「洗顔の次は当然化粧水」ではないのがプロのお手入れ。少しの工夫で、その後のケアの効果も肌の基礎体力もUP! 今回は、「角質オフ」と「見て触って診断」の重要性を美プロたちが教えてくれました。
角質オフして通り道を作る
スキンケアの通り道をふさいでしまう古い角質。通常の洗顔だけでは取りきれない分を、ふき取りやピーリングでするりとオフ。化粧水以降のコスメが真価を発揮する舞台を整えるのが先決!
「毛穴詰まりもつるん」(美容ライター 谷口絵美さん)
クッション性の高いジェルで、ふき取りでも摩擦レスな使用感。AHAなど刺激を感じやすい成分は不使用ながらも、毛穴汚れやザラつきをスッキリ。スノー クラリファイア 150㎖ ¥4400/コスメデコルテ
「透明感が冴えないときに」(美容エディター 渡辺敦子さん)
日本由来のよもぎやフルーツ酸などをバランスよくブレンド。肌代謝をサポートするふき取り化粧水。タッチャ テクスチャー トニック 150㎖ ¥7150/タッチャ ジャパン カスタマーラブ
「古くこびりついた角質をやわらかに」(美容家 石井美保さん)
発酵により、自己再生能力の高い保湿成分とオイルの二層構造。肌を優しくほぐし、脂質バリアの回復をサポート。ザ・マイクロ ピール 30㎖ ¥32890/ドゥ・ラ・メール
まっさらな肌を見て触って診断
「乾燥具合やキメの粗さを瞬時に判断」 (松倉クリニック代官山・院長 貴子さん)
多くのプロが、まずその日の肌コンディションを把握することを重視。見て触れて、乾燥具合や毛穴状態、キメ感などをチェック! それによって、使うコスメや順番、量などを考え、今ベストなお手入れプランを採用。
撮影/久々江満 イラスト/黒猫まな子 取材・原文/谷口絵美 ※BAILA2022年12月号掲載