【最新UV&ブライトニングまとめ】これを読めば2024年買うべきUV、美容液＆日焼け・紫外線対策はばっちり！

美肌の本質である「透明感」。今年登場のUVとブライトニングは、ずばり美しさへの直行便。紫外線カットやシミケアにとどまらない、透明感の正体に迫るあの手この手を搭載。進化したアイテムたちの中から、この夏の相棒を選ぼう。

小田　バイラ世代がのどから手が出るほど欲しい、肌の透明感。シミ、くすみのない透明感の高い肌を目指すのに絶対欠かせないのがUV。今年のUVは、日中の肌の透明感を高める技術がとんでもなく進化して、とっても頼もしい！

友利　そうそう、今年のUVはこれまでとはひと味違う。透明感を高める大躍進のひとつが、UVカット膜の進化。アネッサ（1）は表情やおしゃべりでヨレて、隙間ができてしまっていたUV膜を自動修復してくれて、一寸たりとも紫外線を肌に入れない設計に。

小林　ポーラのＢ.Ａ（4）のUVカット膜の技術もすごい。なんと太陽光から肌にいい赤色光を通して、日中もハリ感をアップ♡

小田　太陽光の、実はとっても美味しい部分を、ちゃんと味方につけている。しかも今まで悪者扱いだった紫外線すら利用。UVカット膜をより肌に密着させ、たるんだフェイスラインをギュッと引き上げるという離れワザまで！

小林　ブルーライトや花粉、大気汚染物質カットなんて、もう当たり前のように搭載されていて地頭が違う。まさにインテリUV！

友利　紫外線を利用するといえば、オバジC（2）も。肌を酸化から守って透明感をアップし、しかもニキビケアもできちゃうスーパー成分、ビタミンCを紫外線が当たるとはじけるカプセルに封入。紫外線を浴びるほどに、肌にビタミンCが供給されるなんて画期的！

小林　結局、肌の透明感は、日中いかにジューシーな肌をキープできるかで決まります。みずみずしい肌って過酷な環境に強いし、与えた美容成分もちゃんと受け止めて効いてくれるから。

小田　日中のジューシー肌は、UVで手に入れる時代。コスメデコルテ（8）なんて、まさに日中ずっとプルンプルンの肌でいられる。

友利　しかもシミ、シワまでケアする多機能ぶり。テクスチャーの心地よさはまるで高級クリームですからね！

小林　欲しい機能が「全部盛り」ですよね。エリクシール（5）はジューシーな肌になれて、トーンアップ効果で美肌魅せも。

小田　トーンアップUVは進化を極めた感じ。今までは白浮きが気になるものもあったけれど、シャネル（7）なんて素肌がもともと透明感たっぷりなように自然。キュレル（6）の「湯あがりピンク」もファンデーションが必要ない？と思うほどくすみがカバーされる。

友利　アリィー（3）はメイクの上から足してもヨレずに、UV効果と血色感をアップできるし。

小林　汗や皮脂にも、こすれにも強くて、いうことなし。透明感をキープしたければ、最新の機能が搭載されたUVを使うのがいちばんの近道だと思う。

小田　進化したUVは、透明感へのファストパスですね！

【ひろ美さん的注目ポイント】

ジューシーな肌こそ透明感の正体。＝効く肌、強い肌だから、シミ、くすみを寄せつけない

【小田さん的注目ポイント】
新作UVは膜技術がすごい！　紫外線を通さないばかりか太陽光の美味しい部分は味方に

友利　新作ブライトニングのなかでもあっぱれ！なのがポーラ（4）。肌の奥の真皮層に落っこちちゃったメラニンまでお掃除してくれる。この真皮落ちメラニン、美容医療でもなかなかケアできないんです。

小田　今までブライトニングしているのに、なんだか効かないと思っていた人にもおすすめ。しつこいシミやくすみを解決できるようになったのは大ニュースです。

小林　今年、多くのブランドが目指した“表皮も真皮も”の全層ケア。透明感って、ひとつの層がクリアになってもダメで、落ちこぼれの層をつくらないことが大事。

友利　そのカギを握る抗炎症はもはや標準装備。中でも特に際立っていたのがコーセー（8）。抗炎症成分、グリチルレチン酸ステアリルで新規の美白有効成分の認可を得て、新しくなった雪肌精に配合。

小林　炎症を素早く抑えてくれるからか、とにかく透明感に最速！　正直たまげました（笑）。

小田　私みたいな炎症が常にくすぶりがちなゆらぎ肌にもありがたい。確かに化粧水とは思えないスピードで肌が明るくなります。スピード感では、ファチュイテ（1）も感動！　洗顔直後に一品取り入れるだけで、黄ぐすみがこんなに早く晴れたのは、人生で初めてかも。毛穴も引き締まったし。

友利　FAS（2）はWの抗炎症成分を配合しながら、肌表面の角層をめちゃめちゃなめらかに。

小林　なめらかな肌って光り輝くんですよね。角層というフロントローが明るくなると、お手入れのやる気スイッチがオンになる～。

小田　多忙なライフスタイルに着目したディオール スノー（6）も興味津々。環境ストレスにさらされたり、食生活の乱れが続くと、DNAが弱体化し、肌の透明感を阻むんですって。自分事として、思い当たるなぁと。

友利　遺伝子研究といえば、オルビス（7）はシミのできやすい人とできにくい人の違いを遺伝子的に解明しましたよね。

小林　ブライトニングって本当に新知見の宝庫よね！　肌の本質にぐんぐん迫って、透明感の可能性を広げてくれる。

小田　DUO（3）も炎症を抑えながらシミとともにシワも改善。あれこれつけなくていいから、タイパもコスパもよし！

小林　多機能ブライトニングといえばフラルネ（5）も！　ブライトニングも抗炎症も、日常UVカットもしてくれる。いろんなファンデーションとの相性が抜群で本当に便利。ぜひだまされたと思って使ってみてほしいです（笑）。

友利　今年はシミをピンポイントに攻めるというよりは、「面」で効かせて透明感アップを狙うアイテムが多かった。

小林　もはやブライトニングは、シミができたときに短期集中で使うものにあらず

小田　肌そのものの調子を底上げして、透明感が当たり前の肌にしてくれる神コスメですね。

【友利さん的注目ポイント】

今年のブライトニングは肌の全層をもれなくケア。今までにない透明感がかないます

ケアしながら日差しと戦ってくれる有能ぞろい
UVだけでなく環境からも肌を守り、日中の美肌力アップまでかなえてくれる新名品たちは個性豊か。特性を知って、ベストなパートナーを選んで！

テクスチャーもアプローチも多種多様！
ブライトニングはピンポイントなシミ対策から、理想の透明肌を勝ち取る総合コスメへと大きく飛躍！各アイテムの得意技を知って肌悩みと対戦しよう。

わかっているようで自信のもてない、使い方や素朴な疑問をプロに取材。なんとなくではなく、理解して使えばもっと効く！

A.今のUVは、肌への負担を軽減する工夫が凝らしてあるので大丈夫！（友利さん） 
一般的に高SPF値のUVに使われている紫外線吸収剤。今は紫外線吸収剤が吟味され、日差しを浴びたときに生じる剤の酸化を防ぐ成分を配合したりと、多くの工夫が凝らされ、毎日つけても快適です。

A.NO！　飲む日焼け止めでは日差しをカットすることはできません（友利さん） 
飲む日焼け止めは、日差しをカットするものではなく、日差しを浴びて起こった炎症を抑え、シミを作らせにくくするもの。日差しをカットして炎症を「起こさせない」ようにするUVは必須です。

A.内側からの抗酸化がメイン。スキンケアとの併用が必須（友利さん）  
飲む美白の多くは、日差しやストレス、寝不足などによる酸化をケアし、シミをできにくいようにするもの。できてしまったシミ、くすみに対してはブライトニングスキンケアとの併用が必須。

A.メイク直しのタイミングで2～3時間おきにUVケアすればOK（友利さん） 
朝、高SPF値でくずれにくいUVを塗っておけば、メイク直し時の重ね塗りでOK。一から塗り直す必要はなく、UVミスト、パウダー、UVカット力のあるファンデーションなどをメイクの上から。

A.今の白さをキープするために使うことをおすすめします（友利さん）  
ブライトニングは予防で行うのがおすすめ。シミができてからでは戻すのに時間が。また色白でもくすみを感じることがあるはず。肌トーンが明るくなると、もっと素肌の美しさが輝きますよ。

A.できません。お腹など、日に当たっていない肌の透明感を目指して（友利さん）  
オルビスのようにシミができやすい人も積極的にケアできるブライトニングは登場していますが、元の肌以上には明るくなりません。お腹や二の腕の内側などの透明感を目指して。

A.今日できたシミのもとは、セルフケアでなければケアできません（友利さん） 
美容医療はできてしまったシミやくすみを取り去るケア。日々の火種は自分でなければケアできません。しかも最新のコスメは美容医療に近づいているので、使わない手はありません。

A.保湿力も抜群のUVが増えています！　ぜひそちらを試してみて（小田さん）
UVによく使われている紫外線吸収剤は紫外線を吸収するときに熱っぽくなり、肌を乾燥させることが。今回の特集で紹介している最新UVは、コーティング技術や優れた保湿成分を配合。乾燥しませんよ。

A.季節というよりは、その日の予定や過ごす環境で使い分けるのがベスト（小林さん）
外回りの日は汗、皮脂に強いSPF50+のもの、在宅ワークの日はSPF30+程度でリモート会議映えするトーンアップ系など、季節を問わずその日の予定で使い分けるのが、美肌をキープするカギ。

A.でもちろん、あります！　美容液や乳液タイプと同様、表示どおりの効果が（小林さん）
SPF値やPA値は、国際規格をもとに日本化粧品工業連合会で規定されていて、フェアな方法で測定されています。パウダーやスプレーも、美容液や乳液タイプと同様に数値どおりの効果があります。

A.衣服に覆われて遮光されているところ以外は、塗る必要あり（小林さん）
透けている服など、着ていても紫外線を通してしまう場合も。また洋服と肌の境目は日差しが差し込んで焼けがち。「着る前」にその日のファッションに合わせて必要な部分にボディ用の日焼け止めを。

A.およそ、大粒のパール1個分で表示のUVカット効果が得られます（小田さん）
SPF、PA表示は国際的な基準で1㎠あたり2mgを塗布した値。およそ大粒のパール1個分で顔全体の量なので、厚塗りにはなりません。ただし、汗や皮脂、環境によって差は出るので、気になったらその都度塗り直しを。

A.美容液や乳液タイプのUVを「たなごころづけ」（小林さん）
お気に入りのUVを、手のひらの親指のつけ根にとり、両手をすり合わせたあと、たなごころでスタンプづけ。メイクをくずさずに直せます。携帯に便利な細身のミストUVや、コンパクトタイプのパウダーUVを利用する手も。

A.UVカット効果のあるハンドクリームを常備して（小林さん）
春夏はハンドクリームを塗らない人が多く、案外手肌が乾燥しがち。乾燥していると紫外線の影響を受けやすく、シミができやすいので要注意。UVカット効果のあるハンドクリームを用意し、こまめに塗る習慣を。

A.茶グマは明るくなります。青グマはマッサージをプラスして血行促進を（小林さん）
メラニン由来の茶グマはブライトニングで透明感がアップ。血行不良が原因の青グマは、目のまわりを薬指で円を描いたり、指先でピアノを弾くようにかるくタッチしたりしてマッサージをプラス。

A.一般的なコスメに配合されている美白有効成分なら大丈夫（小田さん）
医薬部外品のブライトニングコスメに配合されている美白有効成分なら同時に使っても大丈夫。クリニックで処方されるような美白成分は強い作用のものもあるので、ほかとの併用は医師と相談を。

A.UVとブライトニングもワンセット。深呼吸も取り入れて（小林さん）
ビタミンCのサプリを飲んでも、UVとブライトニングを怠っていたらなかなか肌は明るくなりません。忙しい人は、呼吸の浅さもくすみのもと。3～4時間に1回、意識的に深呼吸を取り入れて。

撮影／さとうしんすけ　スタイリスト／山本瑶奈　取材・原文／小田ユイコ　※BAILA2024年5月号掲載