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大野真理子さんが教える!3月からの間違いのない紫外線対策

「美肌の基本は、日焼け止め!」と断言する、“皮膚の変態”こと美容家・大野真理子さんが、実際に行っている対策法&注目している最新UVケアを教えてくれました。

真理子さま―!コートを脱いだらUVケアを本格化すべきですか?

紫外線量が増える3月からUVケアコスメの更新を!

「本当のことを言うと、コートを脱いでからでも大丈夫……なんて生ぬるいことは言えません。紫外線は日焼けだけでなく、シミやシワ、たるみなどのエイジングを進行させる最大の原因なので、365日対策は必要です。とはいえ、特に3月からは紫外線量も増えるので、本腰を入れ直すのにいい時期。ブランドの叡智が詰まった新作日焼け止めが続々登場する時期でもあるので、アイテムを更新するいい機会だと思います。最新のUVケアアイテムはテクスチャーがデイクリームのように使える心地よいものが増えているので、日焼け止めの使用感が苦手という人ほど、新作チェックをしてみて。“シミができたとしても、レーザーでとればいいじゃん”。そう考える人もいるでしょう。私自身もそうでした。でも経験者から言えることは、マジでコスパが悪い! ということ。濃いシミをとったところで、薄いシミはなかなか改善しにくく、まっさらな肌に戻すことは正直難しい。だからこそ、地道な紫外線対策が何よりも強みになる。予防は最大の防御なのです」(大野真理子さん・以下同)

真理子さま―!紫外線対策で大事にしていることを教えてください!

特別なことではなく、いかに習慣化できるかが大事!

「日焼け止めは、洗顔や歯磨きをするぐらい生活の一部。紫外線は肌にとっての大敵なので、日焼け止めは外に出ない日も塗る、コートを脱ぐ時期から日傘をさすことを当たり前に!」

大野真理子さん

日焼け止めは365日、肌の状態に合わせてケチらず塗る

「肌老化の原因のほとんどは光。紫外線が肌に与えるダメージは大きいため、365日どんな天気の日でも日焼け止めはマスト。塗る際は一発決めせず、パーツごとに塗り、足りなかったら足すを繰り返していくのが◎」

日焼け止めは点置きせず、頰、額などパーツごとに塗っていく。

日焼け止めは点置きせず、頰、額などパーツごとに塗っていく。

塗る量も決め打ちせず、肌状態に合わせて、パール大の量を2〜3回足していく。

塗る量も決め打ちせず、肌状態に合わせて、パール大の量を2〜3回足していく。

顔に塗る日焼け止めを、耳と首にも

「顔用日焼け止めだからといって、顔だけと決めなくてOK。顔を塗った延長で、耳や首、肩や腕へと塗り広げていく。顔同様、ワンストロークで塗り広げようとはせず、日焼け止めを足しながらパーツごとに細かく塗っていくと、塗り漏れ予防になります」

パーツごとに細かく分けて塗ることで、"うっかり"日焼け予防に。

パーツごとに細かく分けて塗ることで、“うっかり”日焼け予防に。

紫外線は服を透過してしまうため、できれば全身にON。

紫外線は服を透過してしまうため、できれば全身にON。

3月からはコスメのスタメンも“せっかく使うならSPF入りを”選ぶ

「日焼け止めだけでなく、ファンデーションやフェイスパウダーなどのリタッチアイテム、髪のスタイリング剤も、日焼け止め効果があるものをセレクト。SPF値を重ねていくことは、プラスはあってもマイナスはないので、レイヤードをして保護膜を強化。ちょっとやそっとでは揺るがない肌へ」

3月からはコスメのスタメンも "せっかく使うならSPF入りを"選ぶ
3月からはコスメのスタメンも "せっかく使うならSPF入りを"選ぶ
(右)アディクション スキンケア UV タッチアップクッション 001 SPF45・PA+++ 12g ¥5830(セット価格)/アディクション ビューティ  (左) トランシーノ 薬用UVパウダーEX (医薬部外品) SPF50+・PA++++ UV耐水性★★ 11g ¥3300/第一三共ヘルスケア

(左)アディクション スキンケア UV タッチアップクッション 001
SPF45・PA+++ 12g ¥5830(セット価格)/アディクション ビューティ

(右)トランシーノ 薬用UVパウダーEX
(医薬部外品) SPF50+・PA++++ UV耐水性★★ 11g ¥3300/第一三共ヘルスケア

記事が続きます
アリィー クロノビューティ UV ヘアカラーラスティング &スタイリング バーム

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SPF50+・PA++++ UV耐水性★★ 35g ¥2750(編集部調べ)/カネボウ化粧品

リゾートではアネッサを使う

「長時間、太陽の下にいる日はアネッサ一択。太陽の光を美容効果のある光に変換する日焼け止めや、ブラシ1本型のUVパウダーなど、ただ紫外線をブロックするだけではない、+αな先進技術を搭載しているので頼りにしっぱなし」

(左)アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー   (右)アネッサ デイセラム N

(左)アネッサ パーフェクト UV ブラッシュオンパウダー
SPF50+・PA++++ UV耐水性★ 3g オープン価格(マツキヨココカラ&カンパニー限定)/資生堂

(右)アネッサ デイセラム N
(医薬部外品) SPF50+・PA++++ UV耐水性★ 30ml オープン価格/資生堂

布にも頼って、物理的にも日差しをシャットアウト

「日焼け止めもしっかり塗りますが、リゾートやテーマパークでは全身真っ黒な“海女スタイル”が基本。特にテーマパークでの照り返しはエグいので、帽子やマスクなどで完全防御。一見暑そうに見えますが、薄着で日差しをダイレクトに浴びるより、意外と涼しく熱中症予防にもなるんです」

"海女スタイル"でも油断は大敵。必ず全身日焼け止めを

“海女スタイル”でも油断は大敵。必ず全身日焼け止めを。

また、コートを脱ぐ季節になったら日傘をさすというのが大野さん的ルールなのだとか。

また、コートを脱ぐ季節になったら日傘をさすというのが大野さん的ルールなのだとか。

美肌ケアもできるインナーUVサプリを取り入れる

「紫外線対策は日焼け止めを塗る、帽子などの布をまとうだけでなく、“飲む”内側からのケアがものをいう。活性酸素の発生やメラニンの活性化などを予防し、ダメージを蓄積させない肌へ!」

コスメデコルテ サンシェルター インナー ホワイトプロテクション 

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3種の機能性関与成分と18種の美容成分を配合。紫外線刺激や糖化ストレスから肌を守り、透明感や潤いに満ちた肌を目指す。120粒(約30日分) ¥6480

撮影/榊原裕一(人)、久々江満(物) ヘア&メイク/間 隆行 モデル&スタイリング/大野真理子 取材・原文/谷口絵美 ※BAILA2025年4月号掲載

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