心も表情もパッと晴れやかにする秋の新色メイクを、人気ヘア&メイクアップアーティスト・林由香里さんに教えてもらいました。ピンクのマットリップでつくる“多幸感”メイクとは?
林由香里さんに聞く!メイクで作れる“多幸感‘’とは?
「バイラ世代がメイクで多幸感を表現するなら、潤いや湿度、儚さを感じさせるような透明感がカギ。そしてぬくもりのある色を、甘すぎずサラリと取り入れるのがおすすめです。やわらかなムードにエッジィさや深みのあるカラーをスパイスのように加えれば、コンサバすぎず洒落感があって余裕を感じられる顔が作れると思います」(林さん、以下同)
ハッとするほど鮮やかなピンクのマットリップで多幸感
「秋に鮮やかなピンクリップを楽しむ――そのマインドが、もう多幸感に満ちていると思いませんか? 質感はマットに、ほかのパーツには骨格を引き立てるブラウン系を選べばリッチになりすぎず、カジュアルで抜け感のある表情に」

使ったのはこれ

【Key Items】1何もまとっていないかのような軽やかな塗り心地。高い保湿力とケア効果で、自信をくれるピンク。モノクローム ウェイトレス リップカラー(スムース ナイロン) P161 ¥7260/プラダ ビューティ

2美容成分配合のパウダーが、小ジワや毛穴をカモフラージュしてつやめく輝きをプラス。NARS ライトリフレクティング ルミナイジングパウダー 03960 ¥6050/ナーズ ジャパン

3骨格や血色を引き立たせるシルキーなパウダーチーク。RMK ピュア コンプレクション ブラッシュ 15 ¥3630/RMK Division

4ツヤ質感で唇に立体感。M・A・C リップグレイザー ベルベット テディ ¥3960/M・A・C
How to
【LIP】4のベージュで上唇にのみラインをとる。口角は外して唇の山を少しオーバーに描き、1のリップで直塗り。指でラインとの境目をぼかしなじませて。
【EYE】あくまでも主役は唇。アイシャドウは使わず、ハイライトでパーリーな立体感と抜け感をつくる。ブラウンニュアンスの2をブラシでアイホールに横長に、下まぶたは目頭から目尻までのせる。黒マスカラを上下に。特に下まつげにはたっぷりと。
【CHEEK】3を、小鼻の横からチークボーンの下に向かって放射状にブラシで入れる。ほうれい線にはかけないように注意を。
ヘア&メイクアップアーティスト
林由香里さん
はやし ゆかり●トレンドを巧みに取り入れたテクニックに、俳優やモデルからのオファー多数。ファッション誌やビューティ誌からメイク提案の依頼が絶えない人気ヘア&メイクアップアーティスト。
トップス¥33000/コンクリート(アナザー アスペクト) デニム¥42900/カオス表参道(カオス) ベルト¥27500/ボウルズ(ハイク)
撮影/三瓶康友(人)、橋口恵佑(物) ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/鈴木美智恵 モデル/森絵梨佳 取材・原文/天野宏香 ※BAILA2025年10月号掲載
























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