは足さず丁寧に仕上げて
8 薄膜を重ねるようにピンポイントでパウダー
ブラシがおすすめ。テカリが気になる額、小鼻、口角にふわっとオン
9 仕上げは耳下&首もとにパフでパウダーをオン
首と顔の色の差異をなじませるため最後にパウダーを。ここではブラシではなくパフを使って広範囲に
撮影/北岡稔章(人・えるマネージメント)、さとうしんすけ(物) ヘア&メイク/paku☆chan スタイリング/辻村真理 モデル/松村沙友理 取材・原文/前野さちこ ※BAILA2024年11月号掲載