常に大人に必要な品格をまとったトレンドを届けてくれるブランドコスメ。時代を牽引するシャネル、パルファン・クリスチャン・ディオールの最新コスメで手に入る“今の顔”とは? この秋発売されたコスメをもとに、今シーズンのメイクトレンドを読み解きます。

CONTENTS
- 1【シャネル】2025年秋新色、働く30代が注目すべきアイテムは? ヘア&メイクアップアーティスト河嶋希さん×美容ライター谷口絵美さんが解説
- 2【シャネル秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る、大人におすすめな「ニュアンスグレーメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!
- 3.【シャネル秋新色で作るニュアンスグレーメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!
- 4【シャネル秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る「大人のピンクメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!
- 5【シャネル秋新色で作る大人のピンクメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!
- 6【ディオール】2025年秋新色、働く30代が注目すべきアイテムは? ヘア&メイクアップアーティスト河嶋希さん×美容ライター谷口絵美さんが解説
- 7【ディオール秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る、大人におすすめな「秋のヌーディメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!
- 8【ディオール秋新色で作る秋のヌーディメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!
- 9【ディオール秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る、大人におすすめな「大人の青みピンクメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!
- 10【ディオール秋新色で作る大人の青みピンクメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!
人気ヘア&メイクの河嶋希さんと、美容ライターの谷口絵美さんが、シャネルの新作コスメをもとに、この秋のトレンドメイクについてセッション。
io所属。等身大でありながらも、トレンドや洒落感を得られるメイクに大きな支持が。モデル・俳優からの信頼も厚く、幅広い女性誌で活動中。わかりやすいテクニックや日常に落とし込みやすいリアルさも魅力。
美容ライター
谷口絵美さん
美容誌、ファッション誌で、メイクやスキンケア、ダイエットなどの様々なジャンルの美容ページを担当。ビューティページの撮影やヘア&メイクさんとの交流で、リアルなメイクトレンドを吸収!
1【シャネル】2025年秋新色、働く30代が注目すべきアイテムは? ヘア&メイクアップアーティスト河嶋希さん×美容ライター谷口絵美さんが解説
topic1 王道のベーシックカラーが進化!
レイヤードするごとに洗練される繊細な発色

右から:レ キャトル オンブル ブトン 219、209(ともに数量限定品) 各¥11880/シャネル
河嶋「今回、ものすごく感じるのは、ベーシックカラーが進化したなぁと」
谷口「わかります! ブラウンやピンク系の通年を通した王道カラーなんだけど、本当に発色が繊細」
河嶋「肌に溶け込むような、優しい発色のものが多いんですよね。もちろん単色使いをしてもいいんだけど、レイヤードをして、目元の奥行きを楽しみたいかな」
谷口「確かに重ねても重たくないし、かといってぼやけてしまうわけではない。計算された質感やラメなどによって、重ねるほどに洗練されていくようなイメージ」
河嶋「効かせていないのが、逆に効いてくるというか……。それが品格になるんですよ。繊細な発色だから肌トーンも選ばないし、オンオフ両方使えるのも重宝しますね」
topic2 リップはNOT “こっくり“カラー
肌映えを叶えてくれる血色ベージュLIP

右から:ルージュ アリュール ヴェルヴェット 76、78 各¥6270/シャネル
谷口「リップの印象としては、秋らしい“こっくり”感はあまりないですよね」
河嶋「そうそう。今秋はアイメイクが主役になることが多いので、リップはアイメイクの良さを引き出すベージュ系が多いですね」
谷口「特にシャネルのベージュリップは色みが可愛いんですよね〜。しかも、絶妙な血色感が肌映えも叶えてくれる!」
河嶋「そうなんですよ。このクリーミーなセミツヤ感もツボ。どんなメイクでも、このリップを纏うだけで上品に仕上がるんですよ」
谷口「ニットや秋らしいジャケットのお洋服にも似合いそう♡」
topic3 ふんわり軽やかなセミマットベース
仕上げのパウダーで秋らしい肌質感に

プードゥル ユニヴェルセル リーブル オン-ザ-ゴー 全4色 各¥9900/シャネル
谷口「実は、“肌”って思っている以上に季節感やトレンドが反映されるものなんですよね」
河嶋「そうなんです。だからこそ、カラーメイクと同じくらいベースメイクも衣替えをおすすめしたいんです。その方が絶対、ファッションともマッチするから!」
谷口「今季の新作を見てみると、ツヤ肌というより、セミマットな肌にツヤが透ける“セミツヤ”感なのかな」
河嶋「そうそう。シャネルのルースパウダーはまさに! いつものファンデーションで仕上げたあと、大きめブラシでふわっと纏うだけで、トレンドの肌が叶うんですよ」
谷口「ヴェールを纏ったような質感が、秋のファッションとも相性良さそう。落ち着いた雰囲気になりますね♡」
美容プロが注目するトレンドキーワードを参考に、この秋のメイクをさらにアップデートしてみて。
2【シャネル秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る、大人におすすめな「ニュアンスグレーメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!

注目のアイパレットを使った旬メイク
ニュアンスグレーの目元が洒落たムード

淡く発色させた、グレーのアイメイクが主役。ベースとしてグレーの前にベージュを仕込むことでチャコールグレーのニュアンスになり、クールな洒落感の中に柔らかさを演出。さらに目頭にゴールドを仕込むことで、程よい抜け感が誕生。強くなりがちなグレーのアイメイクが、今っぽいこなれた雰囲気に。さらにグレーと相性の良いピンクベージュのリップやピンクニュアンスのパウダーを組み合わせることで、顔印象も明るく見せる。

【EYE】上まぶたのアイホール広めにアイパレットの左上、その上からふわっと右下のシルバーグレーをレイヤード。ベージュを先に仕込むことで、チャコールグレーのニュアンスに。右上のゴールドは目頭上下に“く”の字を描く。これが抜け感を引き出すコツ。下まぶたの目尻から2/3には左下のピーチ系カラーをON。手持ちの黒のペンシルアイライナーで上まぶたのインラインを描く。
【LIP】ピンクベージュのリップを直塗り。
【BASE】全てのメイクが終わったら、最後にパウダーを顔全体に。ピンクニュアンスやふんわりセミマットな質感が、グレーのアイメイクがクールに振り切りすぎるのをセーブ。
■ 使ったアイテムはこちら

「グレー×ゴールドのパレットがおしゃれ。レイヤードをしても発色が濁らず、さまざまな組み合わせを楽しめるのも魅力。顔映えを叶えるピンクベージュのリップや、さりげなくピンクトーンになるフェイスパウダーを合わせて柔らかな雰囲気も加えてみました」(河嶋さん)上から時計回り:ルージュ アリュール ヴェルヴェット 76 ¥6270、レ キャトル オンブル ブトン 229(数量限定品) ¥11880、プードゥル ユニヴェルセル リーブル オン-ザ-ゴー 12 ¥9900/シャネル
ベスト ¥13970/ワールド プレスインフォメーション(ギャレスト) イヤカフ ¥63800、バングル ¥39600/エテ ビジュー イヤリング ¥8800/エテ ネックレス ¥81400/ココシュニック
3.【シャネル秋新色で作るニュアンスグレーメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!

注目の秋パレットを使った旬メイク
ニュアンスグレーの目元が洒落たムード

ふわっとニュアンス程度に発色する、チャコールグレーのアイメイクが洒落たムード。ピンクベージュのリップとピンクニュアンスのベースメイクで、グレー系のアイメイクがクールになりすぎず、日常に取り入れやすいバランスに。
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上から時計回り:ルージュ アリュール ヴェルヴェット 76 ¥6270、レ キャトル オンブル ブトン 229(数量限定品) ¥11880、プードゥル ユニヴェルセル リーブル オン-ザ-ゴー 12 ¥9900/シャネル
プロセス1 ベージュの上からグレーシャドウをレイヤード

アイパレットの左上のベージュを上まぶたのアイホール全体に。その上から、右下のシルバーグレーを重ねる。グレー系のアイメイクをするときは、ベースとして明るいベージュを仕込んでおくことで、グレージュのカラーニュアンスに仕上げて目元印象の明るさをキープ。
プロセス2 下まぶたにはゴールドを取り入れて抜け感をプラス

アイパレットの右上ゴールドをチップに取り、目頭上下に“く”の字を描くようにON。ここに肌馴染みの良いゴールドを入れることで、目元に程よい抜け感が。目尻2/3には、アイパレットの左下のコーラル系のベージュを入れて、軽やかな目元印象に。
プロセス3 ピンクベージュのリップを直塗り

リップはグレーのアイメイクと相性の良いピンクベージュをセレクト。唇のアウトラインを取った後、中を埋めるように直塗り。ツヤを全面に出しすぎないヴェルヴェットの質感が、こなれた雰囲気を後押し。肌映えを叶え、顔印象も明るく見せてくれる。
プロセス4 仕上げにピンクニュアンスのフェイスパウダーを

クールになりがちなグレーを、強くなりすぎずにメイクに落とし込むコツは、柔らかさを引き出すピンクと組み合わせること。こなれた雰囲気が出せるグレー×ピンクは、いつもと違うアイカラーを試してみたい人におすすめ。メイクバリエがもっと広がるはず!
ベスト ¥13970/ワールド プレスインフォメーション(ギャレスト) イヤカフ ¥63800、バングル ¥39600/エテ ビジュー イヤリング ¥8800/エテ ネックレス ¥81400/ココシュニック
4【シャネル秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る「大人のピンクメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!

秋らしくピンクでメイクするなら?
パープルをアクセントに色っぽさをひとさじ

ピンクで囲みつつ、目頭にパープルを効かせてじんわりと発色させた、甘さの中に色気が潜むアイメイクに。眉はあえてのグレー系でやや太めに仕上げることで、眉のハンサムなムードが、アイメイクの甘さのバランスを大人っぽくシフト。
リップはアイシャドウと相性の良いローズ系をチョイス。ここでツヤ質感を選んでしまうとややトゥーマッチな印象。マット質感を薄膜に塗ることで、上品で落ち着いた雰囲気に切り替えられる。

【EYE】アイパレットの左下のピンクベージュを上下まぶた全体に。上まぶたの目頭1/3に、ふわっと左上のパープルをON。下のピンクを細チップに取り、下まぶた全体にインラインとしてスッと効かせて。
【LIP】リップはチップで直に塗るのではなく、リップブラシで塗ることで薄膜な仕上がりに。ローズの色味がボテッとつかず、軽やかな仕上がりに。
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「華やかなカラーが詰まったアイパレット! 広めに入れないことで、派手になりすぎず、大人の色遊びを楽しめます。リップはあえてくすんでいないカラーを。可愛げのある表情を演出できます」右から:レ キャトル オンブル ブトン 239(数量限定品) ¥11880、ルージュ アリュール リクィッド ヴェルヴェット 242 ¥6270/シャネル
ワンピース ¥96800/ボウルズ(ハイク) イヤカフ ¥16500/エテ ネックレス ¥50600/ココシュニック
5【シャネル秋新色で作る大人のピンクメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!

秋らしいレディなムードのピンクメイクの仕上げ方
パープルをアクセントに色っぽさをひとさじ

春夏の定番カラー、ピンクを秋らしく表現するためにパープルをプラス。甘さの中にじんわりとした色気や深みが加わり、秋冬の洋服の素材にもフィット。リップはピンクやパープルと相性の良いローズ系を。マット質感を選ぶことで、華やかだけどくどくならない絶妙なバランスに。
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右から:レ キャトル オンブル ブトン 239(数量限定品) ¥11880、ルージュ アリュール リクィッド ヴェルヴェット 242 ¥6270/シャネル
プロセス1 ピンクベージュで上下まぶたをぐるりと囲む

アイパレットの左下のピンクベージュで、上下まぶた全体を囲む。ピンクのニュアンスがまぶたのくすみを飛ばし、明るい印象へ。指で塗ることで、まぶたへの密着力もUP。
プロセス2 目頭にパープルのアクセントをON

ブラシに左上のパープルを取り、まぶたの目頭1/3にふわっと広げる。ピンクベージュをベースに仕込んでいることで、じんわりとにじむような発色に。これが、派手になりすぎない華やかさの秘訣。
プロセス3 下まぶたのインラインにピンクの甘さをプラス

アイパレットの右下ピンクを平筆タイプのブラシに取り、下まぶたのインライン全体に引く。このピンクが、微熱感のある眼差しをさりげなく表現。
プロセス4 マットなローズ系リップはブラシ塗り

リップはチップで塗らず、あえてリップブラシできちんと塗って。リキッドタイプのリップが薄膜に仕上がり、洒落たムードを後押し。リップラインはオーバーにせず、唇の輪郭をきちんと取って。
一見、派手になりがちなピンク×パープルのメイク。カラー配分や質感の選び方を見極めるだけで、一気に秋らしい落ち着いたムードに。ぜひ参考にしてみて。
ワンピース ¥96800/ボウルズ(ハイク) イヤカフ ¥16500/エテ ネックレス ¥50600/ココシュニック
6【ディオール】2025年秋新色、働く30代が注目すべきアイテムは? ヘア&メイクアップアーティスト河嶋希さん×美容ライター谷口絵美さんが解説

topic1 SNSでも既にHIT中! うるツヤLIP
ぷるんとした立体感を叶える厚み膜がポイント

右から:ディオール アディクト リップ グロウ バター 101、102、103、104、105 各¥5060/パルファン・クリスチャン・ディオール
谷口「既にバズり中のディオールのLIP♡」
河嶋「塗っている姿も可愛いから、持っているだけでテンションがアガりますよね」
谷口「最近、韓国のフルーツキャンディのタンフルのような、ツヤ膜LIPが流行っている印象だったのですが、このリップもまさにそれ」
河嶋「ツヤ膜にむっちりとした厚みがあるんですよね。しかもこのリップは、カラーはもちろん、リップケア効果を持つハイブリット型」
谷口「トレンドを牽引する……というより、トレンドを作り出すディオールならではのLIPですよね」
topic2 青みワントーンにしない組み合わせ
青み系カラーは、黄みや赤みと掛け算して今っぽく

右から:バックステージ グロウ マキシマイザー パレット 002 ¥6930、ディオールショウ サンク クルール 664 (数量限定品) ¥11550/パルファン・クリスチャン・ディオール
谷口「昨年から、青み系カラーのトレンドは健在。でも、ワントーンで揃えるって感じではなくなりましたよね」
河嶋「青みワントーンで揃えると、肌トーンも選ぶしね。青みはポイントに絞って、黄みや赤みを組み合わせるのが今っぽいかな」
谷口「確かに、その方が青み系カラーの良さも際立ちますよね」
河嶋「そうなんです。しかも透明感はそのままに、秋らしい温かみや多幸感も加わるんですよ」
谷口「それは、絶対組み合わせなきゃ♡」
topic3 チークは質感の振り幅が拡大!
なりたいイメージに合わせて質感をチョイス

上から時計回りに:バックステージ グロウ マキシマイザー パレット 003 ¥6930、ディオールスキン フォーエヴァー ブラッシュ ソフト フィルター 04、バックステージ ロージー グロウ スティック 012 ¥7040、バックステージ ロージー グロウ 103 ¥6380/パルファン・クリスチャン・ディオール
谷口「今季はチークの復活を感じました。質感も豊富!」
河嶋「本当に。ディオールは特にカラーも質感も豊作ですよね」
谷口「様々な形状がありますが、メイクとの組み合わせ方のコツってありますか?」
河嶋「なりたいメイクイメージに合わせることかな。程よく色を効かせたいならリキッド、ふんわりヴェール的に纏うならパウダー、ツヤを際立たせたいならスティックですかね。マルチ使いしたいならハイライトも入ったパレットタイプがおすすめ」
谷口「どんなメイクをしたいかで選べば良いですね」
7【ディオール秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る、大人におすすめな「秋のヌーディメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!

定番ヌーディメイクを秋顔にアップデート
ホワイトハイライトでマンネリ打破

黄み寄りのベージュブラウン×血色ピンクベージュを合わせた、まろやかなメイク。一歩間違えると“無難”で終わってしまうヌーディなメイクを、ホワイトのアイシャドウのアクセントを取り入れることで、透明感を一気に底上げ。ちりばめるようにホワイトのアイシャドウを入れることで、テンションの違いが際立ち、落ち着き過ぎない華やかなムードに。

【EYE】アイパレットの中央のベージュを上まぶたのアイホール全体に。細チップに右下のブラウンを取り、上まぶたの目のキワに。目尻は1cm程度、スッとラインを引く。下まぶた全体には、右上ブラウンベージュをON。左上のホワイトを、眉尻下、目頭、目尻側の涙袋下の3カ所に。
【CHEEK】チークは指塗り。頬の高い位置を中心に楕円状に入れる。
【LIP】唇全体に直塗り後、ラフに指でぼかす。
【NAIL】二度塗りでしっかり発色させる。
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「ブラウンやベージュ、ピンク、ホワイトと、どう組み合わせてもキマる、使いやすいアイパレット。血色ピンクのチークとリップを組み合わせることで、上品な仕上がりに。あえてここにブラック系のネイルで遊び心をプラス」(河嶋さん)右から:ディオール ヴェルニ 908(数量限定品) ¥4620、ディオールスキン フォーエヴァー ブラッシュ ソフト フィルター 02 ¥5940、ディオールショウ サンク クルール 664(数量限定品) ¥11550、ルージュ ディオール 100V(数量限定品) ¥6270/パルファン・クリスチャン・ディオール
8【ディオール秋新色で作る秋のヌーディメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!

定番ヌーディメイクを秋顔にアップデート
ホワイトハイライトでマンネリ打破

ブラウンやベージュを使った、定番ヌーディメイク。目元を囲むようにホワイトアイシャドウをちりばめることで、ブラウンの目元が落ち着き過ぎず、透明感を格上げ。“無難”で終わらず、かといって頑張りすぎず、さりげなく華やかな表情へ。
■ 使ったアイテムはこちら

右から:ディオール ヴェルニ 908(数量限定品) ¥4620、ディオールスキン フォーエヴァー ブラッシュ ソフト フィルター 02 ¥5940、ディオールショウ サンク クルール 664(数量限定品) ¥11550、ルージュ ディオール 100V(数量限定品) ¥6270/パルファン・クリスチャン・ディオール
プロセス1 ベージュブラウン中心のアイメイクに

アイパレットの中央のベージュを上まぶたのアイホール全体に。細いチップに右下のブラウンを取り、上まぶたの目のキワにライン状に引く。目尻は1cm程度スッと引き伸ばして。右上のベージュブラウンは、下まぶた全体にON。広めに入れて涙袋を際立たせて。
プロセス2 ホワイトアイシャドウでアクセントを

アイパレットの左上のホワイトアイシャドウをチップに取り、眉尻下、目頭と鼻根の間、目尻側の涙袋下にON。目を囲むようにちりばめることで、目元にメリハリ感をプラス。華やかな雰囲気と透明感も一気に底上げする効果が。
プロセス3 頬の高い部分を中心に血色チークをON

チークを手の甲に出してから指に取り、頬の高い部分を中心にして楕円形を描くようにON。手の甲にワンクッション置くことで、チークのつけ過ぎを予防。チークはあまり主張はさせず、気配程度のニュアンスに留めて。
プロセス4 リップはカジュアルにぼかす

リップを唇全体に直塗り。きっちりさせ過ぎないためにも、指でアウトラインを軽くぼかす。密着力が高まると共に、程よい抜け感をもたらしてくれる。
定番ヌーディメイクも、ちょっとした工夫でアップデート! ぜひ参考にしてみて。
ニット ¥39600/オブリオ イヤカフ ¥7700/アルティーダ ウード イヤリング ¥29700/ココシュニック リング右 ¥7700/ジュエッテ リング左 ¥27500/エテ
9【ディオール秋新色メイク】2025年秋新色だけで作る、大人におすすめな「大人の青みピンクメイク」 ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが教えます!

子供っぽくならない青みピンクメイクとは?
青み×赤みピンクの組み合わせで洒落顔に

ワントーンでまとめがちな青みピンクは、目元に”赤み”ピンクを持ってくることで、目元に深みが誕生。ここに、青みピンクのチークやリップを組み合わせることで、青みピンクのピュアさが一層引き立ち、目元の深みカラーも相まって、可愛いだけで終わらない大人っぽさや洒落感をプラス。

【EYE】アイパレットの中央のピンクを、アイホール広めにON。細いチップにアイパレットの下段2色を混ぜ取り、目尻のキワにライン状に引く。さらに上段2色を混ぜ取り、下まぶた全体に入れて涙袋を際立たせる。
【CHEEK】頬全体に逆三角を描くように、トントンと指塗り。イキイキとした明るい表情へ。
【LIP】唇全体にリップをON。ツヤを足すイメージ。
【NAIL】ネイルを二度塗り。
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「昨年から引き続き人気の青みピンク。この秋は、ただの青みピンクのワントーンでまとめず、“赤み”ニュアンスを組み合わせると、さらに一歩先行く今っぽいムードに」(河嶋さん)右から:バックステージ ロージー グロウ スティック 063 ¥7040、ディオール ショウ サンク クルール 862(数量限定品) ¥11550、ディオール ヴェルニ 321(数量限定色) ¥4620、ディオール アディクト リップ グロウ バター 102 ¥5060/パルファン・クリスチャン・ディオール
10【ディオール秋新色で作る大人の青みピンクメイク】ヘアメイクアップアーティスト河嶋希さんが2025年秋新色で作るメイクレシピを解説!

子供っぽくならない青みピンクメイクとは?
青み×赤みピンクの組み合わせで洒落顔に

昨年から引き続き人気の青みピンクを主役に。ただし、青みピンクをワントーンでまとめないことが、今っぽさや秋らしさを引き出すコツ。目元をに“赤み”のピンクを組み合わせつつブラウンで締めることで、ピンクの甘さがありながら、大人っぽい雰囲気に。チークやリップは青みピンクでまとめて、アイメイクのインパクトを際立たせる。
■ 使ったアイテムはこちら

右から:バックステージ ロージー グロウ スティック 063 ¥7040、ディオール ショウ サンク クルール 862(数量限定品) ¥11550、ディオール ヴェルニ 321(数量限定色) ¥4620、ディオール アディクト リップ グロウ バター 102 ¥5060/パルファン・クリスチャン・ディオール
プロセス1 華やか“赤み”ピンクをまぶた広めに

アイパレットの中央のピンクをブラシに取り、アイホール広めにON。全体に同じテンションで広げる。さらに下段2色を細チップに取り、目尻ラインを引く。切れ長印象になるよう、長めにラインを引く。
プロセス2 下まぶた全体は淡ピンクで甘さを

アイパレットの上段2色をチップに取り、下まぶた全体に。パールのきらめきが、ぷっくりとした涙袋を強調。目元の甘さを際立たせる。
プロセス3 ライラックカラーのチークを頬全体に

ライラックピンクカラーのチークは、ハイライト的な効果もあるため、広めにON。頬に逆三角を描くように、人差し指で淡く広げる。ムラにならないよう、トントンとぼかす。
プロセス4 唇全体にツヤを足すイメージ

上唇はややオーバーに、下唇は中央にたっぷりとツヤをON。ニュアンス程度の青み系カラーが、透明感をプラス。ピュアな甘さを引き出してくれる。
甘さはありつつも、ただ甘いだけで終わらない大人っぽさの秘訣はカラーの組み合わせ。ぜひ参考にして、トレンドの青みピンクを楽しんで。
ワンピース ¥19800/ワールド プレスインフォメーション(コードエー) 二連リング ¥24200/エテ
撮影/岡本俊(モデル) さとうしんすけ(静物) ヘア&メイク/河嶋希〈io〉 スタイリスト/小林実可 モデル/新川優愛 取材・文/谷口絵美

























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