人生なんて、あっという間
『限りある時間の使い方』 オリバー・バークマン(著),高橋璃子(翻訳)/かんき出版
こんにちは、大和田幸恵です。最近読んだ本で心に刺さり、改めて日々の生活を見直すヒントになった本を紹介したいと思います。
人生って長いよね、って思ってるあなたに伝えてます
私がこの本を読んで一番驚いたことは、人生を週間で表すと、人生は4000週間しかないという事実でした。これを短いと思うか長いと思うかは人それぞれですが、私には1週間2週間という時間は予想以上に早く過ぎていき、4000週間なんてあっという間だと思いました。
時間が過ぎるのを早く感じる理由はあなたが忙しいから
毎日電車に揺られ朝から夜までやることがたくさん。忙しくてもやりがいがあるので楽しい、、、でもやりたいことがいつまでも先延ばしにされて出来ていない。そう、まさに私のことでした。
この本に書かれている内容はまさに現代人の生活
毎日、to doリストに並べられたことを達成してもまた新たなto doが舞い込んでくる。ライフハックを駆使しているのになぜか疲れている。効率よく動く、生産性を上げる、それが正解だと思っている。
お金を稼ぐ上で時間管理は重要なことかもしれませんが、それに追われていると本当に大事な問いが見えなくなる、とこの本では説いています。
また、限られた時間の中で効率的に時間をマネジメントをすることに焦点を当てる本が多い中、この本は限られた時間をいかに過ごすかということに焦点を当てています。時間がいつまでもあるという幻想、先延ばしするほどあなたは忙しいのだろうかという問い。
時間の作り方についても実践できる方法とは
▷ 時間の解決、ヒトの習性を理解
人はどうにかして達成したい、限られた時間の中で効率的にたい。しかしそんなものは捨てよう!
・全てできると思わない
・諦めを捨てる
・やりたいことは後回しにしない
簡単なようで難しい。時間は長いようで、思っているより短いのです。
その短い中で流れてきた作業と向き合うより、あなたの中で何が幸せかを考えてみることが重要。
・友人と食事に行く
・久々に実家へ帰省する
・大事な人と時間を共有する
・趣味に没頭する
▶︎幸せとは
人によって幸せの定義は異なりますが、人は1人より2人の方が気持ちを共有でき、泣いたり笑ったりすることで幸せを感じます。
私の幸せを考えてみると
・ペン習字する時間 『無心になれる』
・花を愛でるひととき 『毎週お花屋さんへ行く時間が好き』
・マシーンピラティスで身体を動かす 『団体行動が苦手な私にとって、1人で向き合うことが大事なんです』
・アートに触れる 『お気に入りのスポットへ足を運ぶと心と体が癒される』
中でも、好きな人と会うことがより幸福度が高いです。
欲張りですね。。
さいごに…
私なりの解釈ですが、この本は大事なことに時間を使えていますか?とあなたへ語りかけてくれる本だと思いますよね。