皆さんこんにちは!スーパーバイラーズの松浦なつです。
私が最近大好きなポッドキャストのチャンネルと、そこで出会った心に響いた言葉をご紹介させてください。
ご紹介したいのは、『悩みに人類学で答えるラジオ Care Through Anthropology』(作成者:Rie Lee Kimotoさん)。
この番組の中で出会った「リミナリティ」という言葉が、自分のこれまでの経験と重なり、とても深く印象に残っています。

「リミナリティ(Liminality)」とは?
人類学の用語で「境界・敷居」を意味し、どちらの属性にも完全に属していない、中間的な「過渡期」や「曖昧な状態」を指します。
通過儀礼や人生の節目において、元の役割から外れ、新しい地位に定着するまでの「あいだ」にある、不安定ながらも創造的な段階のことです。
皆さんも、キャリアや所属していた場所から離れて、「何者でもない時間」を過ごした経験はありませんか?
私自身、仕事とは少し異なりますが、大学生活から社会人1年目まで所属していたチアチームを卒業し、「何者でもない」時間を過ごしたことがありました。
自分のアイデンティティの一部だったチアを辞め、何者でもなくなった時、自分が自分ではなくなってしまうような感覚になり、とても不安な気持ちになったことを覚えています。
当時はやりきった思いで卒業を決めましたが、いざその時が来ると「別の道もあったかな」「次を決めてからでも遅くなかったのでは」と、色々と考えてしまったものです。
「まっさらな時間」があったからこそ
ただ、今振り返ると、間違いなくあの「リミナリティ」な時間があったからこそ、今の私があります。 今のチームに移り、仕事も大きく変えて長崎に住んでいる……。それらはすべて、あの空白の時間から繋がっています。
一度環境を離れ、次の道も決まっていないまっさらな状態だったからこそ、未経験のことに挑戦し(そして「やっぱり違うな」と気づいたり)、忙しくて向き合えなかった自分自身の本音や、大切な人たちとの時間をじっくり持つことができました。
試行錯誤を繰り返すなかで、最終的に出会えたのが今のキャリアです。
ずっと言葉にできなかったあの時期の感覚が、「リミナリティ」という言葉を知って、とても腑に落ちました。

春は出会いと別れの季節。
環境が変わる方も多い時期かと思います。
もし今、何かに属していない不安を感じている方がいたら、ぜひこのポッドキャストを聴いてみてください。
他のエピソードもとても面白いのでおすすめです!












































