撮影現場でウワサのドラマをピックアップ! 今回は、バイラ随一の韓ドラ好きオンニたち、スタイリスト 池田メグミ&ライター 陶山真知子が、会話劇に笑い転げる「タッカンジョ」をレビュー。

スタイリスト 池田メグミ&ライター 陶山真知子
ライター 陶山真知子(左)●推しと、その友達らが無防備な姿で料理するKバラエティを観るのが至福。
スタイリスト 池田メグミ(右)●日々韓ドラとK-POP界隈をパトロール。時間を見つけては渡韓し、聖地巡礼。
今月は 「タッカンジョン」が話題!

Netflixシリーズ「タッカンジョン」独占配信中
謎の機械で娘が一切れの唐揚げに!? 死に物狂いの会話劇に笑い転げる!
陶山 韓国の実力派俳優が次々と強烈なキャラクターで登場する本作。ある日、モドゥン機械という小さな会社を営む社長チェ・ソンマン(リュ・スンリョン)と、インターンのコ・ベクジュン(アン・ジェホン)のもとに謎の機械が届く。チェの愛娘ミナ(キム・ユジョン)はドラマ開始10分そこそこで機械によって一切れのタッカンジョン(甘辛ソースの唐揚げ)になってしまうという衝撃(笑)。
池田 ミナに思いを寄せるコ君が「ミナさんにはゴマが三粒ついている」とか、冷蔵庫に入ったタッカンジョンに「寒かったろう」とお布団(ティッシュ)をかけたり。突飛なセリフや絵面にどういうマインドで観ればいいのかと戸惑いながら……。
陶山 なにごと!?って気持ちのまま、1話約30分という短さと展開の早さもあって、私はついイッキ見。
池田 そもそも会社に届いた大型のロッカーのよう機械がカオスの根源。差し入れのタッカンジョンを持って父親の会社に立ち寄ったミナ。何も知らず、機械の中に入った彼女はタッカンジョンに。事態に困惑するコ君は、中に入った人が何か言葉を発するとその姿に変身させてしまう機会では⁉と考える。彼女を案じつつ、機械に入った彼が「チャ・ウヌ‼」と叫んだシーンは語りつがれる神回。
陶山 韓国のワールドワイドスターの名前が飛ぶ小ネタも我らの喜び♡
池田 父親とコ君がミナを元の姿に戻すために必死に奔走するコメディだと思っていたけれど、笑いの中に現代社会を風刺していたり。
陶山 あちこちちりばめられた演出は韓国エンタメを称えながら、ちょっと深くて刺さる場面も。あっという間の会話劇はぜひ字幕で!
イラスト/ery ※BAILA2025年4月号掲載 ※配信情報は記事掲載時点のもので、変更になっている場合や、配信が終了している場合があります。
























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