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【働く30代におすすめの韓国ドラマ】スリリングな夜更かしのお供には、ミステリースリラー『告白の代価』がおすすめ

【働く30代におすすめの韓国ドラマ】スリリングな夜更かしのお供には、ミステリースリラー『告白の代価』がおすすめ

韓国ドラマ大好き! なライターが、ぜひおすすめしたい作品を紹介する連載コラム。
夫殺しの容疑をかけられた美術教師と“魔女”と呼ばれる謎多き女性、そして2人の秘密を執拗に追う検事が織りなすミステリースリラー『告白の代価』を紹介します。

CONTENTS

  1. 1.『告白の代価』作品概要
  2. 2.「一気見して徹夜」という“代価”を支払う価値アリ
  3. 3.“究極の選択”に前に人はどう動くのか
  4. 4.神の采配ともいうべきキャスティング
  5. 5、ただの復讐スリラーではなく、社会派ドラマの側面も
  6. 『告白の代価』の視聴はこちら

1.『告白の代価』作品概要

『告白の代価』

全12話
出演: チョン・ドヨン , キム・ゴウン , パク・ヘス , チン・ソンギュほか
Netflixシリーズ「告白の代価」独占配信中




【あらすじ】
夫殺害の容疑をかけられ、収監されてしまったユンス(チョン・ドヨン)。刑務所内で出会ったウン(キム・ゴウン)にある“取引”を持ちかけられる。それは、ユンスにかけられた容疑を自分が代わりに肩代わりする、というもの。ただし、その代償は誰かの命を差し出すことだった……。

2.「一気見して徹夜」という“代価”を支払う価値アリ

告白の代価:チョン・ドヨンとキム・ゴウン

左は、ユンス演じるチョン・ドヨン。右はウン演じるキム・ゴウン

今回ピックアップするのは、ベテラン実力派俳優のチョン・ドヨンと若手トップ演技派のキム・ゴウンが共演するミステリーサスペンス『告白の代価』。こちらは、内定していた主演が降板してからの新キャストとして注目を集めていたのですが、映画『メモリーズ 追憶の剣』(2015年)以来、約10年ぶりの共演となる、カンヌ女優と憑依型演技の若き天才を召喚。美しさと狂気と執念が魂レベルでぶつかりあう、怪物級の作品に仕上がっていました……。

告白の代価:キム・ゴウン

法廷でも一貫して無表情を貫くウン

監督は『愛の不時着』、『イ・ドゥナ!』、『グッドワイフ』を手掛けたイ・ジョンヒョ。制作発表会では「どうすれば緊張感を持続させられるかを徹底的に考えた。誰が真犯人なのか、登場人物の裏に何があるのかを観客が、つねに気にするような構造を意識した」と、自身初のスリラー作品への意気込みを見せていました。

実際、殺人の嫌疑で収監された2人の主人公が、拘置所内である取引をすることで、事件が二転三転し、複雑化していきます。かなり長い間、主人公がシロかクロかがはっきりしない、重要人物が終盤まで初登場で登場してくる、終盤まで真犯人は不明……と、終盤まで真相が見えず、ヤキモキさせる巧みな脚本と、視聴者の心をわしづかみにする2大女優の演技力に(助演たちの演技も負けず劣らずの、とんでもなさ!)、まぶたをこすりながらも、止まらない、やめられない。人によっては物足りなさを感じる人もいるかもしれないけれど、そのへんのミステリースリラーに終わらない、想像の斜め上のオチが待っています。
「一気見して徹夜」という“代価”を支払う価値のある作品ですよ~。

次はその理由を説明していきますね。

 

ここから一部ネタバレがあります。

告白の代価:チョン・ドヨンとチン・ソンギュ

ユンスがアートの仕事に就いているということで「ヒッピー風の衣装を取り入れてみようと」との案を出したというチョン・ドヨン。右はユンスの無実を証明するために奔走するチャン・ジョング弁護士(チン・ソンギュ)。彼、ほんの少しだけチソンに似ている……?

3.“究極の選択”に前に人はどう動くのか

告白の代価:パク・ヘスとチョン・ドヨン

ユンスの容疑者と決めつけている検事ドンフンによる取り調べ。人は見たいものだけを見ようとし、読みたい物語どおりにしか出来事を読み取らない」ということを体現している

告白の代価:移送中のキム・ゴウン

移送中のウン。あいからず能面のような表情

ストーリーの解像度をあげるために、もう少しあらすじを説明します。

美術教師のユンス(チョン・ドヨン)は、版画家の夫ギテ(イ・ハユル)と愛娘ソプと幸せな結婚生活を送っていました。ある日、ギテがアトリエで何者かに殺害されます。夫を亡くして衝撃を受けているはずのユンス。しかし、彼女は事件後もヒッピーのような派手な服を身に付け、友人や生徒たちの前では気丈にふるまい、笑顔を見せていました。そんなユンスに対して強い疑念を持った検事のドンフン(パク・ヘス)の強硬な追求により、ユンスは犯人と断定され、拘置所に送られてしまうのです。

一方、勤務先の歯科医夫婦を殺めた罪で現行犯逮捕されたウン(キム・ゴウン)は、何事にも動じず、淡々と取り調べを受け、そして拘置所へ。拘置所内の懲罰房で隣室同士になったユンスとウン。そこで、ウンはユンスにある取引を持ち掛けます。

「私が夫を殺したと自白してあげる。その代わり、私が殺せなかった人間を殺して」

告白の代価:キム・ゴウン

取り調べを受けるウン

告白の代価:チョン・ドヨン

面会室のユンス


後日、約束通りウンは、ギテを殺害したのも自分であると自白。この証言によって、ユンスはGPS足輪での監視付きで自宅に戻ることが許されたのでした。
そんな中、歯科医夫婦の一人息子が何者かに殺害される事件が起きます。ユンスウンとの約束を果たすことができたのか? 果たして、3つの殺害事件の真相は……?

序盤のストーリーを聞いただけで胸がザワザワしますよね~。夫殺しの濡れ衣を着せられて絶望するユンスに、ウンが持ちかけたのは……自らの無実を証明するためには殺人者にならなければならないという、とんでもない悪魔の提案。断っても承諾しても殺人者になることは避けられない“究極の選択”を前に、人々はどう動くのか。それが本作を貫くサスペンスの屋台骨です。

「ユンスは本当に夫を殺してないの?」「本当の犯人はウン?」「提案はユンスを陥れるためのワナ?」など、嘘と真実と疑惑が無軌道に現れる展開に震えつつ、手に汗握っちゃってください!


このほかにも、主演級の豪華俳優が「え!」「まさか……?」「こんな役で!?」と思ってしまうような衝撃的かつ雑(←言い方)なシーンもたくさんあるので、瞬きせずにご覧ください(笑)。

4.神の采配ともいうべきキャスティング

さきほど、本作の主演は再キャスティングされたものとお話しましたが、このキャスティングは、神の采配というぐらいに奇跡の組み合わせでした。チョン·ドヨンとキム·ゴウンがタッグを組んだことで作品は華々しい復讐劇から、冷たくて、重くて、それでいて燃えるようにアツい上質なスリラーへと変貌と遂げたんです!

むき出しの感情を振り回して、まわりの心を揺さぶるチョン・ドヨン。無表情で淡々と発する言葉のナイフで、周囲の人々の心を静かに、そして鋭く突き刺していくキム・ゴウン。無実を叫ぶ美術教師と鑑別所の魔女という、対極の2人が対峙するシーンは画面越しでも息苦しくなるほど。ヘビVSマングース、ヤマタノオロチVSケルベロスの対決かと見まごうほどの“演技デスマッチ”が、視聴者を沼底へと引きずり込むのです。



告白の代価:チョン・ドヨン

毅然と取り調べを受けるユンス。実は、当初は容疑者になるとは微塵も思っておらず、警察や検察にも好意的だったのだが…

告白の代価:キム・ゴウン

刑事や検察が恐れるほど、事件の様子や動機を話すウン

さらに、2人の間に割って入ろうとするドンフンを演じるパク・ヘスの存在も見逃せません。制作発表会では、「偏執的なほどにユンスに執着している。その動機を探ろうとしながら、シーンごとに“真剣なラブロマンス”だと思って演じた」と爆弾発言をしたパク・ヘス。ユンスとウンへの追及の手をゆるめない執念の検事を、“メロ演技”で表現し、狂気の三角関係のような泥沼の戦いを繰り広げました。

「そんな理由で?」「いい人すぎない?」「ひどすぎる……」など、3人以外にも、いたるところで無差別の演技デスマッチが行われているので、一気見してもアドレナリンが出まくって、眠気が吹き飛ぶので安心してください。

5、ただの復讐スリラーではなく、社会派ドラマの側面も

告白の代価:チョン・ドヨン

報道でも大きく取り上げられ、夫殺しの妻として知られてしまい、一斉に非難されるユンス

本作が印象深い理由は、犯人探しやどんでん返しを見せるだけの物語などではなく、“極限状態での共犯関係”を丁寧に描いているから。ユンスとウンの関係は「女同士の友情」なんて言葉では片付けられないほど複雑に絡み合っています。利用し、疑い、それでもお互いしか頼る相手がいないという、ある種の歪な信頼で結ばれた唯一無二の関係。
ふと目線があっただけで、よくわからない緊張が走ります!

また、ストーリーでは司法制度の不条理や、極限状態での女性の対立、そしてシスターフッドに切り込んだ社会派ドラマという側面も。

歯科医夫婦殺害理由を、「嫌がらせを受けたから」と語るウンを、大衆は“魔女”と呼びました。つまり、自分たちとは完全に違う存在・魔女だと決めつけ、「人ではないのだから痛めつけてもいい」と叩くんです。スケープゴートかのように。
同様にユンスも社会の偏見の餌食に。彼女は美術教師ゆえに、色鮮やかな衣装を身に付けることが多いのですが、夫が殺されても弱々しくならず、派手なファッションを貫いている。そんな彼女に世間は疑いの眼差しを向け、騒ぎ立てます。良き妻や良き母を求める社会の偏見ユンスを追い詰めます。

さらに、正義のため、客観的に捜査をする立場であるはずの検事・ドンフンでさえ、偏見に満ちていました。「夫を殺されて笑う女などいない」「彼女は怪しい」。直観だけで証拠を組み立て、ユンスを鑑別所に追い込みました。

告白の代価:パク・ヘス

ユンスとウンが入れられていた懲罰房までわざわざ捜査をしにやってくる検事ドンフン

告白の代価:チョン・ドヨン

実況見分をさせられているユンス


まちがった正義や、思い込みや偏見が、誰かの人生を破壊する恐ろしさ。
自分の言動に責任を取る者、自分の過ちを認める者があまりにも少ない現実。

それって、あまりにも理不尽ですよね? 主演たちの置かれた状況を通じて、「みんな、自分たちの視野が狭いってこと自覚してる?」と社会を痛烈に皮肉っているあたり、耳が痛くなりつつも痛快でした。

もうすぐゴールデンウイーク。奇跡の演技デスマッチ、復讐劇・サスペンス・スリラーでもありながら、社会派ドラマの重厚さもあわせ持った本作で贅沢に夜更かしするのはいかがしょうか。 

『告白の代価』の視聴はこちら

告白の代価:チョン・ドヨン
告白の代価の視聴はこちら | Netflix 公式サイト

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