長引くwithマスク生活で突如気になりだしたという声が多い“目もと”。小さなトラブルをほうっておけば、「老け目」へとまっしぐら。7つの目もとエイジングと今すぐアイケアを今すぐ始めるべき理由を教えます。
《30代の女性200人に緊急アンケート》コロナ禍の今、アイケアしている人が急増中!
Q.アイケアしてる?
何かしらアイケアしている人が《半数以上》
アイケアしている人の《1/3は、コロナ以降にスタート》
編集部の予想を超えて、すでにアイケアを始めている人が多かったバイラ読者。withマスク、目もと酷使の1年で、アイケアの意識ががぜん高まったもよう。
※2021年4月15日〜5月8日 BAILAメルマガ会員にアンケート
Q.毎日アイケアをしない理由は?
《1位》スキンケアのステップが増えて面倒だから
《2位》量のわりに高価だから
《3位》効き目を実感できないから
あとワンステップの手間暇も、コスメ投資のやりくりも、「しょぼくれ目もと」がなんとかなるなら、クリアできそう!?
みんなアイケアがわからない!
「すでにいろんなトラブルが出ちゃってるけれど、アイケア1個でなんとかなるもの?」(36歳)
「アイケアってベタつくイメージ。なかなか習慣にできなくて…」(34歳)
「美容液との違いがわからない!」(34歳)
《ニューノーマル時代の今、加速中!》目もとエイジングはすでに始まっている
✓まぶたがくすんで淡色アイシャドウが発色しない
アイシャドウを塗るときにチップでグリグリこすったり、乱暴にクレンジングすることで色素沈着が発生
✓上まぶたのくぼみ
眼球のクッションとなっている脂肪を支える靭帯が、年齢とともに弱くなり、クッションがヘタることでくぼみに
✓二重の幅が狭く
目を開く筋肉が衰え、眼瞼下垂で奥二重状態に。エイジング、コンタクトの長期使用、花粉の刺激などが引き金に
✓目尻のシワ
表情ジワが刻みジワに。今はマスクで口もとが見えない分、目もとで感情を表現しなければならず、笑いジワが顕著に
✓目の下のたるみ
眼球のクッションとなっている脂肪がズリ落ち、目の下にたまることでたるみに。目まわりの骨の萎縮(下図)も一因
✓クマが目立つ
摩擦などが原因の茶グマ、目の酷使などが原因の青グマ、たるみが原因のへこみグマなどが。30代からは併発することも
✓目が全体的にサイズダウン
目まわりの皮膚がたるみ、目に覆いかぶさることでサイズダウン。眼瞼下垂が始まり、目がパチッと開かないケースも
年齢とともに「目のくぼみの穴」がどんどん開いていく!
この先40代になると頭蓋骨の骨量が徐々に低下。眼球が収まっている骨が萎縮し、眼窩(がんか)という目の穴が大きくなることで目まわりのシワ、たるみに拍車がかかってしまう
《どうすべき?》アイケアQ&A
日頃からなんとなく気になっている、アイケアに関するモヤモヤ。慶田先生に伺いました!
Q.ずばり何歳から始めるべき?
A.今すぐ!
本当は20代から始めるのが理想だけれど、30代からでも遅くはありません。40代になって手遅れになる前に始めるべき。
Q.眼球自体のトラブルも目まわりに影響する?
A.表情に影響するので目を休めることは大事
直接は関係ありませんが、ドライアイでまばたきが増えたり、つらさから顔をしかめるとシワが寄るので要注意です。
Q.マッサージって効果的なの?
A.力を入れすぎたり皮膚を引っぱらなければYES
優しいタッチで巡りを促したり、ツボ押しや軽いトントンはOK。摩擦や強い刺激はかえってシワ、たるみのもとに。
Q.アイケアって毎日したほうがいいの?
A.毎日、朝晩!適切なコスメを使い、優しいタッチで
目もとの皮膚は、まばたき、表情、メイクで「過重労働」。特別にいたわってあげなければ、エイジングまっしぐらです。
Q.結局、美容医療で解決したほうが早くない?
A.美容医療に頼るとしても日頃のアイケアは必須!
お悩み満載な目もとは、美容医療といえどもすぐに回復させるのは不可能。やはり日頃のアイケアがものをいいます。
Q.美容液やクリームで代用できないの?
A.目もとには強すぎる成分が入っているかも
目もとの皮膚は薄くてデリケート。強い成分を重ねると負担になりかねません。アイケアコスメを使うのがおすすめ。
美容皮膚科医
慶田朋子先生
銀座ケイスキンクリニック院長。豊富な治療経験と皮膚科専門医の立場からの的確なスキンケアアドバイスが評判。
カーディガン¥1990/ユニクロ ピアス¥19800・リング¥41800/ブランイリス エストネーション六本木ヒルズ店(ブランイリス)
撮影/倉本ゴリ〈Pygmy Company〉 ヘア&メイク/林由香里〈ROI〉 スタイリスト/池田 敬 モデル/大政 絢 イラスト/Green K、雨月 衣 取材・原文/小田ユイコ 構成/内海七恵〈BAILA〉 ※BAILA2021年7月号掲載