肌トラブルやエイジングの元凶、炎症。その炎症の現れこそが「赤み」。知らず知らずのうちに自分の手でつくり出してしまっているかも。UVケアコスメは近赤外線も防げるものを選んで。頰などに刺激を感じるときは、メイクの上からバームをつけ足してバリア機能を補強。
銀座ケイスキンクリニック
慶田朋子先生
医学博士。皮膚科専門医。美容皮膚科クリニック、銀座ケイスキンクリニックの院長を務めながら、スキンケアの正しい知識を啓発。
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
エステティシャンとして多くの女性の肌をお手入れしてきた経験を生かし、肌悩みに合った正しいお手入れ法をアドバイス。
UVケアするなら近赤外線も防止して
「太陽光に含まれ、血管を拡張させてしまう近赤外線。UVケアコスメは、紫外線もきちんとカットしつつ近赤外線を防げるものを選びましょう」(慶田先生)
頰など赤みが出ている部分は横に引っぱらず、垂直に力を加えるように指の腹を当てて、密着させて
近赤外線に着目。エンビロン ラドシールドミネラルサンスクリーン SPF15・PA+++ 25㎖ ¥5390/プロティア・ジャパン
近赤外線をカット。マナラ トーンアップ UV モイスト SPF50+・PA++++ 30g ¥3696/マナラ化粧品
日中は追いバームで乾くスキを与えない!
「頰などにピリピリとマスクの摩擦刺激などを感じるときは、日中メイクの上からバームをつけ足してバリア機能を補強。鎮静効果のあるものを選んで」(水井さん)
トランシーノ薬用 ホワイトニングスティック(医薬部外品)5.3g ¥3850(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア
フイルナチュラント エクスバリア プロテクトリペアバーム カラータイプ SPF50+・PA++++ 20g ¥3850/ドクターフィル コスメティクス
撮影/nae.(人)、久々江満(物) モデル/泉ひとみ(スーパーバイラーズ) イラスト/中村千春 取材・原文/小田ユイコ ※BAILA2022年9月号掲載