美容エッセイが話題の小説家・爪切男さん。保湿と向き合うことで世界がドドーンっと広がった彼の言葉には美容の本質が隠れていた！ 今回は「洗顔」の愛用品を教えていただきます。バイラ世代におすすめの洗顔料もチェックを。
美容も仕事も人生も、才能より自分に続けられることをやるしかないのだから。
自分をアップデートしていく中で気をつけたいなと思うのが、過去の自分を否定しないことです。美容を始めてから130キロあった体重を2ケタ台まで落とすことができたんですけど（今はまた少し増えたかもですが……）、太っていた昔の自分も全然好きなんですよ。私たちが小さい頃、よくテレビで劇的変身！みたいな番組をやっていたけれど、当時からあの手法に抵抗があって。美容のおかげで新しい自分に変われたからって調子に乗ってはいけないんです。今まで生きてきた過去の自分に感謝をして、未来の自分に期待を寄せる。本当の自己肯定ってそういうもんだと思っています。肌だけじゃなく心にも潤いを。そのためにも保湿について本気で向き合う必要があるんです。爪切男、保湿始めます。
爪さん愛用の洗顔料がこちら！
セラミドで洗うから肌負担ZERO
「泡で出てくるなんてこんな便利なものがあるのかと、脱帽」。キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料 150ml ￥1760（編集部調べ）／花王
3種のピーリング成分で角栓＆毛穴汚れつるん！
「時代と逆行するような固形石けんを見るとサブカル精神が謎にうずきます」。クレンジングリサーチ ソープ AHA＆ピール 100g ￥880／BCL
バイラ世代が向き合うならこの洗顔料
リッチな泡で美肌バランスをキープ
雲のような濃密泡。メイク汚れや大気汚染物質の残留物をオフしながらバリア機能を守る。ラ ムース 150ml ￥8470／シャネル
発酵ムース泡が皮脂汚れをオフ
時間をかけて自然発酵した米ぬかの濃密エキス配合。角質をケアしながらニキビや肌荒れを予防。コンフォート ムースウォッシュ 150ml ￥3960／ソフィスタンス
爪切男さんとは？
1979年生まれの46歳、小説家。ある日公園でコーラを飲んでいると、遊んでいた小学生たちから聞こえてきた“太っちょゴブリン”という自分へのあだ名に愕然とし、美容に目覚める。伴走してくれた奥さまとの日々を綴った本書が話題（集英社刊）。他に、ドラマ化された『死にたい夜にかぎって』（扶桑社）、『クラスメイトの女子、全員好きでした』（集英社）など。
私はパンダぐらい可愛くなってやる。そう、私のライバルはパンダです。
撮影／藤澤由加 イラスト／moeko 取材・原文／前野さちこ 構成／渡辺敦子 ※BAILA2025年12月号掲載
BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。
Baila Channel
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