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京都の美しさに潜む、没頭必至の美術ミステリー、『異邦人』

皆さんこんにちは!スーパーバイラーズの松浦なつです。

最近急に暖かい気候が続き嬉しい気持ち✨
私が住んでいる長崎県も先日までとても寒かったのですが…!
今はついお散歩したくなるような気候になってきました!
※花粉症なのが少し辛いところではありますが…

先日ブログでもご紹介した京都旅行。

久しぶりに訪れたお寺や風景に心癒される中で、思い出していたのが原田マハさんの小説『異邦人(いりびと)』です。

一度読み始めると、その世界観に心を奪われ、一気に没頭してしまいました!

京都の美しさに潜む、没頭必至の美術ミステリー、『異邦人』_1

物語の舞台は、震災後の東京と京都。

銀座の老舗「たかむら画廊」で働く一輝と、美術を心から愛する妻・菜穂が主人公です。物語は、身重の菜穂が家族の勧めで京都へ滞在するところから始まります。

最初は「早く東京へ帰りたい」と思っていた菜穂ですが、次第に京都の底知れぬ魅力に取り憑かれ、東京での生活が遠のいていきます。
そんな中、彼女はある一枚の絵に心を奪われます。それは、無名の若き女性画家が描いたものでした。

その才能に夢中になり、その女性との出会いが物語を少しずつ、大きく動かしていきます。

表紙に描かれたエドヴァルド・ムンクの『月光』も、この物語を象徴しているかのようです。月光に照らされた女性と、そこに浮かび上がるもう一つの影。それはまるで、人の内面を照らし出しているかのようにも見えます。

京都の春から冬へと移ろう季節の美しさと、のめり込むような物語の展開。
読後には不思議な余韻が残る、特別な一冊でした。

少し現実世界から離れて物語に没頭したい、という方にぜひおすすめしたい1冊です。
お仕事が忙しい時期こそ、こういった別世界に入りこむ読書の時間があることで、心が穏やかになる気がします…!

※いつも好きな本を見つけると本の舞台になった場所で本の写真を撮ったり、
 小説の中で登場したものを食べたり、購入することがマイブーム。
 また京都に行く機会があれば、京都の風景と一緒に本の写真を撮りたい!📚


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