肌トラブルやエイジングの元凶、炎症。その炎症の現れこそが「赤み」。知らず知らずのうちに自分の手でつくり出してしまっているかも。ニキビ・ニキビ痕の赤みは、負担をかけずに洗うことで、ニキビができにくい肌環境に整えて。
銀座ケイスキンクリニック
慶田朋子先生
医学博士。皮膚科専門医。美容皮膚科クリニック、銀座ケイスキンクリニックの院長を務めながら、スキンケアの正しい知識を啓発。
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
エステティシャンとして多くの女性の肌をお手入れしてきた経験を生かし、肌悩みに合った正しいお手入れ法をアドバイス。
クレンジングはさっぱり&しっとりなジェルタイプがおすすめ
「クッション性があって滑りがよく、ニキビに負担をかけずにメイクを落とせるジェルタイプがおすすめ。余分な皮脂をすっきり落としながら、ニキビができにくい環境に整える専用クレンジングジェルを」(水井さん)
炎症を抑え赤みもケア。薬用Cクリアクレンジングジェル(医薬部外品) 150g ¥3850/ドクターケイ
菌バランスを整え、ニキビができにくい肌に。アクネフローラ アクネケア クレンジングジェル(医薬部外品) 180㎖ ¥2200/ハウス オブ ローゼ
汚れを広げないよう順番に洗顔を
「ニキビ肌にはクレイ配合の泡立たない洗顔料がおすすめ。ニキビがある部分とない部分とでは汚れが混ざらないよう、部分ごとに順番に洗顔料を塗布し、手の動かし方も変えて」(水井さん)
ニキビ多めのあごから頰の下半分は、ゆっくりらせんを描くように
ニキビのない部分は、4本の指の腹で、サワサワと左右になでるように洗う
2種の微粒子クレイがニキビの原因となる皮脂や古い角質を吸着。ウィズアウト クレイウォッシュ&パック 220g ¥4400/フェース
3種のクレイが毛穴の汚れをしっかり落とし、潤い環境を整える。泥ジェル洗顔 120g ¥1320/ファンケル
撮影/nae.(人)、久々江満(物) モデル/泉ひとみ(スーパーバイラーズ) イラスト/中村千春 取材・原文/小田ユイコ ※BAILA2022年9月号掲載