すっかり秋も通り過ぎて冬本番になりましたね🍁
こんにちは!スーパーバイラーズの清水麻衣です。
今回は、最近読んだ本についてブログを書いていこうと思います★
最近、仕事で責任のあるポジションを任せていただいたり、今まで経験してないけれど、進めていかないといけない場面になる事が多く、そんな時だからこそ、目に留まった本になります。
もし何か仕事で悩んでいたり、頑張りたいけど何か助けになるものが欲しい時に、この本を手に取ってみると新しい気づきがあるかもしれません。
Book
こちらの本になります。まず私は結構直感タイプなのでタイトルが気になって手に取りました(笑)本当に仕事ができない自分が嫌で答えを探そうとしていたんだなと分かりますねw
今回この本を読んでみて、私が感じた事がいくつかあるのでそれを文章の言葉を引用しながら綴っていきたいと思います。温かい目で見てもらえると嬉しいです。。。
スキルとセンス
この本を読んで一番最初に私が立ち止まった文は【「役に立つ」はスキル、「意味がある」はセンス】という文でした。この意味がしばらく分からなかったのですが、わかりやすく事例を出してくれたりしているので、自分ゴトとして考える事が出来ました。確かに、仕事ができるようになりたいと漠然と思っていて、真っ先にやろうと思う事って、私の場合は、英語の勉強だったり、ITのスキルの向上だったり、、、そちらばかりに目が行きがちでした。
もちろんそれはそれで大事な事だと思うんです。でも一つの考え方として、スキルとセンスの考え方があって、、、そこはなるほどと思えました。
センスって人によって捉え方が違うものなので、とても難しい考え方だと思いますが、仕事でいうと、単に「役に立つ」という事よりも、「意味がある」とはその人ならではの今までの経験や考え方で成しえる仕事なんじゃないかと私は捉えました。
皆さんはこのスキルとセンスの違いどのように捉えますか?
バイネーム
著者の方が述べている文で一番今の私にしっくりくる文章がありました。
【状況に関わらず、「人に頼りにされる」ということなんじゃないかなと思う。つまりバイネームで「あ、山口さんだったら大丈夫だ」とか「もう山口さんじゃなきゃダメなんだ」とか。この人だったら大丈夫、どうしても必要とされているという状態が人として仕事ができているということです。】
この文章にはビビッとくるものがありました。感覚派の私にとっては、とても分かりやすく、こういう状態って今の私がなりたい姿だ!!って思えたんです。この本にも例えで書いてありましたが、何かチームを組むとなったときに、この人と同じチームになりたいなって思う人っているなあと(笑)
それは社会人になってからだけではなく、小学校の時からそういう場面ってあったなあと。。何かと小学校、中学校、高校ってグループを作る事が多いですよね。掃除や給食当番、体育祭、文化祭、修学旅行とか、そういう時にこの子がいると安心だなとか、楽しいなとか。社会人になってからの感覚と学生時代って少し違うかもしれないけど、この感覚わかるなぁってすごく思いました。
これって自己評価はできないけど、そう思われるような人でありたいなって私は思います。
↑会社に行く前の私の姿です。こんな事を思いながら仕事に向かう自分も残しておきたいな!
work as a part of life
ワークライフバランスという言葉が最近はよく世の中に出ていると思いますが、私も会社でよく耳にしますし、今後結婚、子育てを考えるBAILA世代にもこの言葉はなじみがあると思います。
この本の中ではこのように表現されています。
【仕事の上位に自分のライフがある。仕事ができる人には、仕事人である以前に一人の人間、生活者であるという意識が伝わってくる人が多いように思います。】
私は、この文章にも深く共感しました。workとlifeを切り離して考えるのではなく、一人の人間である事、そして生活の延長線上に仕事があり、どちらも同じ一人の人の人生の中の営みであるという考え方はとても豊かな考え方になるし、目の前の事で切羽詰まりがちな時も、それもまた人生の一部であるというとらえ方はアリだなと思いました。ちょっと哲学的?になっちゃったかな・・・
work as a part of lifeっていいなって素直に思った私でした。
人間の「矛盾」
これは衝撃的だった事になりますが、、、こんな事がこの本では述べられています。
【矛盾が矛盾なく同居しているのが人間ですよね。そんなに首尾一貫した、言い換えればつるりとした人はいない。】
【基本的に「破綻している」のがデフォルトの人間の状態ですよね。】
例として、警察官なのに万引きしたとか、学校の先生なのに痴漢、という例が挙げられていました。犯罪は犯罪ですが、確かにきれいごとばかりじゃない世の中、ここでいう「つるりとした人」っていうのは実はいないという衝撃の事実。だからこそ人間は人間らしいし、そういう事をわかっている人の言葉は強いという事が述べられていました。「仕事ができる」とはどういことか?という本の題名とは少し離れているように見えましたが、まずは仕事人の前に一人の人間であるという事を考えるとそこもつながってくるなと思えたし、人間力の世界なのかもしれないと私なりに解釈しました。
私は社会人になるときに「人間力」のある人になりたいという事を言ってきました。その時は右も左も分からない社会に出た事がない小娘が一生懸命考えて出した言葉で、今でもそれは生涯の課題ですが、人とのかかわりの中(家族、友達、同僚、先輩、上司、応援してくれる人)で身に着けていくもので、必要とされる人になりたいと改めて考えさせてくれたなと思えました。
Fin.
どの本にも言える事ではあると思いますが、自分の状況やその時々の感情次第で、本の受け取り方は違うと思います。なので、今回思った事、心に響いた言葉は次、本を開くときには違う感じ方をするかもしれません。それもまた本を読むことの楽しさなのかもしれないですよね。私は普段からあまり本を読む人ではないので、たまに何かに頼りたいときや、インプットしたいときに本を手に取ります。ジャンルも様々で、前はエーリヒ・フロム著「愛するということ」という哲学書なんかも読みました(笑)それもまだ読み切れていないのですが、読むときの状況で全く響くものが違うと感じる本です。
皆さんのおすすめの本なんかも知ってみたいなと思いました★
最後まで読んでくださりありがとうございました!
↑本とは関係ない写真ですが、前向きになれる綺麗な海と空があって、お気に入りの一枚です💛